2018年2月20日火曜日

狂気の沙汰ほど面白い



今日も他府県へ出張へ行っていました。
そんな私の移動の間の強い味方がAmazonプライム。
別に宣伝するじゃないですけどね、映画好きの私としては嬉しいサービスです。
結構映画の本数も多くて、重宝しています。

今日は映画『シャイニング』を移動中に観ていました。
有名な映画ですね。

※ちなみに『シャイニング』の内容についてのネタバレはこの記事には無いので未視聴の方もご安心を。

以前にも観たことはあったのですが、久しぶりに見返したいと思い視聴。
流石は名作。やはり面白い。
原作がスティーブン・キング、監督がスタンリー・キューブリックですからね。
このタックで面白くないはずもありません。

ジャンルとしてはホラー映画として分類されることが多い『シャイニング』ですが、
霊的なホラーというよりも『サイコホラー・サスペンス』的な面の怖さがメインであると思います。

ホラー要素ももちろんあるのですが、この映画で描かれるのは『狂気』。
その狂気をジャック・ニコルソンの怪演が見事に表現しています。

この『シャイニング』をはじめ、ヒット作や名作に挙げられる映画の中には『人間の狂気』や『むき出しの本能』『反社会的な欲求』を扱ったものが多くあるような気がします。

ヒッチコック監督の『サイコ』を筆頭として、
ブラットピットの代表作の一つ『セブン』、
シリーズ化された『羊たちの沈黙』、
これもスティーブンキング監督ですが『ミザリー』、
個人的には『時計仕掛けのオレンジ』『エスター』なんかも好きです。

どうして人は『狂気』や『反社会的な欲求の解放』に惹かれるのでしょうか。

それは、社会で生きてゆく上では抑圧されがちな側面であり、しかし同時に生き物としての本質的な部分でもあるのでしょう。
抑圧を強いられている部分への解放の欲求を、映画や物語という非現実を通して感じられるという効果もあるのでしょう。
カタルシス効果というやつですかね。

私はカウンセリングというものの特質性でもあり仕事柄、
人の本能的な感情や、普段は表に出さない深層的なものなど、一般的にはネガティブなものと分類されるものに触れることも少なくありません。
そして私は、それらに対して時に感動や生物としての強さ、根源的なエネルギーを感じ、
そこに問題の解決やより良い変化への期待を感じます。
だって、そこにこそ根源的な欲求や本質が表現されており、生き物の前へ向かおうとする力が最も発揮されているためです。

本来備えているのに、社会的には出し辛い。
だが確かに備えている本質的な部分。

そういったものを自由に表出できる場というのが、心理カウンセリングとしての一面でもあると思っています。
必要だけれども抑圧することで生き辛さを感じているのであれば、
場所を選んでそれを処理する場所が必要なのかもしれません。

人間のありのままを確かめ、認め、尊重する場所として。
そんな場所であれたらと思います。


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2018年2月19日月曜日

2月のキャンペーン、ご好評いただいております


名古屋 栄カウンセリングでは、2018年2月のキャンペーンに、
『アフターフォロー・キャンペーン』として、当カウンセリングルームの最終ご利用日より1年以上を経過したお客様を対象に、カウンセリング料金の1,000円割引を実施しています。

該当の方にはメールでお伝えもしておりますが、
たくさんの方からお問い合わせを頂いております。
どうも有難うございます。
数名の方には、混雑の為に予約時間の調整のご協力をいただき、誠に感謝しております。

心理カウンセリングは、悩み事や問題を抱えた方がお越しになることが大半です。
そして、カウンセリングを通して解決や、何かしらの終結があり終わってゆきます。
とはいえ、人生に悩みは尽きないものです。

一つの悩みが解決してもまた違った悩みが出てくることもあるでしょう。
または、一旦収束したものの、根本解決ではなかった問題が再浮上してくることもあります。
更に、解決に至らなかった問題を、少し時間を置いて再度取り組むということもあるでしょう。

そんな時、以前に関わらせて頂いていたカウンセラーであれば、
また一から話を聞いてゆくのではなく、その方のことや問題の経緯をよく知っているという前提で関わらせて頂くことができます。

私が思い描くカウンセラー像とは、
一つの問題に限って解決のお手伝いをする、一時的・対症的な存在ではなく、
一度関わらせて頂いたのなら、その後もその方の人生に必要として頂けて、必要なタイミングで寄り添える。
そんな長いお付き合いであればと思っています。

実際、もう10年以上のお付き合いになるクライエントさまも少なくはありません。
人生の中での大きなテーマに対して、長い時間をかけて取り組んでいる方もいれば、
人生の中で問題が起きるたびに私を思い出して相談に来てくれる方もいます。
他にも、問題がなくても定期的に『メンテナンス』と称してご自身を振り返る機会として継続していただいている方も多数いらっしゃいます。

本来カウンセリングというものは、いつでも、どのような時でもクライエントさまにとって有意義となるきっかけや刺激として機能できる役割であることが基本であり理想だと考えています。

今回のキャンペーンでは、最終利用から1年という限定的なものではありますが、
期間に関わらず以前の利用者の皆さまと再会できることを願っています。

思い立った時に、私たちの顔を思い出してもらえれば幸いです。

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冬季オリンピックをつい見てしまう


さて、久しぶりの更新となりますが、最近の話題を一つ。
何をおいても冬季オリンピックですね。

連日ニュースやテレビでは選手たちの活躍が伝わってきます。
私はウインタースポーツ全般に関して全くの素人です。
スキーもやったことがなければスケートは小学校の時に校外学習で少し体験しただけ。

普段興味もないのにミーハーな、と言われてしまえばごもっともなのですが、そんな私でもオリンピックという機会となるとやはり興味が湧いてくるものです。

特に今回の冬季オリンピックでは、韓国と北朝鮮が統一チームとして実現するという、歴史的にも大きな意味を持った大会になったのではないでしょうか。
そんなオリンピックの醍醐味の一つとして、
様々な国が境界線なく競い合う、というのがあります。

普段も世界大会などはありますが、規模の大きさという意味ではやはりオリンピックというのは特別な印象があります。
中継を見ていても、あまり馴染みのない国の選手やその応援の様子を通して、イメージが曖昧だったその国のことが少し知れたような、そんな新しい発見もあります。

そんな様々な国が一つになり、選手を称え、時に喜び合い、時に悔しがり、大いに盛り上がる。
このような機会は、国同士の相互理解や国交にとっても大切なものなのだと感じます。

セラピーの世界でも、医療、芸術など色々な領域の理想として『国境なき』というフレーズがありますが、
スポーツというのは、国境という概念を超える可能性に、期待と現実感を感じさせてくれます。

そんなところも、オリンピックの魅力としてあるのかもしれませんね。


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