最近SNSで紹介されたきっかけで話題になったそうです。
岐阜県郡上市にある真宗大谷派・願蓮寺のご住職が境内の掲示板に毎月掲げているお言葉。
「おまえも死ぬぞ 釈尊」
確かにインパクトのある言葉でハッとしてしまいますね。
ですが言葉の意味としては、
生きることだけが人生と思いがちだが、死ぬことだってまた人生。だからこそ今を大切に生きなさい。
といった感じでしょうか。
お釈迦様のありがたい金言ですね。
SNSきっかけで話題になったこのお寺ですが、実は掲示板に格言を掲げているお寺は多くあります。
私も子供の頃に通学路や近所のお寺の前を通る時に、この格言を見るのが楽しみでした。
そもそも仏教というのはその名の通り『仏』の『教え』ですから、ためになる言葉がたくさんあります。
法事の時などは、読経の後のお坊さんのお説教・お説法が楽しみでもありました。
説教や格言というのは、時に千の慰め言葉よりも心に響くことがあります。
落ち込んでいる時や人生に迷っている時に、掛けられた一言がその後の人生の指針となることだってあります。
心理カウンセリングでも、そのような『言葉』を求められることもあります。
勿論求められればお応えはしますが、難しいんですよね。
しっくりくる言葉、感銘を受けた言葉というのは、人から与えらて感じるものではなく、
自分の中にある『言葉にならないもの』を上手く表現してくれるものなのだと思います。
そして、気持ちが通い合った時に初めて、心に響く言葉がお伝えできるのです。
言葉は生きものです。
鮮度があり、タイミングや人も選びます。
そんな言葉を通い合わせられたら、きっとカウンセリングは上質なものとなるでしょう。
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