2017年7月30日日曜日

心の健康診断


明日は私の車の車検があります。
とはいっても、業者さんに任せっきりにしてしまうので私は楽なものなのですが。
しばしの間、愛車に乗れないというのは少し寂しいものがあります。
とはいえ、こうして定期的に自分の車のメンテナンスをするのは、日々の事故防止に大切なこと。

そしてこれは、カウンセリングにも同じような活用方法として挙げられるのではないかと私は思っています。
カウンセリングというと、何か悩みや困り事があったり、課題を解決する時に利用するもの、というイメージがあるかもしれません。
確かにそういう一面もあります。
しかし、困った時だけしか利用してはいけないものでは決してなく、
自分の『心の健康診断』という活用の仕方もあるのではないかと考えます。

定期的にカウンセリングに訪れ、
今の自分の状況、ここ最近の身の回りの出来事や変化、心の状態 etc……。
そういったものを、カウンセラーと共に、丁寧に話しながら整理していくことで、
気持ちの整理や、これから先に悩みになるかもしれない事に早期に気づくこともできます。
そうでなくとも、

「自分は今のところ安定しているのだな」
「自分の心は今健康に保てているのだな」

そういった確認ができる機会ともなります。
実際に私のルームにも、初めは悩みを抱えて通ってくれていた方が、その悩みが解決した後も定期的にメンテナンスとして、自分の状態を振り返るための時間としてカウンセリングを利用されている方も少なくありません。

自分の事だけを考える時間。しかも専門家と共に、自分の為だけの時間というのは、普段なかなか作れるものではありません。
そういった機会としても、カウンセリングは心の健康維持として有用なのではないでしょうか。


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2017年7月29日土曜日

行列に並ぶ心理


今日も仕事で栄に出ていたのですが。
この時期、そして今日は土曜日ということもあり、色々な所でイベントもやっていたようで、どこも随分と人で賑わっていました。
そして帰り道にも、色々な店に長蛇の列をみかけました。
店の外まで並び、手にはタオルで汗をぬぐっている人たちを眺めながら、
「さぞや暑いだろうに」と私まで汗ばんでくるような気がしました。

それでも並ぶ心理とは一体何なのでしょうか。
日本人は並ぶのが好き、と言われていますが、そこにはいくつかの心理学的な説明ができます。

教えて欲しいですか?
知りたいですよね?
でも、どうしようかなー。
教えようかな。
やっぱりやめておこうかなー。




……安心してください。別に私がおかしくなったわけでも、嫌な奴になったわけでもありません。

こんな風に、渋られると知りたくなってしまう事ってありますよね。
これも一つの、『並ぶ心理』の答えにはなるのではないかと思います。

『希少性の原理』などと言われますが、
人は、価値があったり、なかなか手に入らないものに対して、購買意欲が上がるという結果があります。
まさに行列というのは、
「多くの人が欲しがっているならば、並ばないとないと手に入らない!」
そんな希少性をくすぐられる部分もあるのでしょう。

他にも、『バンドワゴン効果』といって、
多くの人が求めているものが自分も欲しくなる。
そんな心理の裏には、流行しているものや、皆が良いと思っているものに対する安心感もあるのでしょう。
「みんなが並んでいるお店なんだから、きっとみんなが良いと言っているのだろう」
そんな気持ちが働くと、行列に並ぶこと自体が良いものを手に入れているという快感に繋がるというのも考えられます。

そして最後に、日本人特有というところで言うなら、
『同調行動』も挙げられるでしょう。
他の人と同じ行動をとることで安心するという、いかにも日本人らしい心理も影響しているのかもしれません。

こんな風に、行列というのは様々な要因があり我々の心をくすぐるようです。

最近はこういった心理学的な効果を、マーケティングなどにも活用している企業も多いようで、我々は日常ついついそれらの思惑に乗せられているのかもしれませんね。


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2017年7月28日金曜日

車幅感覚と対人感覚


さて、実は私は車の運転にあまり自信がないのですが、
その理由として、『車幅感覚』というやつががよく分からないというのが理由の一つにあります。
そこで、車幅感覚を身につけるためにはどうすればいいのか、を調べてみたところ。
その中に一つ興味深い対策がありました。

それは、実際の車の車幅の正確な数値を知り、自分の身長など、身近なもので比べてみることで実際の長さを感覚として 身に着けるという方法。
例えば、
「車幅が170cmであれば、大体自分の身長と同じぐらいだな」
などといったことですね。

なるほどこれは確かに分かりやすい。
そうすることで、曖昧だった車幅の感覚が、少し具体的な数字として実感できるようになるかもしれません。

この方法を知ってみて改めて思ったのが、
やはり人は、未知のものや確認することが難しい事に対しては、
自分の身近なものや、これまでの経験など、自分自身が持っているものをフィルターとして通して、自分の世界でものを見ているのだな、ということ。

それはつまり、『価値観』や『考え方』、総じて『認知』と呼ばれるものになります。
つまり我々は、様々な出来事や現象を、ありのまま受け止めるのではなく、自分の認知を通して理解しようとしていると考えられます。

便利な機能ではあるのですが、
これによって起きる人間関係のトラブルもあります。
いわゆる『すれ違い』や『誤解』。
「わかってくれていると思っていたのに」
「うまく伝わらない」
などはまさしく認知のズレによるトラブルです。

相手の話を聞く時や、起きた出来事を理解しようとする時、
頭のどこか片隅で構いません。

「これはあくまで自分の認知によって得ている自分だけの理解だ」 

そう意識することによって、他の人が違う理解をしたり、全く新しい発想が出てきた時に、柔軟に受け止められるのかもしれません。
私たちが『唯一の世界』だと思っているもの、真実だと思っているものは、
あくまで自分の認知を通した、自分だけの世界でしかありません。

人の数だけ認知があり、それはつまり人の数だけ世界がある。
そう考えると、多種多様な考え方や、様々な価値観なども認め合えてゆけるのかもしれません。


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2017年7月23日日曜日

信じるか信じないかは、あなた次第です


夏といえば?
海、祭り、スイカ……色々ありますね。
私はなんといっても、怪談です。
好きなんですよ、怖いもの。

昔は夏になると、テレビでは連日のように怖い話をやってました。
時代の流れなんですかね、減りましたね。
『あなたの知らない世界』とか、懐かしいなぁ。

どうして人は怖い話に惹かれるのでしょうか。
怖い話で涼しくなろうなんて、こじつけもいいところです。
怖い話はビクビクして毛布にくるまって楽しむものです。

人は、非日常を求めています。
日常の中に、「あるはずのない」「あってはならない」危険や恐怖を感じることで、安全を確かめて安心しようとします。

ジェットコースターも同じ心理で、我々の日常にほんの少しの危険を取り入れることで起きるアンバランスを楽しんでいる面もあります。

つまり人は、普通であること、安全であることに停滞すると、それを揺るがしてくれる存在を求めるということです。

わざと危ないことを冒険したくなったり、
少し危険な香りのする異性に惹かれたり。

もし、人生を生きていて、安定した日常に退屈したり、守られたルールから飛び出したくなったりする時があるなら、それは刺激を求めているのかもしれません。

しかしそれは、あくまで安定した現状を確かめようとする行為。
一時の刺激ならよいのですが、そのせいでせっかくの安定を手放してしまってはきっといつか後悔します。

刺激や危険を求めるときは、

「あぁ、今時分は満たされているのだな」

そう考えてみてください。

そうすれば、日常のありがたみが、失うものの価値が再確認できるかもしれません。
刺激や危険は用法、容量を守って、ということですね。


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2017年7月22日土曜日

マザコンの定義とは?


ネットを見ていて、『マザコン男子を嫌う女性』というトピックスと、それに対するネット住人たちのコメントを見ていて、面白い考察を見つけました。

日本では、過度に母親を大事にしたりすることを『マザコン』と敬遠されがちです。しかしアメリカでは、男性が母親を大事にするというのは、精神的に健全である、というアピールでもあるということだそうで。

例えば、
母親の話題をよく口にする、というのは「自分は家に母親がいる家庭で育った」ということで、つまり母子家庭などではなく、家族が揃った健全な家庭である、というアピールである。

そして、母親に対して愛情を示すのは「子供の頃自分は母親に愛されて育った」ということで、だから自分は愛情に満たされているので、人を愛することも出来る人間だ、というアピール。

そして最後に、母親を大事にしているというのは「家族である女性を大事にする」ということで、つまり恋人に対し、あなたが奥さんになった時に私はあなたを母親と同じように大事にしますよ、というアピール。

そんな、人間性のアピールという意図があるとのことでした。
その考察がどの程度根拠のあるものなのかはわからなかったのですが、
なるほどそういう一面もあるのか、と納得させられてしまいました。

この背景には、日本とアメリカの『親子関係』の違いもあるとは思います。
アメリカなど欧米は、子供に自立を促す文化が強く、
大人になってからも母親を大事にするというのも、あくまで自立した人間として、家族を愛しているという理解があるのでしょう。

一方日本は、どちらかと言えば親子の依存関係が強い文化ですので、
大人になってからの母親との距離感の近さというのは、未成熟な印象として映るのではないだろうか。
そんな考察も付け足すことができるのではないかと思います。

考えてみると、日本でいうところのマザコンとうのは、
母親に対する愛情が強いというよりも、
母親に依存して、自立していない男性のことを指している場合が多い気もします。

こんな風に、文化によって印象の変わる事って意外と多いんですよね。
カウンセリングの技術も、海外の発祥の療法が多く、日本国内でカウンセリングをする場合は、それらを少し日本人向けにカスタマイズする必要があると、常日頃から私も感じています。

文化の違いって、何気ない価値観や言葉にも表れるものなんですね。


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2017年7月19日水曜日

LOVE と LIKE の違いとは


カウンセリングをしていると様々な相談を受けます。
もちろん一人一人詳しく聞いていくと、相談の内容は違うのですが、大きく分けた時の相談の種類のなかに『恋愛相談』というジャンルがあります。
恋愛に悩む人は多いんですよね。 
そこで、ちょっと似合わない気もしますが、『恋愛感情』というものについて少し今日は扱ってみようかと思います。

よく聞くお悩みとして、
「人としては好きなのだけど恋人として見れない」
そんな風に言われる、というケースがあります。

所謂、『like』と『love』の違いというのでしょうか。
この二つの『好き』、いったい何が違うのでしょうか。

これはあくまで、私がこれまで色々な形の相談を受けてきた上での経験的な分析なのですが、
「人として好き」な相手というものは、自分に似た部分を持っていたり、親近感を感じる、そういった相手に対して感じることが多いようです。

逆に、「恋愛感情の対象として好き」は、自分とは違うタイプ、自分の持っていないものを持っている人に対して感じることが多いようです。

それはもっと深掘りしていくと、自信のコンプレックスが関係していったりするのですが、今日はそこまで深堀はしません。あくまで恋愛というカテゴリでのお話です。

人は自分に無いものを求める傾向というものが確かにあります。
ですが、同時に自分には無いものを、相容れないものとして拒否する場合もあり、そんな二律背反な性質があります。 
これらの性質を上手く利用して、恋愛感情を抱いてもらいやすくすることも可能かもしれません。
初めに挙げた例のように、
「人として好きなだけで恋愛に発展できない」
という場合ならどうでしょう。

ただ人として人として好きなだけでは終わらず、恋愛対象として見れる相手というのは、
ある程度、自分と似た部分を持ちつつも、自分とは違う側面も同時に持っている。
そんな安心感と意外性の両立に人は恋愛感情を抱くのではないでしょうか。

もし今、意中の人がいるならば、
まずはその人と共通部分を見つけて、親近感を相手に感じてもらえるとまずは人としての距離が縮まりやすくなるでしょう。
その上で、相手には無い自分だけの個性を見せる。
それが、相手と正反対な特徴であればあるほどギャップとなり、その意外性は特別な対象として見る目が変わってくるのかもしれません。

もちろん、その見せ方や伝え方にも工夫は必要でしょうが、
「相手との関係性をより親密にしたい」
「特別な関係になりたい」
そんな時の有効な方法の一つとして試してみてください。


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2017年7月17日月曜日

熱中症対策と心の健康対策の共通点


さてこの猛暑日が続く中、熱中症の話題をよく耳にします。
仕事や学校、家事など、どうしても日中動かなければならない方も多いと思います。
そうなると当然ながら、熱中症対策も怠るわけにはいきません。

水分をきちんと定期的に取る、というのはよく言われますが、
これは「喉が渇いたから水を取る」では遅いそうですね。
喉が渇いたと感じる時には、もう軽い熱中症は始まっているとのことで、水が飲みたいという欲求を当てにするのではなく、こまめに水分を摂取することが大切なのだそうです。

後は塩分補給も欠かせません。
私は汗をかいた後はタブレットの塩分補給などで対策をとっています。

と、心理に関係のない話になっていますね。
敢えて無理やりこじつけるわけではないですが(笑)

「喉が渇いたと思う時にはすでに体は水分を欲している」
 という部分でしょうか。
私は常々、『頭』よりも『体』の方が自分のことをよくわかっていると感じています。

例えば、「嫌だ」と思うことに対し、頭ではそれほど嫌だと思っていなくても、積み重なっていけば体が反応していく。
分かりやすいところでは、無自覚なストレスでお腹が痛くなったり、頭痛が起きたりなどですね。

我々は、自分のことを把握しているつもりでも、意外に把握できていない部分が多くあります。
その反面、体はきちんと自分の状態を把握できていることもまた多くあります。

なのでカウンセリングの中では、体の反応に注目してもらい、
「今、自分に何が起きているのか」
と体に意識を向けてもらうアプローチを私は多用します。

そうすることで、頭(思考)では気付けなかった自分の思いや感情に、繊細に気づくことができる。そんな効果があります。

心の状態も体調も、体に聞いてみるということです。
何か違和感を感じているのであれば、その違和感を『考える』のではなく『感じ』てみる。
すると、意外とシンプルな答えがそこには見つかるかもしれません。


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