夏といえば?
海、祭り、スイカ……色々ありますね。
私はなんといっても、怪談です。
好きなんですよ、怖いもの。
昔は夏になると、テレビでは連日のように怖い話をやってました。
時代の流れなんですかね、減りましたね。
『あなたの知らない世界』とか、懐かしいなぁ。
どうして人は怖い話に惹かれるのでしょうか。
怖い話で涼しくなろうなんて、こじつけもいいところです。
怖い話はビクビクして毛布にくるまって楽しむものです。
人は、非日常を求めています。
日常の中に、「あるはずのない」「あってはならない」危険や恐怖を感じることで、安全を確かめて安心しようとします。
ジェットコースターも同じ心理で、我々の日常にほんの少しの危険を取り入れることで起きるアンバランスを楽しんでいる面もあります。
つまり人は、普通であること、安全であることに停滞すると、それを揺るがしてくれる存在を求めるということです。
わざと危ないことを冒険したくなったり、
少し危険な香りのする異性に惹かれたり。
もし、人生を生きていて、安定した日常に退屈したり、守られたルールから飛び出したくなったりする時があるなら、それは刺激を求めているのかもしれません。
しかしそれは、あくまで安定した現状を確かめようとする行為。
一時の刺激ならよいのですが、そのせいでせっかくの安定を手放してしまってはきっといつか後悔します。
刺激や危険を求めるときは、
「あぁ、今時分は満たされているのだな」
そう考えてみてください。
そうすれば、日常のありがたみが、失うものの価値が再確認できるかもしれません。
刺激や危険は用法、容量を守って、ということですね。
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