2017年7月10日月曜日

めでたいのにストレス?


今年の夏は本当に暑いですね。
まだ7月も上旬だというのにここ数日は真夏日が続いています。
更に梅雨ということもあり、ジメジメとした不快指数も高く、ついイライラしてしまう人も多いのでは。
確かに気候というのは人の気分に影響を与える大きな外的要因です。

避けようのないストレスというのは厄介ですね。
しかし、人生には避けられないストレスというのがたくさんあります。

さるアメリカの心理学者が、人生におけるストレス値の高いライフイベントをランキングにしたものがあります。

『ストレスマグニチュード』というものですが、一部を紹介しますと、

1位:配偶者の死
2位:失業・雇用
3位:離婚・別居
4位:親族の死(ペット含む)
5位:刑務所等の施設
6位:怪我・病気
7位:結婚
8位:解雇・失業
9位:家族の健康上の変化
10位:退職
11位:妊娠
12位:配偶者との和解
13位:家族構成の変化


と、これ以降も続きますがこの辺で。
このランキング、納得できるところも多いのですが、ちょっと首をかしげるものも入っていますね。

『結婚』や『妊娠』というのは一般的には、めでたいイベントという扱いで、ストレス要因というには違和感を感じます。

ストレスというと、イコール悪い事と捉えがちですが、本来の意味は外部からの刺激全般を指します。

良い事だろうが悪い事だろうが、変化を伴う出来事にはストレスはつきものということです。

マリッジブルーなどはよい例かもしれませんね。

なのに、めでたい出来事に対してストレスを感じるのは良くないと考えて我慢をしてしまう人も多いようです。
周囲がそれを許してくれないというのもあるかもしれませんね。

出来事の内容に関係なく、本人がストレスと感じるのであれば、解消等の対処が必要です。

何がストレスなのか、それを決めるのは常識や周囲でなく自分自身です。


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