人生には様々な悩みがあります。カウンセリングでは様々な方のお悩みを聞きますが、それら悩みもいくつかに大別する事が出来ます。
その中で比較的多い悩みの中に『恋愛』というものがあります。
もちろんそこから様に細かく、十人いれば十通りの悩みとなるわけですが、やはり『異性にモテたい』というのは一つの普遍的テーマのように思えます。
さて、「モテる」とは一体どういう事なのでしょう。
美男美女はモテると当たり前のようにいわれますが、それは一体どのような基準なのでしょう。
目鼻口など顔のパーツの比率がちょうどよく配置されているのが整った顔立ちだ、と一言で言っていいのでしょうか。更には顔だけではありません、体型や髪形など気を配るべきパーツは数えだせばキリがありません。
そこでここでは、造形は一先ず脇に置いておいて、それ以外のモテる条件に注目してみたいと思います。
それは『清潔感』。
これは男女共に好感が持てる異性の条件としていつも上位に挙げられつつもその実態は曖昧なままにされている厄介なものです。ただ不潔にしておらず清潔なのと、『清潔感のある』は別物のようです。
ここで重要なのは『相手にそのように感じさせる雰囲気』。
極端な話、実際には不潔であっても清潔そうな印象を与えられればそれは清潔感を持った人になれます。
ではその正体とは一体なんなのか。
その答えのひとつとして『ノンバーバルコミュニケーション』と言われるものがあります。
直訳すると、『言葉以外のコニュニケーション』となります。
具体的には、表情、声の大きさ、しゃべり方、立ち振舞い、服装など、言葉の意味以外の相手に与える印象の全てです。
米国の心理学者メラビアンによれば、人は印象の90%以上をノンバーバルに影響されると言われています。
考えてみてもください。話している相手が頭をボリボリと掻きむしっているところを。
いくら体を清潔に保っていても、たとえ掻きむしる頭髪からフケが出ていなくても、
『不潔そう』と印象を持ってしまいませんか?
人の印象というのは案外曖昧なもので、事実とは無関係に影響を受けてしまうものです。
今回は『清潔感』というテーマでの話でしたが、人から嫌われやすい、怖がられる、生意気そうに見られるなどの、事実無根な印象に困っている人も実は理由があるのかもしれません。
その理由を知ることで解消ができますし、更に持たれたい印象を与えるノンバーバルを身につけることで理想的な自分を演出できることだって可能です。
人からどう見られるかで困っている人は、そんな発想を持ってみるのもいいかもしれませんね。
でも、稀代の名探偵や名刑事である金田一耕助やコロンボは頭を掻く癖があるけど、天才的な頭脳とだらしない所作というギャップもまた魅力のひとつなのだろうな、とギャップの魅力、いわゆる『ギャップ萌え』について調べてみようと思うたるみでした。
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