2015年5月1日金曜日

家庭の味vs一流の料理

今日の夕飯は家で肉を焼きました。
肉とはいっても肉屋で売っているそれほど高価でもないステーキ肉です。










写真写りで見る限りは、高級なお店で出されるプロの料理人が焼いた肉に比べるとおそらく味も落ちるのでしょう。
しかし、外で食べるよりも美味しくいただけました。
それはどうしてなのでしょうか?
今日はそんな話をしましょう。

『食べる』というのは人にとってとても重要な行為です。
生きる上での栄養摂取という意味だけでなく、『楽しむ』という意味を持つのは他の生物と人間との大きな違いなのではないでしょうか。
そしてそれは、ただ味が美味しいがそうでないかだけでなく、シチュエーションも関わってきます。

例えば話を戻すと、実は今日は結婚記念日でした。
外で食事も考えたのですが、たまには家でゆっくり過ごそうか、ということでお互いの好きな食べ物を集めてのディナーとなったわけです。
(だから伊達巻があるんですね。たるみは伊達巻が大好物です!)

そんな、自分にとって落ち着き、幸せを感じる中で食べる食事は、付加価値がつくことで普段より美味しく感じます。

他にも、『ランチョン・テクニック』と呼ばれる心理効果があります。
ビジネスのシーンなどでよく活用されるこの心理テクニックは、
共に食事を取りながらだと商談がスムーズに進みやすい。
という実に単純なものです。いわゆる『接待』というのも同じメカニズムでしょう。

つまり、美味しい食事を一緒にしていると幸せな気分になるのでポジティブな、建設的な話になりやすいということですね。
なので、仲良くなりたい時や頼み事をしたい時は食事に誘うと効果的ですよ。

このように、『食事』と『感情』というのは密接な関係にあり、
楽しい食事は美味しく感じる
美味しい食事は楽しく感じる

お互いが影響しあっているのですね。

いわゆる『おふくろの味』というのも、ただ味付けだけでなく子供時代の楽しい家庭の記憶が関係しているのかもしれませんね。

たるみ



 

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