12月31日。大晦日ですね。
皆様は如何お過ごしでしょうか。
私はのんびりと自宅で過ごしつつ、家の掃除をしたり、山積みの書類仕事をしたり、でもやっぱりのんびりしたり。
そんな多少気が抜けた大晦日です。
あと数時間で年が明けるわけで、今年一年を振り返ったりもしてみましょう。
毎年、日本漢字能力検定協会が今年の漢字を清水寺で発表していますが、今年は『密』とのこと。
貫主さんによると「密には、親しむという意味が含まれている。物理的には離れているが、心はしっかりしたつながりを持っていきたい」
との思いがあるとのこと。
納得です。これまで当たり前だった直接的な接触が敬遠せざるを得ない世の中で、心は繋がっていることの大切さを改めて感じた一年でした。
さてでは私の個人的な今年の漢字は、
『考』
にしたいと思います。
今年は色々なことを考えました。
仕事では、様相の変わったこの時代の中で今までと同じようには出来なくなってしまい、どのように適応してゆけばいいのか、そして何ができて何を諦めなければならないのかを試行錯誤して業務にあたってきました。また、カウンセラーとしての向上のためにこれまでは専門としてこなかった分野についても勉強することも多く、学びの年でもありました。
生活様式の変化や人との関り方といった個人レベルの価値観の再構築や、世相が与える人の心への影響力、コロナ禍によって浮かび上がった現代社会の問題にも考えさせられることが多くありました。
たくさん頭を使って考えてばかりで疲れた一年でもあると同時に、不自由に嘆くだけでなく柔軟な発想で乗り切ろうというたくましさを得れた一年でもあると思います。
来年はどのような一年になるのでしょうか。
できることなら、苦難が終わり元の生活が返ってくることを願います。
とはいえ元通りになることはなく、今年の経験は消えないわけですから、元の生活に戻ったとしても私たちはきっと以前以上に人との関りの温かみを感じられたり、当たり前に外出できることに幸福を感じられるのではないでしょうか。
皆様、よい大晦日をお過ごしくださいませ。
※名古屋 栄カウンセリングは、2020年12月31日(木)~2021年1月4日(月)の期間でお正月休みを頂きます。
お問い合わせフォームは稼働しておりますが、ご対応は1月4日からとなります。
ご理解頂けますようお願い申し上げます。