2016年7月7日木曜日
笹の葉ラプソディ
今日は7月7日、七夕ですね。
七夕といえば、短冊に願い事を書いて笹の葉に飾るという行事ですが、
年に一度しか会えない夫婦に願い事をするというのも何とも不思議ですが。
七夕については去年も謂れなどを記事にしてましたね
⇒七夕といえば、夏の大三角で白鳥座のデネブだけ仲間外れでかわいそう
願い事というものを皆さんはどのように捉えるでしょうか。
大別すれば、
「願い事が叶いますように」と祈ることに肯定派の人と、
「自分の願い事は自分で叶えるべきだ」という他力本願を否定する派と別れるのではないでしょうか。
私はというと、『願い事』肯定派でして。
とはいえ、神様が叶えてくれるというのはあまり期待していません。
信心がないわけではありませんが、やはり個人の願いを叶えてくれるほど神もミクロじゃないのでは、とそう思います。
なら何故願い事をするのか。
それは、『意思確認』だと思っています。
自分の願い事、望みを『願い事』として、明確に意識することとその意思を表明することで、願い事に対する意欲が高まると、そう考えます。
よく自己啓発系で、「目標を紙に書いて目立つところに張れ」なんていうのがありますが、
それも同じ効果だと思います。
願い事、つまり欲求というのは、内的なものに留めてしまっている時は、曖昧模糊で漠然としてしまいがちです。
明確でない目標というのは実現することが困難です。
だって、「なんとなく」望んでいることを実現する方法は「なんとなく」しか思い浮かばないから。逆に、目標の姿が明確に具体的になればなるほど、それを成す方法も具体的に思いつきます。
そういう意味で、自らの願い事は『外』に表現する必要があります。
そうして初めて、願い事のイメージ像が明確になっていきます。
私はカウンセリングの現場で、いつも尋ねることがあります。
「あなたはどうなりたいのですか?」
理想の姿を語ることが、理想に近づく第一歩です。
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