2016年7月8日金曜日
生きるって事は、 変わるって事さ。
栄にある中日ビルが開業50周年なのだとか。
オフィスが近いので毎日のように横を通るのですが、そんなに歴史のある建物だったのですね。
私の母が昔、「中日ビルの回転展望レストランで食事をしたことがある」
と言っていたのですが、残念ながら展望レストランは2000年に閉店してしまったようです。
時と共に街並みは移ろいますが、思い出の中の景色というのはどれだけ年月が経とうとも、褪せることなく残ります。
私が生まれ育った京都の街並みも、ずいぶん様変わりしていくのを感じます。
おそらく他府県に比べて、変化をあまり求めない(好まない)ことが美徳の土地であろうに、
それでも帰京の折に、数年ぶりの場所へ赴いてみると、その変化に驚かされます。
変化は決して悪いことではなく、むしろ『発展』『適応』などの結果だというのは頭では理解できるのですが、やはり馴染みのある風景が変わってしまうことには一抹の寂しさを感じてしまいます。
本来人は『変化』を望まない生き物です。
「いつもと違う」「未知なもの」に対してはむしろ恐怖を感じてしまいます。
悩み事の渦中や辛い環境の中でも、変化を拒むことは珍しくありません。
「今より悪くなってしまうかもしれない」
「今だって満足ではないけれどなんとか生きていられている」
そんな思いが変化を妨げます。
もちろん変化というのは、今よりも良くなることもあれば、その逆もありますが、
変化がなければ改善もありません。
『現状維持』というと安全策のように耳心地はいいですが、
『停滞』してしまうと改善という変化が困難になります。
カウンセリングで大切なのは、現状を受け入れることとともに、変化を恐れないこと。
その変化をより良いものとするためのサポーターが我々カウンセラーです。
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