2017年6月28日水曜日

植物と語ろう、人と語ろう


これまで何度も挫折してきた家庭菜園ですが、今回は好調ですよ。
ちゃんとプランターも新調して、土も数種類揃えて、日当たりや水の量も調べながら調節して育てています。




ミニラディッシュと二十日大根。



こちらはミニトマト。

画像はひと月ほど前のものなので、今はもっと育っています。
二十日大根とミニトマトは食べごろまで実ったものから収穫して、我が家の食卓に並んでいます。

ちっちゃい野菜だし、お店で買ったものに比べると甘さも足りないけど、
自分で育てた野菜だと可愛くて、美味しさも実際以上に感じますね。

これまでも幾度となく失敗してきたのですが、植物の栽培は難しいものです。
水が足りないのかやり過ぎなのか、
日光が足りないのか直射日光は控えた方がいいのか、
間引きはどのくらいの程度で行えばいいのか……。

植物が自分で教えてくれたらいいのですけどね。
「おい、水が多すぎるぞ!」
「もっと太陽を浴びさせてくれよ!」
「ちょっと栄養が足りないなぁ、土を変えてくれない?」

そんなふうに植物とコミュニケーションが取れたら、もっと失敗なく育てられるでしょうに。
当たり前ですが植物と会話はできないので、試行錯誤の毎日です。

そう考えると『心理カウンセリング』というのは、言葉によるコミュニケーションが行えるぶん有利なのかもしれないな、と思います。
相互的なコミュニケーションの取れない植物よりも、
言葉をはじめ様々な形態でのコミュニケーションが行える人間同士ならば、
通じ合える、分かり合えることははるかに多いはずです。

なのに我々は、人間関係に悩みます。
互いが正直に言葉を交わせば、すれ違いや誤解なんて存在しないはずなのに、
同じ言葉を交わし、同じ社会で生きている人間同士でも、分かり合うことは困難です。

複雑な『言葉』や『心』を持った結果、植物のようにシンプルで素直な交流を邪魔しているのかもしれませんね。
そしてそれは、他者とのコミュニケーションだけでなく、自分に対しても同じことが起きます。

他者と分かり合うためには、まず『自分自身』と分かり合う事が必要なのだと、
私はそう思っています。


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