疲れたり憂鬱な時、つい『ため息』をついてしまいますよね。
確かにため息交じりでうつむいている様子は、客観的に見るといかにも
「あーしんどいわー」といった印象を与えがちです。
そのせいか、『ため息を吐くと幸せが逃げる』なんていう迷信もあったりします。
本当にそうなのでしょうか?
アメリカの心理学系メディアでは、ため息についての研究の中で、
「ため息は、気持ちの鎮静作用や自律神経を整える、ストレッチのような作用がある」
そのような説もあるとのことです。
確かにため息とは名前のイメージがよくないですが、やっていることは深呼吸に近いんですよね。
特に、緊張状態やストレスフルな時は、呼吸も早く浅くなり、肺や筋肉が縮こまって固くなってしまいがちです。
そんな時に、大きく息を吸い込んで、ゆっくりと深く長い息を吐く。
そんなため息の動作は、固まった体をほぐしてリフレッシュさせるには最適な方法ともいえます。
実際私もカウンセリングの中で、気分の落ち込みや、不安、恐怖のコントロールに不具合を感じている方に対して、呼吸を調整することでのリラクセーションを施すこともあります。
ため息というと、ネガティブな動作として捉えてしまいがちですが、
実は心身の状態を整える、効率の良い動作なのかもしれません。
自然にため息が出てしまう時、
体や心が疲れていて、自分では気づいていないけれど体がリラックスを求めているサインなのかもしれませんね。
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