2016年1月12日火曜日
多趣味な人は抑うつになりにくい?
今日は仕事が夕方からだったので、午前にお茶をしていました。
家族ぐるみでお付き合いいただいている方なのですが、
居合や剣道をはじめ、格闘技全般がお好きで、実際にされている方からお誘いを頂いた次第で。
そりゃもう趣味が近い私としては二つ返事でお誘いに応えまして。
格闘技全般以外にも車も以前は凝ってらしたということで、興味深い話を聞き楽しい時間でした。
趣味が多いというのは抑うつな気分になりにくい、ということをご存知でしょうか。
逆に言えば、趣味がなかったり、趣味に興味が持てなくなると抑うつ傾向、とも言えますが。
理由は簡単。
趣味を持っていると、一つのことに悩んだ時や単調な生活が続いた時などに、気分転換や気晴らしの効果があるからです。
それはある意味、現実逃避や逃げととられることもありますが、
それだって立派なストレスの対処法です。
悩んだ時や不安や不満、イライラが募った時などに、
何とかして解消や解決をしようと一生懸命に取り組むことも大切ではありますが、
その結果、思うように結果が出なかったり、解決にたどり着けなかった時に、絶望感や閉塞感になってしまいかねません。
だからこそ、他にも目を向けることも大事になってきます。
「とりあえずゆっくり寝て体を休めよう」
「考えるのを休憩して趣味に没頭しよう」
「仕事を無理にでも休んでのんびりする時間を作ろう」
そんな、ちょっとした『一拍』を挟むだけで、以外に気持ちが整理されたり、
再び問題に取り組んだ時にそれまでにない考えが浮かんできたりすることもあります。
「一生懸命に取り組む」という姿勢は評価されるべきものですが、
それが行き過ぎるて「思いつめる」になってしまうと、
心の視野も狭くなってしまい自由な発想が制限されてしまいがちです。
ですので、趣味を持っている方はその息抜きや気晴らしが上手な分、抑うつな気分に陥りにくいと言えるんですね。
これは、抑うつな気分の対処だけでなく、依存症などにも同じことが言えます。
一つのことに没頭しすぎると、どうしても他に目がいかなくなるのは同じということですね。
ただ、趣味が楽しむ目的でなく義務になってしまったり、
日常生活に支障をきたすレベルまで没頭してしまうとそれはそれで新たな悩みになってしまいかねないのでご注意くださいね。
そろそろ年相応の趣味も持とうかな。たるみでした。
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