2016年1月22日金曜日
働きやすい環境
ちょっと更新滞ってしまっていました。
寒さにやられて体調崩して寝込んでいたとかではないのでご安心ください。
あ、流行に乗るのなら「安心してください」の方がいいのかな。
最近、個人のクライエントさんだけでなく、法人のクライエントさんも増えてまいりまして。先日も就労支援をされている会社さまにお招きいただき見学に行ってまいりました。
その事業所では精神障害や発達障害を抱えた方が多く在籍されており、
そんな就職に向けて努力をされている方たちに対してのメンタルサポートという形での協力という目的での此度の御縁でした。
私のルームにも、精神障害や発達障害を抱えながら、日々の仕事をされている方も多くいらっしゃいます。
そんな方たちの中には、相談のテーマが『仕事』である方も少なくありません。
お話を聞いていると、
『仕事』そのものに対して障碍の影響で不具合が起きてしまう場合と、
『仕事』自体には問題はないのだけれども、『職場の人間関係』で不具合が起きてしまう。
そのどちらかが多い印象です。
しかし同時に私は自身の人間関係や経験で知っています。
障碍を持っていても、何の不具合も問題もなく社会で仕事に疲れている方たちもたくさんいることを。
問題が生まれる場合と生まれない場合、一体なにが違うのでしょうか。
それは、『職場環境』だと感じます。
ある障碍が、特定の作業をすることの妨げになることもあります。
ならば、それが影響しない作業を柔軟に変更できる。
そんな簡単なことで障碍の『仕事』に対する不具合は解消できます。
そもそも、障碍関係なく人には得手不得手があります。
例えば私は、スケジューリング系の作業が大の苦手です。
ですので、そういった作業はミスが起きないよう周囲へ協力を求めつつこなしています。
そしてまた、障碍の特徴的なコミュニケーションにより、人間関係での不具合が起きることもあります。
しかし、『職場の人間関係』の不和は、実は個人に要因はなく、職場環境自体のゆがみや不全が特定の人間を媒介として表に出ると考えられます。
ならば、職場環境自体が健康的であれば、人間関係は自然と上手く構築できていくようになっています。
お調子者がムードメーカーになるのかウザい奴になるのかは、実はあまり本人には要因はなかったりするものです。
障碍のあるなしに関わらず、
働きやすい職場環境を探すということは、我々が社会の中で健康な心を保って生きていくためにはとても重要な作業になっていくのですね。
見学先で、就労に向けで頑張られている方たちを見て、
良い職場環境に巡り合えることを願いながら、
自分たちにできることを探していました。
就労支援事業所へのご紹介もさせて頂きます。ご興味のある方はご相談ください。
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