前回から、毎回テーマを決めてカウンセラーとしての技術UPという事で、
今回のテーマは『認知行動療法』。
認知とは所謂「解釈」「思考」などの認知的活動。
もっと平たく言えば「これはこういう事なのだろう」という物事に対する理解。
それが、本人にとって望まないものなのであれば、変えてしまおうというのが、『認知』に対するアプローチ。
その総称として近年人気の心理療法です。
ワークショップでのデモカウンセリングの様子。
解説を入れながら認知行動療法を実演しました。
我々のカウンセリングは土台が『来談者中心療法』という、特徴としては相談者の「ありのまま」を受け入れてゆくことで、望ましい心理的な
変容を促すというものですので、
時には相談者の「信念」「観念」を変えてゆくという認知へのアプローチは対極とまではいかなくてもアプローチの方向性の違いは感じるかも
しれません。
実際、これまで来談者中心療法を学んでこられたカウンセラーの皆さんはちょっと苦戦する場面もちらほら。
しかし、確かにアプローチに違いはありますし、慣れないものというのは戸惑うものですが、
どのアプローチにせよ、求める結果は違いません。
相談者が改善すること。より良い状態になれること。
だとすると、より多くのアプローチが提供できるのは相談者の選択肢や可能性を広げるために必要だとは私は思います。
それに、一見相反するような二つのアプローチですが、実は両方の良いところを組み合わせることも可能ですし、
そうすればより効果は確かなものになります。
参加いただいたカウンセラーの皆さま、お疲れさまでした。
これからも色々なアプローチをテーマにしてゆきたいと思います。
次回は6月5日開催。
ご参加を待ちしています。
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