2016年9月1日木曜日
台風10号による被害に思う
さて、今日から9月となりました。
新しい月で心機一転、という気分にもなれない状況ですね。
東北と北海道では台風10号の被害状況が今日になっても拡大しているそうです。
大きな災害が起きる度に、自然の強大さと恐ろしさを痛感させられます。
怪我をされた方々の回復とともに、今現在も孤立状態の地域や大雨の影響で不便をされている方々の解消を心より望みます。
こんな時、心理カウンセラーとして心に関わる生業をさせていただいている私としては、何ができるのだろうかと考えてしまいます。
これまでも、災害、人災、事故などが起きた時、またはそれらにより大切な方を亡くされた方たちに対して、心のケアというものが必要とされてきました。
確かに必要です。
心の傷を解消することが、被害に遭われた方たちのその後の人生を明るくしてゆく手段だということは間違いのないことです。
しかし同時に、心のケアはあくまで危険が去った後に必要になってくるもの。
今まさに危機に晒されている方たちにこそ必要なサポートというものがあります。
専門家に任せることが最良なのだということも理解できます。
我々にできることは、募金や物資での支援だということも。
サポートや支援というのは本当に難しいものです。
求められていないものは、押しつけの自己満足になってしまいかねない。
湧き上がる気持ちをどのような行動へと移すのか。
まずは今の状況をしっかり受け止めることが大切なのだと思います。
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