「この(治療的に有効な)プロセスが起こるためには、セラピストが理解的で、思いやりのある人として、十分にそこに存在していることが非常に重要である──最も重要な事柄はクライエントの感情と体験の中で起こるのだが──」臨床心理学者 カール・ロジャーズ(Carl Ransom Rogers)この言葉は、ロジャーズがワークショップで行ったオープンカウンセリングの解説で、締めの言葉として語られた一文です。
ロジャーズのセラピーに対する信念が詰まった言葉だと感じます。
『技術』でなく『態度』がセラピーには重要だと説き、
実際にその理論を多くの研究で実証してきた彼には、
自身の理論に対する絶大な信頼があったのだと思います。
しかしその信頼は、『自分』にではなく『クライエント』に対しての信頼こそがロジャーズの自身の理論に対する確認になっていたのではないでしょうか。
彼のスタイルの行きついた、パーソンセンタードアプローチ。
深く学べば学ぶほどロジャーズの人生を追っている旅のように思えてきます。
垂水俊輔のカウンセリングの詳細やお問い合わせはこちら
❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈
名古屋 栄カウンセリング
URL:http://sakaecog.web.fc2.com/
❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈