今日は8月31日。
多くの学校では夏休みも終わり、明日から新学期が始まります。
厚生労働省によれば、18歳以下の日別自殺者数は1年のうちで9月1日が最も多いというショッキングな統計があります。
理由としては、長い休みの後の新学期の憂鬱さ、
変化する人間関係の対応による不安、
そして終わっていない宿題に対するプレッシャー、
などが主な原因と考えられるそうです。
どれも、我々大人からすれば些細な問題かもしれません。
しかし当人の子供達にとっては、自分の人生にとって大きな課題や悩みとなります。
我々周囲の大人は、つい自分達の価値観で判断してしまうものですが、
子供たちの価値観を理解し、心のケアを行うことが必要となります。
そして、これは大人の悩みでも同じことが言えます。
ある人にとっては他愛もない悩みでも、
またある人にとっては死を選ぶ程の大きな悩みになることだって少なくありません。
悩みの捉え方というのは人それぞれということです。
大きい小さいといった比較ができるものではありません。
悩みの相談を受けた時、励ましたり解決策を与えたりするのも一つの対応ですが、
その悩みの大きさが自分と相手では違うということを知っておかなければなりません。
今、周囲に悩みを抱えた方がいるのであれば、まずは話を聞いてあげてください。
自分の価値基準にあてはめず、その人が感じる感性を理解してあげるよう努めてみてください。
何よりもそれが、解決への第一歩であり、悩んでいる人にとっては一番必要な関わりになります。
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