2015年10月21日は、私の大好きな映画『バックトゥザフューチャー』で描かれた30年後の未来になります。
映画の公開、そして劇中の舞台は1985年。
そこから車型のタイムマシーン・デロリアンにのって主人公のマーティは2015年の10月21日に降り立ちます。
そこで描かれた未来は、
車は空を飛び、
スケートボードはホバーボードと名を変えて地面を浮いて走り、
家の玄関は指紋認証で、
スニーカーの紐は自動で締まり、
服のサイズも自動で調節してくれ、
テレビ画面は巨大で薄型の壁掛け式です。
当事の想像で描かれた未来像ですが、現代になった今、
実現しているものから未だ叶っていないものまで様々です。
1900年代は未来への理想を思い描く時代だったように思えます。
日本万国博覧会(大阪万博)では、『人類の進歩と調和』をキャッチフレーズに各パビリオンでは
未来の姿が展開されていました。
「きっと未来はこうなるんだ」
そんな期待とワクワク感が感じられた時代だったのではないでしょうか。
そして30年後。
我々は今、未来に夢を持てているのでしょうか。
ある程度発展し、実現された科学や化学は
ある意味停滞し、閉塞感に囲まれているように私は感じています。
それは、文明的な話だけではなく。
人生においても、
「大人になったら○○になる」
という子供たちの将来への夢想にも変化があるようです。
1970年の子供のなりたい職業
男の子のベストテン
①エンジニア
②プロ野球選手
③サラリーマン
④パイロット
⑤電気技師
⑥医者
⑦自家営業
⑧科学者
⑨建築設計士
⑩マンガ家
女の子のベストテン
①スチュワーデス
②デザイナー
③先生
④看護婦
⑤タレント
⑥ジャーナリスト
⑦マンガ家
⑧小説家
⑨婦人警官
⑩美容師
(朝日新聞調べ)
そして2015年のアンケートになると。
1位 グランドホステス
2位 臨床心理士
3位 金融業界で働く
4位 ディスパッチャー
5位 公務員 [一般行政職]
6位 ファッションデザイナー
7位 編集者
8位 プロスポーツ選手
9位 保育士
10位 劇団員
(13歳のハローワーク公式サイト調べ)
スポーツ選手や華やかな職業よりも、堅実な職業に人気があるようですね。
これが良いのか悪いのかは私には判断は出来ません。
ただ、感想としては、
かつての子供の夢は、リアルなイメージは出来ないけど理想を描きやすい職業が好まれ、
現代の子供の夢は、実際の仕事内容がイメージのしやすいリアルな職業。
そんな違いを感じます。
想像のできない知らない世界に飛び込む。
そんなことがしにくい世の中なのかもしれませんね。
少し考えてみませんか。
30年後の世界はどうなっているか。
そしてその時自分はどうしているか。
できれば、「こうありたい」というイメージをして、
今からでもそんな未来の理想に近づく努力にできることがあるかもしれません。
思い描くことは未来へ干渉する。たるみでした。
※お知らせ
教材用のカウンセリングDVD制作を計画しています。
つきまして、ボランティアでクライエント役をして頂ける方を募集しています。
興味のある方は下記宛先『名古屋 栄カウンセリング』までメールでのご連絡お待ちしています。
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