『成功が努力よりも先に来るのは辞書だけだ』
イギリスのヘアドレッサーであり実業家のヴィダル・サスーン(Vidal Sassoon)氏の言葉です。
ヘアケア用品では私もお世話になっています。
辞書の順番だと、成功(success)は努力(work)よりも前にありますが、
実際は努力が先にあってはじめて成功が着いてくる、単純に言えば「努力なくして成功なし」というような解釈でしょうか。
『成功』と『努力』というのは切っても切れないものでして、それは多くの人が理解できるものだと思います。
しかし厄介なのが、努力したからといって必ず成功すると言い切れるほど世の中は甘くはないということなんですよね。
しかも、努力が実を結ぶのはもしかしたらずっと後かも知れないと思うと、ますますままならないものを感じます。
『成功』という言葉を『成果』や『結果』とも言い換えてもよいでしょう。
「これだけ努力したんだからきっと結果が残せるはずだ」
そう信じて努力を続けても、なかなか実を結ばないと努力のモチベーションを維持し続けることも難しくなります。
しかし、努力が結果に結びつかない時に陥りがちな失敗として、
その努力にしっかりとしたビジョンや方向性と、そのための正しい方法が行えていない
というものがあります。
成功のビジョンを持たずに闇雲に努力をしても、その努力がどのような形で実を結んでいるのかが実感し辛いんですね。
私の個人的な考えでいうなら、意味のない努力などない、そう思っています。
積み重ねたものは、必ず何かしらの糧となり成果となってはいるものの、それを認識できていないだけなのだと。
そして、成功に繋がる為の正しい方法というのも簡単ではありません。
例えば、筋肉トレーニングを例にしてみましょう。
お腹の贅肉を減らしたくて腹筋運動を頑張ったとします。
しかし、お腹の肉は一向に減らない。
これは努力が成功したといえるでしょうか。きっと本人は成果としては認められないのではないでしょうか。
しかし、意味がなかったわけではないのです。
お肉は目に見えて減らなかったとしても、内部の筋肉は鍛えられているわけですし、
もし腹筋の仕方が間違っていたとしたら、他の部位、例えば背筋などが鍛えられているはずなのです。
つまり、努力はしているのだけれど、目指した目的の為の努力にはなっていなかったというわけですね。
ならば何が大切か。
自分が目指す目的の為にはどのような努力が最適なのか。
それをしっかりと設定することです。
悩みだってそうです。悩み解決の為の努力をしているのだけど解決しない。
ならきっと、その努力が最適ではないのです。
「結果をコミットする」そんなキャッチフレーズが最近流行っています。
結果を約束できる努力を見つけることは容易ではありませんが、
それを模索していく作業も成功には必要な努力なのでしょう。
実った努力を収穫する楽しみは格別です。たるみでした。
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教材用のカウンセリングDVD制作を計画しています。
つきまして、ボランティアでクライエント役をして頂ける方を募集しています。
興味のある方は下記宛先『名古屋 栄カウンセリング』までメールでのご連絡お待ちしています。
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