2016年4月13日水曜日
プロカウンセラーになるための実践トレーニングWSやってきました
4月10日に、毎月恒例の『プロカウンセラーになるための実践トレーニングWS』を開催していました。
今回はキャンセル待ちが出るほどの盛況ぶり。
ワークショップの様子は主催である、カウンセリングオフィス+αの小野さんのブログでも紹介していただきました。
その記事はこちら⇒ 『名古屋の心理カウンセラー小野綾子のブログ』
もう開催を始めて1年弱が経ちまして、
今回からは内容を少しリニューアルしています。
より集中して濃密な時間となるよう時間も短縮。
そして毎回テーマを決めることにしました。
そして今回のテーマは、
『話を聴くだけの傾聴から
解決を目指したカウンセリングへ』
これはカウンセラーのトレーナーをしていてよく受ける相談でもあります。
「ただ聞くだけのカウンセリングになってしまう」
「傾聴はできるのだけど、解決という結果に至れない」
これには実は原因があります。
今現在、多くのカウンセリングのスタンダートとされているのが、
カール・ロジャースの『来談者中心療法』。
この療法は、身につけていく過程で、『指示』『質問』『意見』などの積極的な介入を制限することがあります。
クライエントの『本来持つありのままの解決の力』を賦活することを目的とした療法ですので、
必要なトレーニングではあるのですが、
その結果、カウンセラー本人が制限に縛られてしまい、不自由で窮屈なカウンセリングを行ってしまうという事が多いように思えます。
確かに身につける過程で、多少の窮屈さや制限は必要なのでしょうが、
本来は、そのような不自由な状態がカウンセラーとして適しているはずはありません。
もっと自由に、もっと自分らしくあれてこそ、真の意味でクライエントを援助する存在となれます。
ですので、私はカウンセラーのトレーナーをしていく中で、一つ信念があります。
それは、その人自身の魅力を最大限に発揮できるスタイルを見つけてもらうこと。
そうすればトレーニング自体も、自分の良いところを伸ばすという方向性になっていくので、
楽しみつつ、成長も自覚しやすいものとなっていきます。
クライエントの良い人生を援助するカウンセラーなのですから、
自分の人生も、カウンセリングも、自分で納得できる活き活きとしたものであることが必要だと思います。
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