2015年9月15日火曜日

朝が苦手

 
私は寝起きがよくないです。
低血圧なのか、まず目覚めが悪く、起きてからも覚醒するまでしばらくは使い物になりません。

とはいえ社会人ですので、好きなだけ寝ているわけにはいきません。
今のところは目覚まし×3で、まだ寝ていたいという欲求に素直な体と格闘し、叩き起こして朝支度に取り掛かるのですが、その目覚ましのうちの一つはスマホのアラーム機能を活用しています。

これがなかなか良いもので、アラーム音を自由に設定できるんですね。
そこで、辛い寝起きが少しでも楽しいものになればと、好きな歌をアラームにしています。

これまでの遍歴は、
『tank』(菅野よう子)
『スター・ウォーズのテーマ』(映画のサントラより)
『エレクトリカルパレード』(ディズニーパレードCDより)
『バック・トゥー・ザ・フューチャーのテーマ』(映画のサントラより)
『シュガーソングとビターステップ』(UNISON SQUARE GARDEN)

ジャンルはバラバラです。とにかく自分のテンションが上がるような、楽しい気分になれる曲をチョイスしています。
だがしかし、ここで一つ問題が。
好きだったそれらの曲が苦手になってしまってきているんです。

とても好きで、この曲なら辛い目覚めも楽しくなるかと思いきや。
眠いのに、寝ていたいのに起きなければならないという『寝起き』を強制するアラーム。そのアラーム音なのですから、段々と自分にとって嫌なものになってしまったわけですね。
最近では、その曲が流れるとイラッとするようにすらなってしまっています。

心理療法にも、『不快』な刺激に『快』の刺激を加えることによって『不快』を打ち消すという手法があるのですが、これも慎重に行わないと、『不快』が強すぎると『快』が打ち消されてしまうという結果になる恐れもあります。だからこそ、その刺激選びには時間をかけて段階的に徐々に行ってゆく必要があります。

私の場合は、『寝起き』が自分が思っているよりもずっとストレスな行為であったということを測りきれていなかったというミスでした。
やはり、自分の事だからと自分ひとりの判断で行うことの限界を感じます。
カウンセリングのように、治療者が存在して客観的な目線や状況の整理があってこその心理療法だということを思い知らされた痛恨のミスです。

しかしここで諦めてしまっては心理療法家の名折れ。
さて次はどのような方法を用いて私の寝起きの悪さを改善するとしましょう。

心の作用とは本当に奥が深い……。たるみでした。


※お知らせ
教材用のカウンセリングDVD制作を計画しています。
つきまして、ボランティアでクライエント役をして頂ける方を募集しています。
興味のある方は下記宛先『名古屋 栄カウンセリング』までメールでのご連絡お待ちしています。


垂水俊輔のカウンセリングの詳細やお問い合わせはこちら
❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈
名古屋 栄カウンセリング
 URL:http://sakaecog.web.fc2.com/
 
❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈・❈