2015年9月6日日曜日

動物の幸せ



今日は車移動だったので、仕事帰りに上小田井にある大型ショッピングモールに寄りました。
ここのモール、好きで近くを通るとついつい立ち寄ってしまいます。
だってここ、大きなペットショップがあるんですよ。

ということで画像は今日遭遇した、ケージの中で荒ぶるプレーリードッグです。

私は動物全般が好きなのですが、現在の生活スタイルでは飼うのは難しいと判断して我慢しています。
私が一人暮らしを始めてからも、実家で犬を飼っていた頃はむしろ犬に会うために帰省していたといっても過言ではありません。(なんと親不孝な!)

そんな私、こうして時々ペットショップや猫カフェ、うさぎカフェ、動物園などに行って動物たちを見て癒されています。
しかし、ペットショップの動物たちを見ていると癒されると同時に、表現の上手くできないモヤモヤというか切なさも感じます。

商品として扱われ、狭い檻で生活し、環境的にも自然とはかけ離れたものです。
天敵もケージ越しとはいえ常に近くにいるのもストレスでしょうし、
(爬虫類とげっ歯類が隣同士に並べられていたりするところもありますしね)
なにより毎日入れ替わり立ち代り色々な人間に晒される。
中にはガラスや檻を叩いたりゆすったりして反応させようとする人もいますし。

なにより、この動物たちは買い手がつかなかったらどうなってしまうのだろう、と考えると胸が痛みます。
実際、悪徳ペットショップや繁殖業者の非道極まりない実情などが露見することもありますし、
動物を商品として扱うということはとても難しい課題だと感じます。

特に日本はその辺りの規制が緩いそうで、
スイスではペットを飼う条件としてテストを受けることが義務付けられる法律もあるとか、
イギリスではそもそもブリーダーとの取引が主で陳列形式でのペット販売自体が規制されているとか。
など見習うべきことはたくさんあると思います。

とはいえ、人間の手で飼われる事が不幸で、自然で生きることが幸福。と断じてしまうのもまた悩みどころでして。
自然の生存競争の厳しさは決して生易しくはないのでしょうし、その日の食料を調達することが生死を分かつほどにシビアなのでしょう、
一方、人に飼われている限りは(飼い主がまともであれば)苦労せずありつくことができるでしょう。
外敵に襲われる心配も激減するでしょうし、生存確率は比べるべくもなく上がるのだと思います。

いやだからとって、生存確率が上がることが幸せなのかと問われれば……うーん。
そもそも、動物本人でない私が彼らの幸不幸を決められるはずもありません。

それこそが『人間のエゴ』というやつなのかもしれませんが、物言わぬ動物たちだからこそ、
彼らの思いに応えてやれるような共存を切に望みます。

言葉が通じないからこそ愛情を。たるみでした。


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