2015年11月30日月曜日

心にぐっとくる名言⑫


「すべての悩みは対人関係の課題である。仙人のような世捨て人でさえも、実は他人の目を気にしているのだ」

アルフレッド・アドラー

精神科医、心理学者、社会理論家であり、フロイドやユングと共に現代の心理療法の生みの親とされる人物です。アドラー心理学は近年ビジネスの分野やパーソナリティ理論などで注目されていますね。

カウンセリングの現場では、その悩みの大部分が『対人関係』に分類されます。
主訴(元々の訴え)が例えば

「自分に自信がなくて……」

だったとしても、詳しく話をいていくと
「○○さんと比べて自分は不器用だから」
「恋人に好かれていると信じられない」

など、対象となる人物がいて、その結果の悩みとなっていることが多くあります。
人は、自分を第三者的に見ることはできません。
なので、自分を評価する際は他者の評価を基準としがちになります。

アドラー心理学では『劣等感』が一つのキーワードとなります。
そして、その劣等感というのは
「他者からどう見られているのか」
そんな発想から生まれると思われがちですが、
じつは、自分が思い描く理想の自分とのギャップ。
それこそが劣等感となるとされています。
(※かなりざっくりとした私の主観的な解釈ですのでご理解ください。)

つまり、自分を評価しようとする時に他者を引き合いに出していたとしても、
それはやはり他者と比較した時の自分が納得できていないことに対する不足感が劣等感となって感じられていくと考えられます。

ちょっとややこしいですね。

理想の自分を求めようとする気持ちが、逆に理想に追いついていない自分を責めてしまう。
その理想の姿は、他者の一部分だけを強調して理想像を作り上げてしまっている。

そんな感じでしょうか。

劣等感というのは自分をマイナスと評価する行為にもなりますが、
その本質をしっかり見極められれば、
自分の理想を追求する為の目安にもなります。

自分をより深く知ることと理解することは、
自分の気付かなかった劣等感やコンプレックスに気付くことで、
自らの弱さや避けたい部分と向き合うことにも繋がります。
しかし、それはこれまで受け止めてこなかった自分を受け止めて、認めていくチャンスとも取れます。

それは、他者を通して自分を見ることでも可能ですが、
やはり自分の問題。
自分と向き合い、より深く自分を受け止めていくことができればより自分が好きになれるのではないかと、私はそう思います。

自分は最も身近な他者。たるみでした。


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2015年11月27日金曜日

急激な変化によるストレス


ここ2、3日で急に寒くなりましたね。
私はこういった急な寒暖の差に弱く、体調管理に普段以上に気をつけています。
皆さんは如何でしょうか。
風邪などひかれてはいませんでしょうか。

急激な変化というのは人にストレスを与えます。
それは気温に限ったことでなく、環境や状況の急激な変化というものも大きなストレス要因となります。

『ストレス』というと、悪いことを連想しがちですが、本来の意味は『外部からの刺激』ですので、良い悪いは関係なく『変化』というのは多かれ少なかれストレスとなります。
ですので、出来事でいうなら
結婚、離婚、出産、死別、進学、、転勤、転校、就職、離職
など、自身の環境が変わる時はストレスが発生します。

ゆっくりと時間をかけて変化した環境に慣らしてゆくことができればよいのですあ、それが『急激な変化』となれば追っ付かずに心身に影響を与えてしまいます。

そこで、『適応』という対応が求められるわけですね。
その適応の仕方も、正解があるわけではなくその人によって適した対応策が求められるわけです。
適した対応策、まさしくこれも適応策です。

そんな適応の方法をカウンセリングを通して模索、検討するというのもカウンセリングの使い方としては有効です。

悩みによって問題が発生したからカウンセリングを受けるのではなく、
問題が発生しないようにする為の方法を見つけ出す。
カウンセリングがそのような、予防的な使い方が浸透することを願います。

冬になり冷える前に暖かくする方法を考えるようなものですね。たるみでした。



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善意だけでは人は救えない


また、起きてはならない事件が起きてしまいました。
『龍神』を名乗り心霊治療を行っていた男が、重度の糖尿病の7歳男児にインスリン投与をさせず死亡させた疑いで、殺人容疑で逮捕されたとのことです。
男はいわゆる『祈祷師』を名乗っており、治療と称して数百万という額を受け取っていたということです。

病気の子供を持つ親の、藁にもすがりたいという気持ちを利用した、人の弱みに付け込む、という決して許されない行為です。

私も心理カウンセリングという職業柄、悩みを抱えた方たちと関わることが自然と多くなります。
その中にも、「なんとかしてもらいたい」という思いをもって来談される方も少なくありません。

本来カウンセリングとは、我々カウンセラーが『助ける』『救う』のではなく、相談者が自身で解決することの援助となります。
(後述しますが、カウンセリングにも種類やスタイルが多数あります。あくまで私のカウンセリングは、ということだとご理解ください)

ですので、相談者が悩みの解決を我々に任せようという姿勢で助けを求められた時には、
しっかりと、カウンセラーは援助者であり解決人ではないということを伝えすることを徹底しています。

なぜカウンセラーが助けないのか。
理由は、できないからです。

その方の悩みはその人だから生まれた悩みであり、また解決方法も誰かと同じ方法では効果が約束できません。悩みの本質はその人にある場合が多いので、外部から与えられた解決法では意味がないことも多くあります。
そもそも、「わたしならこうするけどね」と提示された解決方法が万能なら誰も悩んだりはしません。

念のため誤解のないように言いますが、悩んでいる人が悪いというわけでは決してありませんよ。一人としてまったく同じ悩みを抱える人はいないのに他人が簡単に解決などできない、という意味です。

そんな、とても繊細な扱いが必要なものに対して、ろくな知識も責任も持たずに
「私に任せろ」などと言い切ることの怖さを、愚かさを、恐ろしさを
今回のこの事件のような出来事が起きるたびに感じます。

そして私が本当に怖いと思うこと。
この自称『祈祷師』の男が、詐欺目的で偽っていたのか。
それとも
本当に自分に治癒の力があると信じて行っていたのか。
そのどちらだったのか、ということです。

もし後者だったのなら、今回の結果に至った背景に
『善意』『親切』『助けてあげたい』
そんな想いを持って行っていた好意だとしたら。
それは、取り返しのつかないほど悲しく、愚かで、恐ろしいことです。

「よかれと思ってやったことが、逆に相手を苦しめてしまった。」
そんな軽く済ませられることではありません。

私のルームにいらっしゃる相談者さんは、それまでも色々なカウンセリングを受けてこられた方も少なくありません。
そして、こんな言葉をよく言われます。

「こんなにちゃんと話を聞いてもらえたのは初めてです」
「私はこんなカウンセリングが受けたかったんです」

私は特に珍しいことや高度で難解なテクニックを持ちているわけではありません。
ただ、基本に愚直に、相談者さんを第一に、当たり前のことを提供しているに過ぎません。

しかし、それが当たり前に提供されていないカウンセリングも数あると言うことなのでしょう。
そんな現状に、悲しさと、情けなさと、怒りを感じずにはいられません。

善意は確かに大事でしょう。人を援助する立場のものにおいては基本的に持ち合わせてしかるべきものでしょう。しかし、それだけでは足りないし、逆効果にもなってしまうこともあります。
正しい知識と、それを扱う自分を常に確かめることが必要となります。

専門家としての責任を持つことを忘れずに。たるみでした。


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2015年11月25日水曜日

人とサルの違い


本日のgoogleの検索トップ画像で気付いたのですが、
1974年11月24日は、類人猿アウストラロピテクスの化石『ルーシー』が発見された日です。
アウストラロピテクスは今から400万年~200万年前に生息していた初期の猿人であり。このルーシーは、『最古の人類』とも呼ばれており、ある意味我々の大先輩と言えるのでしょうか。

最近、440万年前のラミダス猿人なる化石も発見され、直立歩行の最古の記録も塗り替えられたとかいう話も聞きますが、まぁ現状ではルーシーがそのように位置づけられているということで。

サルと人の分岐というのは生物学的に見るととても興味深いテーマではあります。
しかし、『心』という観点で見ると、いったいどこに違いがあるのでしょうね。
それはサルだけの話ではなく、人とそれ以外の動物の違いというのは何なので、そもそも違いがあるのでしょうか。

例えば『感情』の有無で言うのなら、人以外の動物にもあると私は思っています。
実感したところで言うなら、犬空は確実に喜怒哀楽を感じます。
「犬のあれは感情ではなく……」
そんな説も聞きますが、本能や人間の錯覚だけではなく、ちゃんと感情を持っていると思っています。
逆に近年では、植物にも感情があるのでは、という説を唱える方もいるそうですし。

あとは、『死』や『弔い』という概念を持つことで人間は動物から一線を画した、という説もあったと思います。
しかしこれもまた、動物の中にも仲間の死を悼んだり、弔うような行動を見せるものもいるそうです。

他には、『社会を作る』。
これもアリだって社会生活を営んでいます。
そう考えると、人とその他の動物というものの違いというのは実はあまりない気がしてきます。

その中で、『理性』というのは多いな違いな気がします。
動物にだってある程度の知能を有するなら、理性は持ち合わせてはいるのでしょう。
しかし、大多数は『本能』が『理性』を凌駕する。

例えば、種の保存という本能に根ざしたものに対しては、理性よりも優先するものでしょう。
その反面、人は本能的な欲求や感情よりも、理性を優先する傾向にあるのではないかと思います。

それゆえ、高度な社会を築いてゆくことが可能になったのでしょうね。
しかし、強すぎる理性のせいで、『ありのままの自分』『自由』といったものが制限されがちになっている、というのもまた事実かと。

その結果、心を病むというリスクを他の動物たちに比べて大きく背負うことになっているのだと感じます。

強い理性を持つ。
それが人の他の動物たちに勝るところなのか、
それとも生物としての欠陥なのか。

社会という制限の中でもありのままの自分は実現できます。たるみでした。


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2015年11月23日月曜日

マクドナルドの無人注文機


ご存知でしたか?

マクドナルドに無人注文機(自動券売機?)が設置されだしたこと。
今日栄にあるマクドナルドに入ったところ、レジの脇に画像のような機体があったので物珍しそう
に眺めていたら、店員さんが使用方法を教えてくれて体験してみました。

タッチパネルで注文してしばし待てば、カウンターから受付番号を呼んでもらえます。
発券チケットをカウンターにもっていく手間も不要で、
どうやらオーダーは自動的に通る仕組みのようです。

これは便利だと次回からも使わせてもらおうと思います。
ただ、この発券機はまだ日本に2台しかないのだということで。
試してみたい方は中区役所近くのマクドナルドへどうぞ。

自動販売機というのはレジの混雑を避けるためや、
オーダーミスの防止には効果的で重宝します。

しかし、店員さんとのおしゃべりが好きな私には少し寂しい側面もあります。
とはいっても、本来ファーストフード店ですから。
『fast』であることが求められるわけですし、本質的には正しいのかもしれません。

こういった、『機械化』という時代の流れに対して、
「人と人のコミュニケーションが希薄になる」
そんな批判を耳にしますが、
私は別段かまわないと思っています。
だって、もともとファーストフードの店頭はコミュニケーションの場ではないわけですし。

だからこそ、
希薄になりつつある日常のコミュニケーションというものは確かにあるからこそ、それをを補う為にも、しっかり人と人が関わりあえる場所や構造を作っていくというのも、
これからも社会には必要なのかもしれませんね。

時代が移り変わるからこそ、これまでの構造にこだわり続けるのでなく、
新しい構造が必要になってきていると私は思います。

社交の場がもっと気軽にあるといいですね。たるみでした。


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努力の測り方


『努力』の測り方というのは難しいものです。
どこまで頑張れば努力したことになるのか、
それがわからずに悩む方というのはとても多くいらっしゃいます。

「自分は努力しているのに、周りは評価してくれない。」

そんな思いをしたことがない方はいないのではないでしょうか。
そんな時、人は
「努力が足りない」
「努力ができない」
そんな風に自分を卑下してしまいがちです。

そうなのでしょうか?
努力は認められなければ価値はないのではないでしょうか。
私は、結果が伴わない努力が無価値だとも思いません。

とはいえ、『成果』や『結果』が求められることは確かにあります。
仕事だったり、試験だったり。

しかし、『結果』と『努力』をないまぜにしてしまうと少しおかしなことになります。

結果は確かに大事です。
結果を出す為にする努力はそれが目安となるのでしょう。

しかし、結果ばかりが目的ではない場合もあります。
だからといって、努力をすることが目的になってしまうのもまた違う気がします。

「流した汗は嘘をつかない」

私の好きな言葉なのですが。
結果のでない努力はないと思っています。

ただ、その結果が、周囲の認めるものなのかどうかはまた別です。
たとえ周囲には認められない結果だとしても、
本人がそれを努力の結果だと感じられればそれは大きな意味があると思います。

つまり、努力をすることは結果に繋がる。
しかしその結果は、他者が決める物差しではなく自分が決めばいい。
努力を認めるのは自分自身しかないのではないか。

そういうことが言いたいわけです。

カウンセリングの中で、努力の成果をテーマとされる方の多くが、
そんな納得を得て自分自身を認められるということがよく起こります。

そんな人たちと関わらせていただいて、私が得た結論です。

自分が納得することが大事。たるみでした。


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2015年11月21日土曜日

何度あたっても牡蠣が好き


牡蠣です。

『カンカン焼き』というんですってね。
牡蠣をお腹いっぱい食べるというなんとも贅沢なお食事でした。

牡蠣というと、好き嫌いの別れる食材だと思います。
単純に味が嫌いという人もいれば、
あたってしまい二度と食べたくないという人も。

私も過去2度、牡蠣にあたって苦しんだ経験があります。
あれは辛いんですよね……ほんとに。

だけど不思議と嫌いにはなりませんでした。
不思議ですね、あんなに苦しい思いをしたのに。

これまでの人生、楽しい経験も辛い経験もしてきた中で、
苦手意識を持っているものもあれば、
理由はわからないけれど好意的に感じるものもあります。

でも、その線引きが自分でもよくわからないんですよね。
なぜ苦手なのか、なぜ好きなのか。

今のところ生きていくうえで困っていないので、詳しく掘り下げたことはないですが、
きっと心理療法などを駆使してその深層を探っていくと面白い発見があったりするのだと思います。

そういった機会に恵まれ、面白い発見があったらまた報告しますね。

自分のことを知るのは面白い。たるみでした。

 
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2015年11月20日金曜日

共感という技術


事務所の近くの公園に設置されている喫煙所で一服することがあるのですが、
カラスが多い公園で、これまでさほど興味のなかったカラスの生態を知るよい機会となっています。

カラスの生態の中でも一つ面白い特性がありまして。
カラスという動物は、『遊び』を行うことができるのだとか。
『遊び』というのは高い知能を有していて初めて行えるものです。

そこで今日出会ったカラス。
飲み捨てられていた瓶(ポイ捨ては良くないですが)、おそらくワンカップでしょうか、その瓶をカラスが足で押さえて口ばしでつついたり、中をのぞいたり、、立てては転がしてをずっと繰り返していました。
はじめは、中に残っている酒を飲んでいるのかな? カラスって酒飲むのか?
などと思っていたのですが、しばし見ていると気付きました。
これは、遊んでいるのか? と。

ちょうど、犬がボールで一人遊びをしているように。
自分で転がして、それを追いかけ捕まえるように。

その行動が遊びであるとは、人間である私たちには理解はできません。
しかしずっと無心で見ていると、だんだんとその行動をしている動物が『楽しんでいる』ということが伝わってきます。

表情に表せるわけではないですし、もちろん言葉で「楽しいよ」と伝えてもくれません。
しかし、人間としての価値観や常識を外して、その行動を観察しているとだんだんと行動の意味が見えてくるような気がするのです。

カウンセリングの技術の中には『共感的理解』というものがあります。
相談者の感情を、あたかも自分のもののように、時には本人以上に共感して理解するということで、共感的理解を示すことは相談者の解決にとって効果的な技術だとされています。

ところがその技術、実践することはおろか、人に説明することもとても困難です。
私自身、きちんと有効に行えているか、と問われれば「おそらく」としか答えられないほど曖昧で確信の持ち辛いそんな高等技術です。

しかし、今日カラスを眺めていて体験したこの感覚。
決して自分という存在だけでは到達しないであろう感覚を、自分という存在で理解したあの体験。

それこそが、『共感的理解』と呼ばれるものの正体なのではないかと思いました。
心を通わすという本質がそこにあるのかもしれません。

カラスが可愛く思えてきた。たるみでした。


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2015年11月19日木曜日

お菓子に意味なんていらない


ウォンカチョコ(ウォンカバー)。
無性に食べたくて買ってきました。
ご存知ですよね。映画『チャーリーとチョコレート工場』に登場するチョコレートです。
ネスレが実際に作って販売しているのですが、劇中のチョコを再現しています。

こういった試み、とても好きです。
創作物と現実をリンクさせるというか、
架空のものを敢えて実現させるこの矛盾。

今年何かと話題になっている映画『バックトゥザフューチャー』シリーズでも、
未来を描いた作品内の架空の商品を、実現させてしまおうという構想もあります。
その辺りは以前のブログで ⇒『30年後を思い描く』

この『チャーリーとチョコレート工場』という映画では、
他にも面白い試みがあったそうです。
それは、上映中の劇場内に『香り』で演出をしたということです。

物語の大部分がチョコレート工場の内部で進むこの物語、
人工のチョコレートの香りを劇場内に漂わせることで、
観客もあたかもチョコレート工場の中にいるような臨場感を演出したそうです。

ぜひ体験してみたかったものです。

人間は、物事を知覚したりする時、『視覚』にもっとも頼っています。
つまり、目で見ることで状況や対象を把握しているということです。

しかし、それだけではなく視覚を含めた『五感』を総動員してもいます。
『視覚』『聴覚』『嗅覚』『味覚』『触覚(触運動感覚)』
この5つを使って知覚をしているのですが、
人によって優位な感覚というものがあります。

例えば、

「コーヒーを楽しむ」

そんなイメージをした時に、

「コクがあってほろ苦いコーヒー」
そんなイメージをした人は、味覚が優位な傾向にあるのかもしれません。

「ミルのゴリゴリという音が好き」←聴覚優位。

「芳醇な香りが鼻腔をくすぐる」←嗅覚優位。

「手に取った時のカップの暖かさがほっとする」←触覚優位。

といったところでしょうか。やや強引ですがね。

そう考えると先の『チャーリーとチョコレート工場』ですが、
視覚は劇場ですのでクリア。
聴覚も劇場設備ならではの臨場感を高めるサラウンドでしょう。
それに加えてチョコレートの香りという嗅覚による演出。

五感覚のうち実に3つの感覚を押さえているということです。
後はチョコレートを食べながら観劇したらもう残るは触覚だけです。

ちなみに私は嗅覚優位です。たるみでした。


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2015年11月18日水曜日

傘がない


昨日今日と雨でしたね。
雨が降っていたら傘をさすわけですが、
私はどうにも傘というものが苦手でして。

その理由はいくつも挙げられます。
傘をさすことによって片手がふさがる。
畳んでいる状態でも荷物になる。
カバンにしまうと濡れる。
そもそも傘は数百年前からその形状は一向に進化していません。
どんだけ原始的な道具なんですか。って話ですよ。

そんな私はしょっちゅう傘を失くして。
傘を持って家を出て、出先で雨が止んだ時はほぼ失くして帰ってきます。
そんな私の傘嫌いは、以前にもこのブログで記事にしたこともありました。

しかし最近気付いたことがあるんですね。
なぜか、絶対に失くさない傘、があることに。

その傘は、以前に旅行先で購入した傘なのですが、
これまで何度か使用しているにもかかわらず、
そのうちの何度かは出先で雨が止んでいるにもかかわらず、
ちゃんと持って帰ってきているんですよ。

きっと、傘を失くすという私の悪癖の裏には、

「傘なんて嫌いだ、持ち歩きたくない」

そんな気持ちが無意識に私の行動に働きかけて、
『ついうっかり』を起こしているのでしょう。

しかし、その傘に限っては、

「大事な旅の思い出だから失くしてはいけない」

そんな思いを常にどこかで持っているのでしょう。
だから、数え切れないほど傘をなくしてきた私でも、
絶対に失くさない傘になっているというわけです。

改めて、人の思いや気持ちって無意識にこんなにも行動に影響を与えるものなのだ、
つくづく感心してしまいます。

傘がもっと進化すればいいのに。たるみでした。


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心にぐっとくる名言 ⑪


「安西先生…!! ……… バスケがしたいです……」
三井寿 - 井上雄彦『SLAM DUNK(スラムダンク)』より。

これ、漫画の名園としてはもはや有名すぎるのですが、一応解説。

以前はバケットボールに情熱を注いでいたが、怪我により挫折。自暴自棄になり逆恨みをしたバスケ部員との乱闘の末に恩師に対して出た本音。というところでしょうか。

この名言 ─名シーンと言ったほうがよいでしょうか─ を少し違った角度から扱ってみたいと思います。

よく物語でありますよね。最後の最後で本音をやっと吐き出す、そんなシーンが。
それに対して、
「はじめっから素直になれよ」
そんな感想を持ったことないでしょうか。

この『本音』というものなのですが、
本人の意思で本音をなかなか出さない、と思いがちですが、実は違うことも多いのです。

ではどういうことかというと、
自分の本音であるはずなのに、自分自身が気付けていないことがある、
ということです。
むしろ、周囲はとっくに気付いていても本人だけがそれに気付けていない、ということも多々あります。

カウンセリングを通して、はじめて自分の本音に気付く
そんなことがよく起きます。

本音というの自分の一番素直であり、ある意味とても繊細で傷つきやすい部分。
だからこそ、それを出すことに恐れや恐怖を感じてしまうのですね。

その結果、本音を出さないことで自分を守る、ということをしてしまうのが人間です。

しかしそれはあくまで一時しのぎの対処法でしかなく、
出せなかった本音はくすぶり、本人を苦しめます。

カウンセリングでは、傷つかない環境で本音と向き合ってもらう。
そんな空間となることも多くあり、
ある意味それこそが心を癒す最良の方法ではないかと思います。

自分に正直に。たるみでした。


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2015年11月16日月曜日

プロカウンセラーになるための実践ワークショップ ⑥


 本日は毎月恒例のカウンセリングオフィス+αさん主催による、
『プロカウンセラーになるための実践講座』でした。

講座の内容や様子はコチラ。
カウンセリングオフィス+αの小野綾子さんのブログで熱く紹介してくれています。

11/16 プロカウンセラーになるための実践WS

いつも気合の入った紹介ありがとうございます!

早いものでもう6回目の開催となります。
参加者は、私が講師をしているカウンセラー養成学校の卒業生さんが割合的には多いのですが、
ここ最近は別の学校でカウンセリングを学ばれた方や、長く現場経験をお持ちの方の参加も増えてきました。

最近ね、面白いことに気がついたんですよ。
学びのベースが違ったり、私たちとは違うスタイルのカウンセラーさんでも、
臨床の中での、迷う所や苦手な展開、困ってしまう所が似通っているなぁ、と。

きっとカウンセリングというのは一つの大きな山のようなもので、
皆それぞれ、登山ルートは違うけれども、目指す頂上は一緒なのだろうなぁと。
そして一つの山を登りきったときに、またもっと高い山があることに気付かされる。

そんな、同じ山を登る仲間として、これからもお互いに成長し合い、
今よりも高みに登っていきたいと思います。

はたして私は今山の何合目あたりにいるのでしょうか。たるみでした。

 
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2015年11月14日土曜日

毎日を新鮮に生きるコツ


家の近所の畑です。
これはなんでしょう? 白菜?

こういう作物が実っている風景って好きです。
生命の息吹というか、力強さというか
安心するような、頼もしいような、
そんな、単純な感動だけではない雄雄しさのようなものを感じさせてくれます。

今までの人生で、あまり畑が近くにあるような環境に住んでこなかったので、
窓を開ければ畑が見えるという今の環境は新鮮です。

季節によっては土の匂いがしてきたり、
水鳥が夜中に鳴いたり、
蛙の鳴き声がうるさかったり。

カエルの合唱ってこういうことを言うのかー、
なんて童心に戻って感心しています。

経験というのは、いくつになっても最新です。

これまで体験したことのないものでも、
何度も同じような体験をしているものでも、
まったく同じ経験をすることは決してありません。

似たような体験をたくさんしてしまっているので、我々大人はなかなかその新鮮を感じることは難

しいですが。本当は大人になった今でも毎日が新発見の連続なはずです。

小さなことでも経験を大切にする。
それが日々を価値あるものにするヒントかもしれません。

今日も世界はひろがっていく。たるみでした。


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2015年11月13日金曜日

感情に触れる世界


先日、元上司であり恩師の先生のところへ開業の挨拶へ伺いました。
もう開業して半年経つので、随分と不義理をしてしまっていたのですが快く迎えていただきました。

人生の先輩であることは勿論、カウンセラーの先輩でもあり、
今の私のカウンセリングのスタイルもその先生から受け継いでいるところもたくさんあります。

私は元々は理屈型の人間でして、カウンセリングのスタイルにもそれは現れていました。
理屈で理解しようとするというか、思考の整理を優先して悩みの解決に導くといいますか、
考え方を変えることで問題解決をしようという、そんなタイプだったんですね。

しかし、私が尊敬し敬愛する先生は数人いるのですが、その多くが感情に働きかける介入を重視する方たちなんですよね。
やはり自分に欠けているものに惹かれるのでしょうか、
おかげで今では私も感情を扱うことに重きを置くカウンセラーとなっています。

先日ご挨拶に行った先生もそんな方で、
その先生と話していると、色々な感覚に気付かされます。

感覚に触れることの重要性を知っている者同士が語り合っていれば、
当然のように、そこに感覚のやり取りが生まれます。

すると、心の深い部分での共鳴というのか、共感というのか、
言葉は上手くあてはめられませんが、場の空気がとても濃密になっていきます。

その時に気付きました。

「あ、この感じ、カウンセリング中にたまにあるやつだ。この空気になった時ってカウンセリングが効果的に進むんだよな」

つまり、言葉や思考を超えて感覚のステージで関われている時、一種独特な世界を感じられることがあります。
その状態に相談者が至ってくれた時、実に有意義な時間となり相談者の解決は加速します。

(なぜ感覚的な心の深い部分に触れることが解決に繋がるのかは、説明すると長くなるのでまた別の機会にしますが、決してスピリチュアル的な理由でなく、確かな根拠もあります。)

カウンセリングの中では時間をかけて、我々カウンセラーが相談者をそのステージに至るお手伝いをするわけですが、そこはカウンセラー同士。
短時間でそのステージでの対話となっていたようです。

とても心地よく、カウンセリングの原点を思い出させてもらえる時間でした。

画像は開業祝にといただいたワイン。
とても美味しくて二日で空けてしまいました。

先生、楽しい時間を有難うございました。 たるみでした。


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2015年11月12日木曜日

心にぐっとくる名言 ⑩


「人間は自由という刑に処せられている」
フランスの哲学者、ジャン=ポール・シャルル・エマール・サルトルの言葉です。

私自身が学生時代は哲学を専攻していましたので、実存主義には随分ハマりました。
今のカウンセリングにもその影響は確実に出ており、
そもそも、心理学の一つの流れの中で、実存主義的な心理療法は一つのムーブメントともなっています。

自由という刑、などというと物騒な印象ですが、
単純にいえば、
人間は「しなければならない」と強制されるものは何もない。
それはどこまでも自由でもあり、同時に自分で選択しなければならないという義務を課されている、そんな感じでしょうか。

なんでも自由にやってもいいけど、責任は全部自分で取れよ、ってことですね乱暴に言うと。

私はこれは真理だと思っています。
カウンセリングの現場で、解決に至る時に欠かせないものとして、、
相談者自身が自由になる、という場面(瞬間?)があります。

具体的には、
自分の意思や気持ちを、しっかりと自分で表現する。ということです。

それは何も、立派な目標とか、清く正しい宣言などではなく、
ただ正直で素直な感情や、欲求とか想いとかそういったものを、何にも憚られることなく表出する。
時には、日常では許されないような欲求や、誰にもいえなかった気持ちなどがストレートな形で表現されます。
そしてその多くは、相談者自身が許せていなかった自分の自由な部分です。

つまり、自分が自由であることを妨げていたということが、ストレスや問題の正体だったということです。
不思議ですよね、自分を不自由にさせているのが自分自身だなんて。

そしてそういった状態にある方の多くが、
自分のことを自分で決める、ということに戸惑いを訴えられます。
そしてそれが悩みを解決する時の鍵となります。

自己決断ということですが、
自分で決めるというのは、一見自由意志のように見えて実は多くの責任を伴います。
その責任がプレッシャーとなり、不安を招き、自分の自由な状態を制限してしまうのです。

しかし逆に、自分の本心の意思でない行動には、エネルギーが足りなくなりがちです。
モチベーションと言い換えてもいいかもしれません。
自分が本心から決めたことだからこそ、頑張れる。
それが人の力を最大限発揮する唯一つの方法です。

ですから私はカウンセリングの中でこう伝えます。
『自由でいていいのですよ』と。

優しさは厳しいからこそ優しい。たるみでした。


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2015年11月11日水曜日

小さなワクワク見つけた


今日の画像、わかります?
名古屋 栄カウンセリングが入っているビルなのですが、
最上階の窓、ささやかですが電飾がされているんです。

仕事を終えて帰ろうと事務所を出て気がつきました。
確かあの階にはエステかマッサージか、そんな感じの店が入っていたはず。

このビルは他にはイベントごとの関係ないお堅い系のオフィスが多いので、
ささやかですがとても目立っていました。

もうクリスマスムードになりつつあり、
栄の街は、もう広小路通りや久屋大通りも電飾が目立ってきましたね。
これからもどんどんイルミネーションが施されてゆくのでしょうね。

こういうイベントが近づいた街の雰囲気、好きです。
イルミネーションで飾られた街に、楽しげな人たち。

社会人になり、仕事を優先せざるを得なくなってからは、イベントというものに対して若干否定的になっていた頃もありました。
「どうせ俺は仕事だよ」てな具合に。

しかし、昔とは違う楽しみ方もあることに気付いてからは、
イベントでいつもとは違う雰囲気の街を眺めるだけでも、どこかウキウキとする自分がいます。

何事もですが、
一つの方向、一つの価値観だけからしか見ないと、とても世の中は窮屈で厳しいものに見えます。
しかし、色々な方向や色々な価値観を備えてみると、
世の中はとても自由で奥深く、多面的なものだと感じられます。

自分の生きる世界が辛いものなら、
少し違う視点で物事を捉える機会を持ってみることをお勧めします。

きっと世界はあなたの求めるもので溢れています。

それでも世界は美しい。たるみでした。


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2015年11月9日月曜日

頭カラッポの方が 夢詰め込める


以前にもこのブログで少し触れたこともありますが、
私はランニングを習慣にしています。

とはいっても、趣味といえるほど本気で取り組んでいるわけではありません。
距離も軽く数キロ走るだけですし、時間もバラバラ。
今日のように雨の日や、疲れている時、明日が早い時などは避けて、
生活に支障がない程度の範囲で、
走れる時にその気になったら走っている。
そんな感じです。

目標があるわけでもありません。
ダイエットしたいわけでもないし。
元々は体力を向上させたいという目的もあったのですが、
今はもう『走ること』自体が目的になってますね。

目標もなく走るというのもなかなかいいもので、
走っている間はできるだけ何も考えずにただ走っていることだけに意識を向けることにしています。
それが私にとっては重要なのです。
『何も考えない』ということ。

人は普段の生活の中で、常になにかを『考えて』生きています。
逆に言えば、『考える』ことを常に自分に強いているともいえるでしょう。

考えなくてもいいことまで考え、脳を疲れさせて、まだ起きてもいない未来の不安に頭を悩ませる。勿論それは危機回避や合理的に物事を進める為にはとても大切な『思考』という機能なのですが、やはり働かせっぱなしでは疲れてしまいます。

しかし『考える』ことに慣れ過ぎてしまっている我々は、『考えない』ことが難しくなっています。
例えば禅の修業で行う座禅による精神統一で『無心』を目指したり、
瞑想を通して自身の深い部分に触れたり、
そういった特別な方法を通して、『思考』からの脱却を行います。
(厳密にいうとそれぞれ違いはありますが、思考の枠を超えるという共通点はあるかと。)

そんな方法の一つに私は、『走る』を通して『思考しない時間』を作るようにしています。
走っている時の肺の苦しさや体の痛み、筋肉の軋みや地面の方さ、外気の冷たさや流れる景色。
それらは思考を挟む余地のないほどの圧倒的なリアル感を伴ったストレートな刺激となって感じられます。
その時はただ起きている反応を味わい続けるしかありません。
そんな時間を意識的に少しでも作ることで、『考えない』を楽しんでいます。

心にも体にもリフレッシュを。たるみでした。


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2015年11月8日日曜日

人に歴史あり


先ほど京都から名古屋に戻ってまいりました。

今日は朝から雨だったので高速も急がずゆっくりとのんびりと。
平日ということもあり空いていたので、山の木々に目移りしながら、
しかし事故らないように、安全運転で。

予想よりも紅葉は進んでおらず、まだ黄色い葉が冷たい外気とアンバランスな印象で、
秋のような景色に冬のような気温、を味わってまいりました。

今回の帰省は、先月なくなった祖母の四十九日法要が目的でした。
そろそろ落ち着いてきた頃で、遺品の整理なども始めているのですが、
出るわ出るわ、古いものが。
今日の画像も発掘された30年物のナポレオンです。

祖母は所謂、なんでも大事にしまっておく人でしたので、大昔の写真や道具がそのまま残されており、これからの整理が大変そうです。

私が生まれる前の時代を感じるものを見ると、『人に歴史あり』という番組が昔ありましたが、その言葉が実感できます。
まだ私は40年ほどの人生ですが、これからのまだ長い人生で、なにか『遺せるもの』があるのかとつくづく生きるという重みを感じました。

それが形あるものなのか、『縁』や『思想』、『思い』なのかは今はまだ定かではありませんが、
漫然と人生を生きるのでなく、何かを『遺す』人生でありたいと願います。

そう意識していることが、人生に目的を、責任を、価値を。そして誇りをもてることに繋がるのだとそう思います。

人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり。たるみでした。

2015年11月5日木曜日

心にぐっとくる名言 ⑨


「生きるというのは瞬間瞬間に情熱をほとばしらせて
現在に充実することだ。過去にこだわったり、
未来でごまかすなんて根性では
現在を本当に生きることはできない。」


岡本太郎。日本を代表する芸術家の一人です。

カウンセリングを提供する時に、気をつけなければならないこと。
それは『現在』を捉えているかということです。
相談者は、過去にあった出来事や未来に対しての不安などを語ることが多くあります。
それがその相談者にとっては大きなテーマとなるわけですから、とても大切な部分です。

しかし同時に、『過去』や『未来』を語る『現在』つまり『今ここ』をないがしろにしてしまっては、何のためにカウンセリングを行っているのかという目的が霧散してしまいかねません。

過去を語ろうとも、未来を語ろうとも、それを語っているのは今ここにいるその人なのですから、
過去の問題を解決することと、現在のその人の悩みを解決することはイコールにはならないことも多いのです。
同じように、未来への不安に対しての解決は、現在のその人しか行うことはできません。

ですので、私は常に『今ここで何が起きているのか』を重視していきます。
すると、もう変えることはできない過去に対する苦しみも、
未だ不確定な未来に対する不安も、
『今ここ』という限定した時間の中で取り組めば、解決策が見えてきたりもします。

例えば、過去の辛い出来事にしても、
その出来事を思い出し、辛さを感じているのは現在の自分なのです。
ならば、現在の自分がその苦しみから逃れることができるなら、
過去は変わらずとも未来は変化してゆくでしょう。

過去や未来は悩みのテーマとなることは多いですが、
それを悩んでいるのは今の自分だということを忘れないようにして、
今の自分と向き合ってみる。

今を生きる我々に最も有効な手段だと思います。

今を生きる。たるみでした。

名古屋栄カウンセリング休業日のお知らせ


今日はお知らせです。

名古屋 栄カウンセリングは11月6日、7日、8日の三日間お休みをさせていただきます。

最近お問い合わせをいただいた方へは口頭でお伝えさせていただいておりますが、
三日間の間はお電話でのご対応が難しくなりますことをご理解くださいますようお願いいたします。

メールでのお問い合わせはご対応させていただきますので、お急ぎの用事や、
11月8日以降のご予約はメールでお申し込みいただけますよう、よろしくお願い致します。

お休みをいただきます三日間は、実家のある京都へ行って参ります。
今の季節ですと、紅葉が見事な朱色を見せてくれると思われます。

観光目的ではないので、ゆっくり紅葉の名所を、というわけにもいきませんが、
高速道路を走っているだけでもその鮮やかさを楽しめるでしょう。

四季を味わうというのは、なかなか都心に住んでいると気温の体感や季節の食べ物ぐらいでしか確かめられませんが、
本来なら、視覚や聴覚、嗅覚など五感を活用して感じることが趣だと思います。

どうしてもルーチンワークになりがちな生活、たまにはこうして出かけるのもリフレッシュには効果的です。

お休み頂きご迷惑をおかけしますが、今後もよろしくお願い致します。







2015年11月3日火曜日

頑張るためのモチベーション


働く犬たちの中に、『災害救助犬(レスキュー犬)』というのがあります。
日本でも震災の時などに瓦礫の中から生存者を発見する為に働いていたのを見た人も多いのでは。
そんな災害救助犬について、最近ある本で知ったことなのですが。

瓦礫の中から生存者を発見する仕事をしている救助犬たち、
しかし見つけられるのがすでに亡くなられている方ばかりだった時、
傍から見てもわかるほどに彼らは意気消沈して元気がなくなっていってしまうのだそうです。

そんな状態を案じたレスキュー隊員は、自分が瓦礫の中に隠れて救助犬に発見させるのだとか。
生きている人を見つけた救助犬たちは喜び、また新たなる生存者の発見へと意欲を取り戻す。

そんなエピソードがあったそうです。
このエピソードがオフィシャルなものなのかの真偽は定かではあありませんが、
とても納得できると感じました。

救助犬は訓練の際に、かくれんぼの様に隠れた人を探し、発見したら褒めてもらえる、という訓練を経て現場に臨んでいるので、という解釈をしてしまうとやや冷めた見方ととられるかもしれませんが、それを加味してもやはり『遣り甲斐』や『報酬』というものは何かを成そうとするときの大きなモチベーションとなるのでしょう。

それが、『お金』だったり『達成感』だったり『笑顔』だったりと様々でしょうが、
努力や仕事の対価として何かを得れる、というのは欠かせないものだと思います。

行動療法という心理療法でも、トークン(代用貨幣)をご褒美として、特定の行動を強化したり減らしたりという方法もとられます。

日々の仕事や生活の中で、遣り甲斐や目的意識を見失ってしまうと、
モチベーションが低下してしかい、能力の低下や意欲の低下を招き易くなります。

もし今、仕事や勉強などの、努力が求められる場面で思うように成果が出せていないと感じている方がいるなら、何かしらのご褒美を自分に設定してみてはいかがでしょう。

なんだっていいのです。欲しかった服でも、食べたかった美味しいものでも、旅行でも。
ともすれば、ゆっくり休む休日、なんていうのもご褒美になりもするでしょう。

「ご褒美を目的に頑張るなんて不純だ」
そんなストイックな考え方も高潔だとは思いますが、頑張ったことを褒めてあげるのだって大事なことです。
大人になると、なかなか人から褒めてもらえる機会も減ります。
ですから、自分で自分にご褒美をあげる。

そんな意識を持つと、『頑張る方法』の種類が増えるかもしれません。

あなたにとってのご褒美はなんでしょう。たるみでした。


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2015年11月2日月曜日

変化の先という未知の領域


今日は私が講師を勤めさせていただいているカウンセラー養成学校『日本カウンセラー学院』の元学院生さんとのお食事でした。

私のスタンスとして、卒業された後は講師と生徒という関係を継続せず、一人の人間同士、専門家同士としてお付き合いしていくことを望んでいます。
資格取得学校の講師と生徒ですし、資格をとった方はもう専門家ですし。そこは一般の学校での先生と生徒という関係とは少し違う気がするんですよね。

そうして、お食事や飲み会などで再会し、卒業後の近況などを聞くのがこの仕事の大きな楽しみの一つでもあります。
皆さん、在学中とは人生に大きな変化迎える方が多いと感じます。

それは、心理職として活動を始めるもいう狭い意味だけでなく、
人生の転機を迎える方が多いという意味で。
転職、起業、結婚、離婚、転居など。
人生観が変わる、とか考え方が変わるというレベルでなく、生き方やその環境を大きく変化させる方も多くいらっしゃいます。

今日お食事した方も、在学中とは違うお仕事を始められ、その活躍話を肴にお酒を美味しく酌み交わしました。

当学院は最大でも1年半の学び期間となります。
どうしてたった一年半の短い期間で、人生の転機を迎える方が多いのでしょう。

その要因の一つに、を心理を学ぶことで『変化』を恐れることなく進めるようになったというのはあると思います。
変化というのは、ある意味未知の領域に踏み込むことが求められ、そこには当然のように恐怖や不安もつきものです。

カウンセリングの現場で仕事をしていて感じることで、
悩み事を持つ方の多くは、現状を変えたいと願いつつ、その現状の変化を恐れるという矛盾が多くあります。
その気持ちには、「今より悪くなったらどうしよう」
そう思うと、現状に手を加えることに躊躇してしまうんですね。
仕方のない思考です。それは時には自分を守るために有効にもなります。
しかし時には、問題の固定化を招いてもしまいます。

問題を抱えた現状を脱する為には、時として「どうなるかわからない」けれども現状を変えるという、未知の領域へ飛び込む勇気も必要になることがあります。
勿論それは、闇雲に出鱈目に、投げやりに行うのではなく、
慎重に、一つひとつ変化を確かめながら行ってゆく必要もありますが。

勇気を出して未知の領域へ踏み出す。そのお手伝いもカウンセリングの大事な一つです。


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2015年11月1日日曜日

ハロウィンゴミ問題


今日から11月です。
ということは昨日は10月31日。当たり前のこと言ってますね。

先日このブログでもハロウィンのここ数年のフィーバー現象について書きましたが、
実際当日になってみてびっくりしました。

これはもう密かなブームとか、近年流行りつつあるというか言うレベルじゃないですね。
名古屋は栄の大通りから路地裏まで、仮装した人たちで溢れかえっていました。
ゾンビだの魔女だのナースだのミニスカポリスだの。
もうお祭り騒ぎでしたよ。

これはもう立派な社会現象、経済効果も納得でした。

東京の渋谷なども報道で見ましたが、名古屋など比べ物にならない賑わいだったようで、
混雑やそれに伴う事件事故など、これからの大きな対策課題になりそうですね。

課題の一つに、『ごみ問題』というのがあります。
これはハロウィンに限った話ではなく、お祭り騒ぎの後はセットのように問題になっていますが、
あれだけの人賑わいでのお祭り騒ぎ。羞恥心と一緒にモラルも置き忘れてしまう人が続出するのも
仕方ないといえばないのかもしれません。

私の事務所は栄の真ん中ですので、今朝出勤する時も、
きっと道はゴミがいっぱいなんだろうなぁ
なんて少し覚悟しながら栄を歩いていたのですが。

なんと、街がすごくきれい。

道にゴミ一つ落ちておらず、むしろ普段の同じ時間よりも掃除が行き届いているようでした。
道が綺麗だと心なしか空気まで澄んで美味しく感じるような、
そんな感覚を覚えるほどに綺麗な街でした。

調べてみたところ、栄界隈で行われていたイベントでは、今年は特にゴミ対策に力を入れている運営が多いようで、その結果なのでしょう。

楽しく騒いで遊んで、しっかり後片付けをする。
とても理想的な遊び方だと思います。

実際に掃除をした人と、散らかした人が同じではないのかもしれませんが、
きっと綺麗に遊ぶということを意識するきっかけとはなるのではないかと思います。

普段も今日くらい綺麗な街だといいのにな、
と思い自分もできる部分の掃除を心がけよう。そんな刺激を受けました。

メリハリって大事です。たるみでした。


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