先日、元上司であり恩師の先生のところへ開業の挨拶へ伺いました。
もう開業して半年経つので、随分と不義理をしてしまっていたのですが快く迎えていただきました。
人生の先輩であることは勿論、カウンセラーの先輩でもあり、
今の私のカウンセリングのスタイルもその先生から受け継いでいるところもたくさんあります。
私は元々は理屈型の人間でして、カウンセリングのスタイルにもそれは現れていました。
理屈で理解しようとするというか、思考の整理を優先して悩みの解決に導くといいますか、
考え方を変えることで問題解決をしようという、そんなタイプだったんですね。
しかし、私が尊敬し敬愛する先生は数人いるのですが、その多くが感情に働きかける介入を重視する方たちなんですよね。
やはり自分に欠けているものに惹かれるのでしょうか、
おかげで今では私も感情を扱うことに重きを置くカウンセラーとなっています。
先日ご挨拶に行った先生もそんな方で、
その先生と話していると、色々な感覚に気付かされます。
感覚に触れることの重要性を知っている者同士が語り合っていれば、
当然のように、そこに感覚のやり取りが生まれます。
すると、心の深い部分での共鳴というのか、共感というのか、
言葉は上手くあてはめられませんが、場の空気がとても濃密になっていきます。
その時に気付きました。
「あ、この感じ、カウンセリング中にたまにあるやつだ。この空気になった時ってカウンセリングが効果的に進むんだよな」
つまり、言葉や思考を超えて感覚のステージで関われている時、一種独特な世界を感じられることがあります。
その状態に相談者が至ってくれた時、実に有意義な時間となり相談者の解決は加速します。
(なぜ感覚的な心の深い部分に触れることが解決に繋がるのかは、説明すると長くなるのでまた別の機会にしますが、決してスピリチュアル的な理由でなく、確かな根拠もあります。)
カウンセリングの中では時間をかけて、我々カウンセラーが相談者をそのステージに至るお手伝いをするわけですが、そこはカウンセラー同士。
短時間でそのステージでの対話となっていたようです。
とても心地よく、カウンセリングの原点を思い出させてもらえる時間でした。
画像は開業祝にといただいたワイン。
とても美味しくて二日で空けてしまいました。
先生、楽しい時間を有難うございました。 たるみでした。
※お知らせ
教材用のカウンセリングDVD制作を計画しています。
つきまして、ボランティアでクライエント役をして頂ける方を募集しています。
興味のある方は下記宛先『名古屋 栄カウンセリング』までメールでのご連絡お待ちしています。
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