2015年11月19日木曜日

お菓子に意味なんていらない


ウォンカチョコ(ウォンカバー)。
無性に食べたくて買ってきました。
ご存知ですよね。映画『チャーリーとチョコレート工場』に登場するチョコレートです。
ネスレが実際に作って販売しているのですが、劇中のチョコを再現しています。

こういった試み、とても好きです。
創作物と現実をリンクさせるというか、
架空のものを敢えて実現させるこの矛盾。

今年何かと話題になっている映画『バックトゥザフューチャー』シリーズでも、
未来を描いた作品内の架空の商品を、実現させてしまおうという構想もあります。
その辺りは以前のブログで ⇒『30年後を思い描く』

この『チャーリーとチョコレート工場』という映画では、
他にも面白い試みがあったそうです。
それは、上映中の劇場内に『香り』で演出をしたということです。

物語の大部分がチョコレート工場の内部で進むこの物語、
人工のチョコレートの香りを劇場内に漂わせることで、
観客もあたかもチョコレート工場の中にいるような臨場感を演出したそうです。

ぜひ体験してみたかったものです。

人間は、物事を知覚したりする時、『視覚』にもっとも頼っています。
つまり、目で見ることで状況や対象を把握しているということです。

しかし、それだけではなく視覚を含めた『五感』を総動員してもいます。
『視覚』『聴覚』『嗅覚』『味覚』『触覚(触運動感覚)』
この5つを使って知覚をしているのですが、
人によって優位な感覚というものがあります。

例えば、

「コーヒーを楽しむ」

そんなイメージをした時に、

「コクがあってほろ苦いコーヒー」
そんなイメージをした人は、味覚が優位な傾向にあるのかもしれません。

「ミルのゴリゴリという音が好き」←聴覚優位。

「芳醇な香りが鼻腔をくすぐる」←嗅覚優位。

「手に取った時のカップの暖かさがほっとする」←触覚優位。

といったところでしょうか。やや強引ですがね。

そう考えると先の『チャーリーとチョコレート工場』ですが、
視覚は劇場ですのでクリア。
聴覚も劇場設備ならではの臨場感を高めるサラウンドでしょう。
それに加えてチョコレートの香りという嗅覚による演出。

五感覚のうち実に3つの感覚を押さえているということです。
後はチョコレートを食べながら観劇したらもう残るは触覚だけです。

ちなみに私は嗅覚優位です。たるみでした。


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