2015年6月10日水曜日

壊れたパソコンと頼れるおじさん

今私のもとには、壊れたパソコンが一台あります。
それは、数年前に実家の親の為に用意した(費用は親が出したのですが)パソコンでした。
しかし、数年と経たないうちに故障してしまい、そのまま放置されていました。

簡単な修理ならできるかと思い持って帰って色々と試してみたのですが、わかったことは
「自分では直せない」
ということだけ。
どうやらマザーボードの故障であるらしきところまでは突き止めたのですが、流石にそこは私程度の素人では修理不可能でした。
大手量販店(ソ○マッ○)に修理見積もりを出した所、10万円近くを提示されて半ば諦めかけていました。

そんなまま、またしばらく放置だったのですが、
仕事でノートPCが必要になり、購入を考えていたところで、その存在をふと思い出しました。
そして私が今住んでいる近所には、『パソコン・ワープロ修理』という看板の掲げられた個人商店があったことも思い出しました。

ということで今日その故障したPCを持ち込んでみたところ。
状態を見てものの数秒で
「あー、こりゃマザーボードだね」
とのスピード診断。
「すごい!私が数日かかってやっとわかった故障箇所だったのに!」
更に続いて出た言葉。
「二日もくれれば直しますよ。値段は○○円くらいかな」
「なんと!?○フ○ップの半額以下!?」
二つ返事で修理を依頼しました。
直って帰ってくるのが楽しみです。

某量販店に悪意のあるような文章になってしまったかもしれませんが、伝えたかったのはそこではなく、この店主さんに対して感じた『安心感』です。

自分では直せず、大手に頼んでも満足のゆく対応でなく、「もうダメか」と諦めかけていたところで、
頼もしく解決してくれた店主さんにもらった『安心感』がただただ嬉しかったのです。

そうして思いました。
今日の私は、悩みを持って専門家の元に訪れる相談者だったのだ、と。

カウンセリングに訪れる相談者の方々は、自分一人や周囲の協力だけでは努力しても解決できなかった悩みを抱えていらっしゃいます。
そんな、どうにかして悩みを解決しようと、私たちカウンセラーを選んでくれた相談者の方に、私は『安心感』を与えられる存在でありたいと。

勿論カウンセリングは、我々カウンセラーの一人相撲では成り立ちません。我々が解決できる力を持っていたところで、それが相談者にとって有効でなければ意味がありません。
技術や知識だけでどうにかなるものではないにしろ、
「カウンセラーが協力して解決にあたってくれるのだ」
という『安心感』を感じてもらうことは必要なのだと思います。

思わぬところで再確認したカウンセラーとしての存在のあり方。
日常でも発見はたくさんあります。


普段はソフマップさんよく利用してますよ。たるみでした。


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