先日、ノートPCを修理に出したという記事を書きましたが、まずはその顛末を。
無事に直って帰ってきました!
修理屋さんから約束の期日になっても連絡がないと心配していましたが、その後問い合わせたところ部品を取り寄せてくれていたそうで修理に時間がかかったそうです。
一本連絡が欲しかったなと思わないでもないですが、サービスで故障個所以外も手を加えてくれていて、購入時よりもハイスペックになって戻ってきたので結果オーライです。
おじさんありがとう。
さて、喜びもつかの間。
今度は自宅で使っているデスクトップPCが故障しました。
とはいえ、結構前から怪しい予感はしていたので、
「とうとう来たか……」
というところなんですけどね。
しかしタイミングが数奇です。
故障していたPCを直した途端にメインで使っていたPCが故障する。
こういうことってよくありませんか?
「新しいものを買ったとたん今まで使っていたものが壊れた」
その逆で
「使っていたものが壊れたので買い換えたところ、壊れていたものが直った」
他にも
「傘を持って出た日に限って雨が降らない」
「早起きが必要な日に限って目覚まし時計が壊れる」
所謂、日常のあるあるネタってやつです。
少し前に『マーフィーの法則』というのが流行ったのをご存知でしょうか。
マーフィーの法則(マーフィーのほうそく、英: Murphy's law)とは、「失敗する余地があるなら、失敗する」「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」をはじめとする、先達の経験から生じた数々のユーモラスでしかも哀愁に富む経験則をまとめたものである。
wikipediaより抜粋
つまりは、日常的によく起きるあまり嬉しくないあるあるネタと考えていただければいいかと思います。
個人的に共感できるのをいくつか挙げると
「バターを塗ったパンを落とすと、バターを塗った側が下になって落ちる。」
「洗車しはじめると雨が降る。雨が降って欲しくて洗車する場合を除いて。」
「機械が動かないことを誰かに証明して見せようとすると、動きはじめる。」
「切符を買う時、自分の並んだ列がいつも遅い。」
「択一問題は最後に残った2つの候補のうち、選択しなかったほうが正解である。」
「机の上のお茶は、いつも最も重要な書類のほうに向かってこぼれる。」
「運転中、混んでるので車線を変更したら、変更した車線が混む。」
「たばこの煙は嫌いな人の方へ流れていく。」
「急いでいる時に限って赤信号が続く」
どうでしょう、
「あー、不思議とそういうことってあるよね!」
思い当たるものもいくつかあるのではないでしょうか。
確かに共感できるものではあるのですが、実はこれ、思い込みによるものなのかもしれません。
人は、印象に残った経験をより強く記憶します。さらに、人は良いことよりも悪いことの方が印象に残りやすいとも言われます。
言い方を変えると、良い出来事はあまり自覚できずあっさりと忘れてしまい、悪いことはいつまでも覚えている、ということでしょうか。
一つ例を挙げて説明してみましょう。
「傘を持って出ない日に限って雨が降る」
確かに、雨に降られて濡れてしまったとなると、今日はツイていなかったなと思い、印象深い思い出となるでしょう。
しかし、
雨が降ってきたので持っていた傘をさした。これでは当たり前過ぎて印象にも残りません。
なので記憶にもとどまりにくいのです。
だから必然的に、傘を持たずに雨に降られた日の方が印象深くなるというわけです。
他のものも同じです。
急いでいる時に青信号が続いてスムーズに進むより、赤信号に足止めされた方が記憶に残りますよね。
こんな風に、人はより印象に残っている方を長く記憶してしまい、同じようなことがたまたま起こるだけで、「いつもこうだ!」と感じてしまったりします。
悪いことばかり覚えておくのでなく、『良いこと探し』をするといつの間にか良いことばかりの毎日になるかもしれませんね。
ポリアンナ物語でも『よかった探し』してましたね。たるみでした。
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