2015年8月6日木曜日
今そこにある恐怖
私は夏が好きではありません。
確かに夏には楽しいこともたくさんありますけどね、海は好きですし。
それでも好きな季節と問われれば迷わず冬と答えます。
何故夏が嫌いなのか。
理由はいくつかあります。
まず暑いのが苦手。
汗をかいてべたべたするのが嫌。
食べ物が腐りやすいのが嫌。
そして最も大きな理由が
虫が嫌い!というのがダントツです。
夏は虫がたくさん出ます。
特に私の最も苦手な、例のアイツも。
黒くてツヤツヤしてて、銅線状のものを頭から生やしたヤツです。通称Gの活動も活発になります。
名前も出せないアイツが筆頭ではありますが、虫全般が苦手です。
でも、不思議なんですよね。
子供の頃はりと平気で虫に触れていたのに。
むしろ自分から捕まえていました。
カマキリとかバッタとかセミとか。
カブトムシやチョウチョを幼虫から孵えしたこともあります。
それなのに、大人になるにつれて苦手になってしまいました。
苦手でなかったはずのものがいつの間にか苦手になる。
その境界線は覚えていません。
気づいた時には触れなくなっていました。
大人になると変わるものは他にもあります。例えば味覚。
子供の頃は食べられなかったものが、年を取ると美味しく感じる。
そういうことってありますよね。しかし味覚とはわけが違います。
虫に対する内的な変化は、感情が変化しているんですよ。
きっと、虫に接する機会が減ったとか、知識が増えたとかそういった理由は要因としてあると考えられます。
しかしこうも顕著に嫌悪 ─いや恐怖といってよいでしょう─ を感じるようになる、というのはなんとも納得がいきません。
皆さんにもなにかあるでしょうか。
昔は平気だったのに、いつの間にかネガティブな感情を感じるようになっているものって。
そしてその変化には、なにか明確なきっかけはあったのでしょうか。
こんな風に意識して思い出してみると。思いがけない発見があるかもしれませんね。
虫は原始的な恐怖を感じます。たるみでした。
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