2015年8月1日土曜日

長生きするコツ




シンガポールの新聞『聯合早報』で、日本の著名な医学博士が指摘する「早死にする人の10大特徴」について紹介する記事が掲載されたそうです。
その内容がこちら。

【その1】孤独
孤独な人は社会からのサポートが不足してストレスが大きくなり、負の感情を抱きやすい。

【その2】笑わない
よく笑う人は人間関係を構築しやすいからだ。また、笑いにはアドレナリンのレベルを下げる、疲労を和らげる、血圧を下げるといった効果があるという。

【その3】ポジティブすぎる
ポジティブすぎる人は往々にして競争を好み、ストイックになるため早死にしやすい。

【その4】低学歴
低学歴者は社会的地位や経済的収入が低いことで、生きるうえでのプレッシャーが強くなり、寿命に影響するという。

【その5】肥満の友人が多い
米国での調査では、体重が7.7キロ増加した人は、その友人の体重も2.3キロ増加することが明らかに。

【その6】長時間座っている
WHOは以前、世界では毎年200万人あまりが長時間座っていたことが原因で死亡していると指摘している。

【その7】趣味がない
定年退職したお年寄りで、趣味がない人の認知症リスクはは、趣味が2つある人の6.3倍高いという。

【その8】素行が悪い
善い行いをするとリスペクトや賞賛を受け、心が愉快になり、ストレスが軽減されるという。

【その9】隣人との関係が悪い
良い隣人を持つことで心臓病の発病リスクが50%低下することがしめされている。安定した生活環境は、生活への満足度に加えて寿命にまで影響を及ぼす。

【その10】退廃的な生活
退廃的な生活を送っている人は、心が漠然としていて、目標を持たない。

以上10大特徴ということです。
どちらの医学博士がどういった根拠で指摘したのかは明確にされていないので、真偽のほどは確かではないですし、あくまでちょっとしたい雑学程度に受け取っていただきたいのですが。

興味深いのが、その根拠に精神的な影響が関係しているということなんですね。
身体的な疾患へのリスクに繋がる要因として、心因的なストレスの大きさは知るところではありますが、こうして改めて列挙されると人は心の生き物だということを再認識させられます。

少し前のブログでも『プラセボ効果』について触れましたが(心頭滅却すれば猛暑も涼し?)、
人の心と体の繋がりはもっと重視されるべきだとつくづく感じます。

私は心理カウンセラーという職業を『命のそばに在る役割』だと認識して相談者さんに関わるようにしています。
そして、そんな役割としての重要性をより多くの方に共有できる事もまた大切な指名だと、意識し続けようと思います。

この10大特徴って要は「心が健康であることが長生きの秘訣だよ」で済んじゃう気もします。たるみでした。


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