口が悪くて人を傷つけてしまって人間関係が上手くいかない。
そんな悩みはカウンセリングでもよく聞くものです。
そんな人に朗報。
『しずかったー』というアプリをご存知ですか?
「しずかったー」は、SNSに発信するコトバを、自動でキレイに変換してくれる無料アプリです。ネガティブな言葉はポジティブに。悪口や暴言は褒め言葉に。悲しい時、頭にきた時…いつでも、どんな言葉でも安心してSNSに投稿できます。
→詳しくはこちらで『しずかったー』公式
つまりは、汚い言葉を自動的に綺麗にしてくれるというこのアプリ。実際にどのように変換されるかというと。
「嫌い」→「将来的には好きになるしかない」
「キモい」→「ワンダホーい」
「だるい」→「やる気に満ち溢れている」
「ウザい」→「私の人生に登場しないでほしい」
・・・・・う、うん。
やっぱりこういうのは機械に頼っちゃだめですね。
私はカウンセラーという職業柄、言葉選びには繊細になるようにしています。
相談者の方に対して、綺麗な耳心地のよい言葉ばかりで誤魔化すようなことはしませんが、
必要以上にネガティブだったり悪意を感じる言葉を選ぶこともまた気をつけるようにしています。
勿論、必要があればカウンセリングの中で罵倒や暴言が飛び出すこともあります。
当たり前ですが私から出なく、相談者からですよ。
そんな時、その言葉を選んだのであればきっと意味があると考え、むやみに汚い言葉を避けるようなことはカウンセリングとして逆効果です。
そして、言葉選びというものを重要視するひとつの例として。
『目標設定』があります。
つまり、相談者がカウンセリングをとして「こうありたい」という目的を設定する時、言葉選びは重要な要因になります。
「辛い気持ちをなくしたい」
相談者が目標をこのように設定した時、ひと工夫が必要です。
考えてみてください。
「辛い気持ちをなくす」というのは望みとして間違いないのですが、目標としての設定にはなりません。
なぜなら目標とは、『なりたい姿』が理想的なのですから。
「辛い気持ちをなくす」というのはただの現在の自分を否定しているだけに留まってしまっています。
その理想の状態の自分をイメージすることができません。
『辛い気持ちがない状態』がどのような状態なのかをもっと具体的に設定することが必要なのです。
シンプルに考えると
「幸せになりたい」
目標としてのイメージはまだ曖昧ではありますが、少なくとも幸せな自分というのはイメージできるのではないでしょうか。
もっと具体的な幸せイメージにしてみましょうか。
「朝起きてから、家族に笑顔で挨拶をして、朝食を時間に余裕を持って美味しく食べる。そして会社に行く時も満員電車を楽しめ、仕事に対してやる気を持って同僚とも仲良く自分に自信を持って、笑顔で家に帰宅して、一日を振り返り満足を感じながら眠りたい」
長くなって逆に曖昧になった気もしますが、どうですか?
こんな日常なら幸せと感じられるだろうなぁ、というリアルなイメージができると思いませんか?
そうすると、そのイメージを現実化するための方法だって考えつきやすくなります。
『目標設定をする時は、現状否定ではなく、こうありたいという具体的な姿を設定する』
それが、目標を達成する為のコツです。
まずは小さくてよいので、自分の理想の姿をイメージすることから練習してみてください。
及川光博みたいにカッコよくなりたい。たるみでした。
※お知らせ
教材用のカウンセリングDVD制作を計画しています。
つきまして、ボランティアでクライエント役をして頂ける方を募集しています。
興味のある方は下記宛先『名古屋 栄カウンセリング』までメールでのご連絡お待ちしています。
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名古屋 栄カウンセリング
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