2015年7月3日金曜日
気分のスイッチ
名古屋市内にある朝日神社の境内。
この神社は隣に交番があるので、
パトカーが境内に停めてあるという少し変わった神社です。
パトカー出動の時などは神社の入り口からパトカーが顔を出すという珍しい光景も見れます。
その朝日神社に立ち寄った際になんともほのぼのとする光景だったのでパシャリ。
猫がパトカーのボンネットで気持ちよさそうにすやすや寝ています。
近寄ってカメラを構えても我関せずで毛づくろいに勤しんでいました。
こんなに無防備に安らげる場所、皆さんにはありますか?
日常では緊張がいっぱいです。
仕事、勉強、人間関係、日々の生活ではなかなか気が抜ける場所というのを見つけるのは難しいのではないでしょうか。
それは決して悪いことばかりでなく、緊張しているからこそ発揮できる能力や、それを跳ね返そうと高まるやる気だってあります。
しかし、緊張しっぱなしではいつか疲れてしまいます。
だから人には、リラックスできる場所というのが必要だと思います。
「しかし自然の少ない街中に住んでいるとそうリラックスできる場所にも気軽にはいけなくてね」
そんな風に思ってはいませんか。
そんなことはないんですよ。
これは別に私が田舎に住んでいるからひがんでいるわけではないです(笑)
例えば、
木々の生い茂る深い森。
緩やかな清流の水音が耳に優しい川辺。
空気の澄んだ霊峰の山頂。
そんな場所じゃなければリラックスできないわけではないのです。
そんな場所であればさぞかし、『アルファ波』や『マイナスイオン』や『1/fゆらぎ』とかそういうのでさぞ心にはよい作用なのでしょう。
しかし、リラックスできる場所はどこだっていいのです。
家の自室のいつもの定位置にいる時。
お気に入りのバスオイルを一滴入れた湯船に浮かんでいる時。
自分の車の運転席でタバコと缶コーヒーを嗜んでいる時。
ともすれば、場所だって限定する必要はないかもしれません。
好きな曲をヘッドフォンで聴く。
愛猫の背中を撫でる。
自分の胸に手を当てる。
呼吸を整える。
そんな行動だって構いません。
つまりは、自分がリラックスすることができる『特定のもの(場所・行動)』を作ればいいのです。
そして、それらを自分で体と心に染み込ませてやるのです。
『(特定のもの)で自分の心は落ち着いてリラックスできるスイッチが入る』
そういうルールを自分に作るわけです。
お気に入りの『特定のもの』が決まったら、それが気持ちがリラックスするスイッチになるための練習をします。
そうすれば、
満員の通勤電車の中だろうと、上司に怒鳴られている最中だろうと、いつでもリラックスを感じることができるようになるかもしれません。
カウンセリングの中で、そういった『特定のもの』を決めたり、定着させる練習もするのですが、
相談者さんもカウンセラーである私も、二人で楽しみながらゆっくり丁寧に進めていきます。
そんな経験も含めて相談者さんにとって『気持ちが落ち着き、リラックスできる』ことが当たり前になっていくんですね。
寝る前にリラックスすると疲れが取れますよ。たるみでした。
※お知らせ
教材用のカウンセリングDVD制作を計画しています。
つきまして、ボランティアでクライエント役をして頂ける方を募集しています。
興味のある方は下記宛先『名古屋 栄カウンセリング』までメールでのご連絡お待ちしています。
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