2019年5月30日木曜日

6月開催 一般の方向けセミナーのお知らせ

名古屋 栄カウンセリングでは、一般の方へ向けての心理学セミナーを定期的に開催しております。

・お悩みの解決に。
・ビジネスでのスキルアップに。
・心理カウンセリングを検討していて実際にカウンセラーと会ってみたい。

そんな様々なニーズにお応えできるよう、日常に活かせるテーマを、心理学的なアプローチからお伝えする内容となっております。

6月1日~6月18日のセミナー情報。
各セミナーへは、お申し込フォームよりご参加を受け付けております。

【人間関係に困らない!話し方講座】
開催日:①6月1日(土)13:00~14:30
    ②6月11日(火)13:00~14:00

料金:3,000円(税込)
会場:名古屋 栄カウンセリング
  (会場アクセス)
内容:
「自分の言いたいことが伝わらない」
「相手の発言にどう反応すればいいかわからない」
「自分が話をすると場がシラケてしまう」
「雑談が苦手」
「何を話せばいいかわからない」

話し方に関するお悩みはたくさんあります。
プライベートでも仕事でも、上手に話ができる人は人間関係も上手に作れるものです。

上手な話し方にはいくつかのポイントがあります。
そのポイントを解説し、上達のためのヒントを知ることができます。
知識だけでなく、練習方法のご相談にもお応えします。


当講座では、現役の心理カウンセラーでもある講師が相談対応の場で
「役に立った」「自分の話下手の理由が分かった」
そんなお声を頂いたテクニックを簡潔にお伝えします。


ポイント①【 聞き方 】
『話し上手は聞き上手』とも言われるほどに聞く力はコミュニケーションでは重要です。
話を聞くことは誰もが出来ているつもりでも、それは『ただ聞いている』『内容を理解している』だけかもしれません。

話し上手につながる聞き方にはいくつかのコツがあり、その一つが『相手に気持ちよく話をしてもらえる聞き方』です。
接客業やコミュニケーションが得意な人は知っている、そんな心理テクニックをお教えします。

ポイント②【 伝え方 】
自分の考えや気持ちを伝えることが苦手……という方は少なくないのではないでしょうか。
そんな人はもしかしたら、自分のことを「話すことが下手だ」と諦めてしまってはいませんか?
ですがそれは、『話すこと』に問題があるのではなく『伝え方』に問題があるのかもしれません。
伝え方を少し変えてみるだけで、とてもスムーズに会話ができ、意思の疎通ができるようになることもあります。

相手に理解されやすく、自分の言いたいことが伝わるテクニックのヒントを知ることで、あなたの伝え方は変わり、これまで以上に上手なコミュニケーションになります。

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【ネガティブ思考改善セミナー】
開催日:①6月18日(火)19:00~20:30
    
料金:3,000円(税込)
会場:名古屋 栄カウンセリング
  (会場アクセス)
内容:
「不安や緊張が強く日常でも不便を感じている」
「マイナス思考のせいで前向きに生きられない」
「苦手な場面があり困っている」
「悪い結果ばかり想像してしまって行動できない」
「もっと楽に考えられるようになりたい」

私たちの人生に、問題や悩みなどの生き辛さを生み出している原因の一つに『ネガティブ思考』『マイナス思考』があります。
良くないと頭ではわかっていてもついやめられないもの。
そもそも、ネガティブ思考に偏っていることすら気づけず、負のスパイラルに陥りがちです。
ポジティブに捉えられるようになれば、出来事の見え方が変わり、人生を豊かにすることができます。

様々な分野で効果が示されている、認知行動療法を応用したセルフトレーニングのためのセミナーです。
認知行動療法の治療手順を簡略化したシートを使って、苦手な場面や過度な不安を克服するための考え方を変容するためのプロセスを一緒に進めてゆきます。


STEP①【不安や恐怖の原因を整理して思考の癖に気付く】
ネガティブ思考の多くは、自分でも理由が明確でない『不安』『恐怖』が思考を歪ませてしまう事にあります。
まずは、自分を苦しめているものの正体は何か、そしてどのような考え方の癖がネガティブに繋がっているのかを丁寧に整理してゆきます。

STEP②【偏った思考を柔軟にする】
正体不明の『不安』『恐怖』が明確になれば、冷静に判断することができます。具体的なネガティブ思考を自分で打ち消せるように、発想を柔軟に広げて様々な可能性を探してゆきます。

STEP③【ネガティブに負けない対策を立てる】
どうしても打ち消せないネガティブな思考に対しては、その対策を考えることで『不安』『恐怖』を軽減することができます。
未来に向けた対策を講じることで「きっと大丈夫だ」と思う事ができる『安心』は、自然とネガティブ思考を改善してゆくことでしょう。


上記の内容を中心に、複雑な認知行動療法の治療手順をわかりやすくお伝えしつつ、行き詰った時にはお手伝いもさせて頂きますので、心理学を学んだことがない方でも問題なく取り組む事ができます。
セルフトレーニングセミナーですので、今後は自分でネガティブ思考を改善できるようになるための方法を学んでいただく内容になっています。

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2019年5月29日水曜日

川崎・登戸での殺傷事件


またしても、あってはならない痛ましい事件が起きてしまいました。
川崎・登戸での殺傷事件。
私もかつて小田急線で通勤していた頃があったので、登戸駅は馴染みのある場所だけに今回の事件には驚かされました。

このような事件が起きる度、心理職としての無力感を覚えます。
勿論、事件後の被害者や遺族に対してのメンタルケアという面での援助は必要不可欠ですし、大きな役目だと思います。
ですが、事件が『起きてから』ではなく『起きる前』にも心理に携わる我々にはできることがあったのでは、と思うのです。

前提として、加害者を擁護する目的での意見ではありません。
行為自体も許される事ではないですし、行動という結果に移してしまった以上は司法という明確な領域のある案件です。

私が最も問題だと思うのは、未然に防げなかった事です。
加害者には、何かしら理由があってこのような強行に及んだのでしょう。
そしてその理由は、おそらくは被害者達には直接関係のないものだったのでしょう。
つまり、全く見当違いの間違った方法だったという事です。

そこに、未然に防ぐという鍵があるように思います。
加害者の持っていた理由を、それが鬱積であれ、怨恨であれ、絶望であれ、何かしらの疾患による見当識の障害であれ、何にしろその凶行の原因となった理由を、適切な正しい形で処理できる方法もあったのではないかと思うのです。
適切とは、人道的にも、法的にも、社会的にもという意味です。
そうすれば、このような凄惨な事件にならず、加害者も生まれず、何より被害者は生まれなかったのではないか。
そう考えます。

きっとその為には、周囲や専門家のサポートが必要でしょう。
一人では対処できず、解決できず、抱えきれず、抑えることもできない状態の時、誤った極端な選択をしてしまう事は少なくありません。その対象が自分に向くか他者に向くかの違いはあれどもです。
ですが、本当はもっといい選択肢も残されているはずなのです。
一人では考えつかなくても、世の中には様々なサポートが存在します。
行政機関をはじめ地方公共団体、市町村、専門機関、そして家族や周囲の人たち。
そんなサポートが適切に関われていれば、全てではないにしろきっと、極端な間違った選択をしなかった人たちもいたはずです。
その為には、相談対応窓口やセーフティネットの更なる充実と、相談しやすさが必要なのでしょう。

現在でも、官民共に様々な分野で啓蒙や教育、周知を目的とした活動が行われています。
心理の業界なら、心理教育やストレスチェックなどもその一環でしょう。
とはいえまだまだ十分でないというのが現状なのでしょう。
だからこそ、無力を嘆くだけで終わるのではなく、未然に防ぐ為にも、全ての人々へ適切なサポートを知ってもらい、享受してもらえるよう社会を作ってゆく事が必要なのだと思います。


被害に遭われた方たちの早期回復を願うとともに、亡くなられた方たちに対し謹んで哀悼の意を表します。


2019年5月25日土曜日

夏のスピード



ここ数日で急に暑くなりましたね。
5月で真夏日? 春物のコートはもう仕舞った方がいいのでしょうか……。

ということで今年も夏の気配が急スピードで近づいてきています。
季節的に夏はあまり得意でない私ですが、夏になると思い出すフレーズがあります。
それは槇原敬之さんの『夏のスピード』という曲のワンフレーズ。

夕立の後の空を 逃げるように流れる雲 僕らの明日も こんな風ならいい

彼の歌は所謂失恋ソングが多く、この曲もそうなのですが。
扱うテーマに関係なく彼の詩はとても、『主観的』だと感じます。

リアルな日常の風景を切り取って表現する時、その場面の描写が槇原敬之というフィルターを通して描かれているという感じでしょうか。
そしてその描写がとても丁寧で、繊細かつ抒情的なんですよ。
だから何でもない日常の一場面だったとしても、時にメランコリックだったり、また時にはハートフルな情景を聞き手に思い描かせてくれます。

カウンセリングの話になりますが、カウンセリングの中では現実的な『問題・悩み』だけでなく、『心』や『感情』と呼ばれる、物理的には存在しないものも扱います。
その時、対話という形をとりますが、そうなると当然やり取りされるのは『言葉』です。

言葉というものは、表現した瞬間に概念に成り代わります。
つまり、その人の内面にある心そのものではないということ。
気持ちを表現するのに最も近いと思われる概念、という言い方が適切でしょうか。
心や感情をありのまま表現することは不可能です。
(形のないものを科学的に扱うのという心理学の形もありますが、今はあまり深めないでおきましょう)

『心』と『言葉』はイコールではありませんが、決して無関係でもありません。
なぜなら、心を言葉として表現する際には、その人の『主観』というフィルターを通しているからです。

そのフィルターとは、その人が世界や出来事を、どのように捉えているのか。
それは『事実』でなく、その人だけの『真実』なのです。
我々カウンセラーは、そこに触れて、丁寧に受け止めることで、その人の内面の世界を理解します。

だからこそ、心や情景というものを、こんなにも切なく美しく表現する事の出来る槇原敬之が、そして描き出される世界が私の胸を打つのでしょう。


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2019年5月13日月曜日

5月開催 一般の方向けセミナーのお知らせ

名古屋 栄カウンセリングでは、一般の方へ向けての心理学セミナーを定期的に開催しております。

・お悩みの解決に。
・ビジネスでのスキルアップに。
・心理カウンセリングを検討していて実際にカウンセラーと会ってみたい。

そんな様々なニーズにお応えできるよう、日常に活かせるテーマを、心理学的なアプローチからお伝えする内容となっております。

5月16日~5月24日のセミナー情報。
各セミナーへは、お申し込フォームよりご参加を受け付けております。

【ネガティブ思考改善セミナー】
開催日:①5月16日(木)13:00~14:30
    ②5月24日(金)19:00~20:30
料金:3,000円(税込)
会場:名古屋 栄カウンセリング
  (会場アクセス)
内容:
「不安や緊張が強く日常でも不便を感じている」
「マイナス思考のせいで前向きに生きられない」
「苦手な場面があり困っている」
「悪い結果ばかり想像してしまって行動できない」
「もっと楽に考えられるようになりたい」

私たちの人生に、問題や悩みなどの生き辛さを生み出している原因の一つに『ネガティブ思考』『マイナス思考』があります。
良くないと頭ではわかっていてもついやめられないもの。
そもそも、ネガティブ思考に偏っていることすら気づけず、負のスパイラルに陥りがちです。
ポジティブに捉えられるようになれば、出来事の見え方が変わり、人生を豊かにすることができます。

様々な分野で効果が示されている、認知行動療法を応用したセルフトレーニングのためのセミナーです。
認知行動療法の治療手順を簡略化したシートを使って、苦手な場面や過度な不安を克服するための考え方を変容するためのプロセスを一緒に進めてゆきます。

STEP①【不安や恐怖の原因を整理して思考の癖に気付く】
ネガティブ思考の多くは、自分でも理由が明確でない『不安』『恐怖』が思考を歪ませてしまう事にあります。
まずは、自分を苦しめているものの正体は何か、そしてどのような考え方の癖がネガティブに繋がっているのかを丁寧に整理してゆきます。

STEP②【偏った思考を柔軟にする】
正体不明の『不安』『恐怖』が明確になれば、冷静に判断することができます。具体的なネガティブ思考を自分で打ち消せるように、発想を柔軟に広げて様々な可能性を探してゆきます。

STEP③【ネガティブに負けない対策を立てる】
どうしても打ち消せないネガティブな思考に対しては、その対策を考えることで『不安』『恐怖』を軽減することができます。
未来に向けた対策を講じることで「きっと大丈夫だ」と思う事ができる『安心』は、自然とネガティブ思考を改善してゆくことでしょう。

上記の内容を中心に、複雑な認知行動療法の治療手順をわかりやすくお伝えしつつ、行き詰った時にはお手伝いもさせて頂きますので、心理学を学んだことがない方でも問題なく取り組む事ができます。
セルフトレーニングセミナーですので、今後は自分でネガティブ思考を改善できるようになるための方法を学んでいただく内容になっています。

お申込フォーム


【人間関係に困らない!話し方講座】
開催日:①5月22日(水)13:00~14:30
    ②5月22日(水)19:00~20:30 
料金:3,000円(税込)
会場:名古屋 栄カウンセリング
  (会場アクセス)
内容:
「自分の言いたいことが伝わらない」
「相手の発言にどう反応すればいいかわからない」
「自分が話をすると場がシラケてしまう」
「雑談が苦手」
「何を話せばいいかわからない」

話し方に関するお悩みはたくさんあります。
プライベートでも仕事でも、上手に話ができる人は人間関係も上手に作れるものです。

上手な話し方にはいくつかのポイントがあります。
そのポイントを解説し、上達のためのヒントを知ることができます。
知識だけでなく、練習方法のご相談にもお応えします。

当講座では、現役の心理カウンセラーでもある講師が相談対応の場で
「役に立った」「自分の話下手の理由が分かった」
そんなお声を頂いたテクニックを簡潔にお伝えします。

ポイント①【 聞き方 】
『話し上手は聞き上手』とも言われるほどに聞く力はコミュニケーションでは重要です。
話を聞くことは誰もが出来ているつもりでも、それは『ただ聞いている』『内容を理解している』だけかもしれません。
話し上手につながる聞き方にはいくつかのコツがあり、その一つが『相手に気持ちよく話をしてもらえる聞き方』です。
接客業やコミュニケーションが得意な人は知っている、そんな心理テクニックをお教えします。

ポイント②【 伝え方 】
自分の考えや気持ちを伝えることが苦手……という方は少なくないのではないでしょうか。
そんな人はもしかしたら、自分のことを「話すことが下手だ」と諦めてしまってはいませんか?
ですがそれは、『話すこと』に問題があるのではなく『伝え方』に問題があるのかもしれません。
伝え方を少し変えてみるだけで、とてもスムーズに会話ができ、意思の疎通ができるようになることもあります。

相手に理解されやすく、自分の言いたいことが伝わるテクニックのヒントを知ることで、あなたの伝え方は変わり、これまで以上に上手なコミュニケーションになります。

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2019年5月12日日曜日

心の休息


10連休というゴールデンウィークも終わり、日常が始まりましたね。
連休中には元号の変更などもあり、『令和』という名前にも少しずつ馴染みが出てきたこ頃ではないでしょうか。

さて、長期連休は旅行のチャンスなどもあり喜ばれる半面、
連休が長ければ長い程、連休明けには鬱など気分の落ち込みが多くなるという統計もあるようです。

時期的にもいわゆる『五月病』などとも関連してきますが、大きな理由としては、
4月から始まる新生活における環境変化のストレスや、気候の変化による体調のリズムの不調和なども関係して、この時期は気分の落ち込みが起こりやすい時期ではあります。
実際、この時期は心理カウンセリングの問い合わせも増える時期です。

そんな、心や体が不調を起こしがちな時期に大切なことは、
無理をしてしまわないこと。

なので、会社などでも休業の制度や、行政にも様々な社会保障がセーフティネットとして、心身の休息が取りやすい環境は整えられているのですが、なかなか気持ち的にそうはいかない方も多いというのが現状なようです。

特に気持ちが落ち込んでいる時ほど、自責や焦りを感じやすくなってしまうので、
根性論で乗り切ろうとしたり、やる気が出ない自分を責めてしまうなど、
気持ちは理解できるのですが、あまり良くない対策を講じてしまう方は少なくありません。
体や心が不調のサインを出しているのに、無理をしてしまうと後々大きな影響が出てしまったり、不調が長引いたりしやすくなります。

休み方というのも難しいものです。
だからこそ、効果的に休む為にもしっかりとしたプランが必要になります。
ただ休むだけでは逆効果になってしまうこともあるということです。
復帰へのプランを念頭に置いてしっかり休むことは、怠けでもサボりでもなく、立派な改善努力です。

もし今、心身に不調を感じているならば、まずは無理をせず休む事が大事です。
まずはそれが必要なことだという事を自覚することです

そして、一人で考えてしまうと考えもまとまらず、不適当な方法に拘ってしまうこともあります、
ですから、周りの人や専門家などに相談をするようにしてください。

もちろんカウンセリングだってその一つです。
心理カウンセリングでは、今の状態や心身の改善、社会復帰へのプランを、心理学的な根拠をもとに一緒に考えていくことができます。
治し方だけではなく、休み方の相談もカウンセリングの範疇だということを知っておいていただければと思います。

一方的に指示をされて不満を抱えて仕方なく休むのではなく、
自分自身が納得して、未来に前向きな努力としての休息の価値を認めることが第一歩です。

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2019年4月25日木曜日

カウンセラーたちの集いで思ったこと



今月の21日にカウンセラーの交流会を開催しました。
私が講師をさせて頂いている、日本カウンセラー学院の卒業生・在校生を対象としたイベントでして、大規模な会ではない分参加者の皆さん一人ひとりと関われました。

今回は、テーマを決めてそのテーマについて全員でディスカッションをしたり、全員がこれからの目標を宣言し合うなど、楽しく飲み食いをするだけの場ではなくカウンセラーとしての意識を高めることも目的とした催しとなりました。

参加者の中には、心理職として様々な領域で働いている方もいらっしゃったことから、他職種との連携についての話題もありました。
もちろん、皆さん各領域で活躍されているのですが、ある共通した悩みもあることが語られていました。

それは、多職種との連携の中での心理カウンセラーの役割や立ち位置について。
もっと露骨に言うのなら、
「心理カウンセラーって何ができるの?」
そんな、存在への理解の薄さです。

理解してくれない人たちが悪い!なんて思っている人はその場には一人もいませんでしたし、それが我々の課題であることを自覚しています。
実際、現場での心理カウンセラーの役割として、『各種心理検査の実施を含むアセスメント業務』であれば、比較的明確なものなのですが、『心理カウンセリング』『心理療法』という心理ケアとなると、途端に正体不明のものになってしまうようです。

しかしそれは無理もないことで、心理療法にも理論はあってそれに基づいて行ってはいますが、客観的に理解することは困難で、かつ短期間ではっきりとした形で効果が出ないものも多くあるからです。
だから、心理療法の中でもエビデンス(根拠・結果)が比較的明確な認知行動療法などがメインとなりつつあります。
ですが、精神疾患は治療の効果や過程に個人差が大変大きく、さらに提供する環境などにも大きな影響を受けます。
その結果、非心理職の方たちからは理解が得られ難いということです。
実際私も色々な領域の中で心理カウンセリングを行っている時に、
本人は効果を実感してくれていても、周囲からは「ただ話を聞いているだけなのに」と言われたものです。

では、多職種の中で心理職がどのように自身の能力を発揮するのか。
それは、自分から周囲に認知や理解を求めることが必要となります。

「心理療法とはこのようなもので、このような効果があるのです」
「効果的に提供するためには、このような環境や構造が必要なのです」
「私はこのクライエントさんに、このような意図を持ってカウンセリングをしています」

受け身で理解してもらおうとするのではなく、自分から積極的に自分の役割や能力を理解してもらおうとする働きかけをすることも、様々な領域の中で心理職としての役割を担うものとしての責任なのだと思います。
そのためには、自身の実力に磨きをかける必要もありますし、説明できるよう理論を理解する必要もあります。

心理カウンセリングを提供するとは、求められる場所を自ら作り、求められるだけの力を持たなければならないのだな。
その大切さを改めて感じました。


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2019年4月11日木曜日

新しい環境での人間関係


4月といえば新入学・入社シーズンです。
春は出会いと別れの季節。
これまでの住み慣れた環境から離れ、新しい環境に身を置き始めた方も多いのではないでしょうか。
新しい環境では新たなコミュニティの形成も求められます。
そんな、これから始まる新しい人間関係に不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

そんな、対人コミュニケーションでよく知られる心理効果に『初頭効果』があります。
これは、第一印象が後の評価にも影響するというものです。
まさに新しい人間関係を構築する時に知っておきたいものですね。

そんな初頭効果、対人での心理テクニックとして頻繁に挙げられますが、具体的にどうすれば良い第一印象を与えることができるのでしょうか。

『しっかりと挨拶』『明瞭な受け答え』『明るい表情』『聞き取りやすい発声』
などが、情報の少ない初対面や新環境での対人印象に大きな影響があります。

「当たり前だのことじゃないか」
そう思われるかもしれません。しかしその当たり前のことがとても大事なのです。
そもそも、対人関係に理屈はあまり関係ありません。『印象が良い人』の理由を聞かれても、ただ何となくというのも多いのではないのでしょうか。

そもそも、先に挙げた当たり前のことも、心理学的には『ノンバーバル(非言語)コミュニケーション』と呼ばれる技法で、対話を主とした療法でも重視されている立派なテクニックなのですから。
そう簡単に高い質で行えるものではなく、奥の深いものです。

そしてこのテクニックには注意点があります。
それは、印象の良し悪しの評価するのは相手だということ。
自分の努力と、相手が好印象に感じるかどうかは比例しないということです。

努力が無駄と言っているわけではありませんよ。
せっかく努力するなら適した努力をした方がいいという事です。

自己満足で「完璧なノンバーバルができたぞ!」と完結してしまうのではなく、
周囲の人に客観的な感想を聞いてみたり、
それを参考に、鏡を見て表情の練習したり、自分の話している所を動画で撮影してみたり。
目的に合った努力の方法を探すこともまた解決への近道です。

私のルームでも、社会スキルの獲得を目的としてそのようなトレーニングもご提供していますが、実際周囲との関わり方に良い方向へ変化しているケースも多くありますよ。

ちなみに……。もし既に第一印象で上手くいかずに良くない印象を与えてしまったという場合も安心してください。
『近親効果』と言って、記憶に新しい方が印象に残りやすいという効果があります。
これからの頑張り次第でイメージを塗り替えることもできるという事です。

そんな風に方法ははたくさんありますので、
新しい環境にチャレンジを始められた皆さまが、素敵な人間関係が築けることを願っています。


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