2020年3月31日火曜日

新型コロナウイルス感染症に関する当ルーム対応のお知らせ



カウンセリングをご利用の皆さまからもお問い合わせを頂くこともあり、当ルームでの新型コロナウイルス感染予防の取り組みとスタンスについてをHPトップにも提示をいたしました。

➡ 名古屋 栄カウンセリングHP

現状では、一部メニューを除いては通常業務としておりますが、不安のある方はご自身の判断にお任せしており、予約のキャンセルなども受け付けております。
また、体調に違和感をお持ちの方は自粛をお願いしているといった状況です。

以前にもこのブログでも書きましたが、当ルームのスタンスとしましては、出来得る限りの予防措置を取りつつ、かつ過度に敏感になり過ぎないように、状況に即して冷静に包括的な判断をしてゆきたいと考えております。

一刻も早い収束を願っています。
今後の政府方針によって当ルームも柔軟に対応してゆきますので、また方針に変更があった場合はこのブログやルームHPにてお知らせをしてゆきます。

2020年3月27日金曜日

自分らしく人生を生きる


収束の兆しが見えないコロナウイルスは我々の生活に大きく影響しています。
私も出来るだけ不要不急の外出を避け、感染予防に努めています。
人と関わる仕事ですからね、私が感染しないよう対策をするのは職業的な義務だと思っています。

そんな最近、家にる時間が増えたのもあり、よく映画を観ています。
もともと映画は好きなのですが、配信で観れるのは便利ですね。

最近お気に入りのジャンルは、洋画のヒューマンドラマです。
アメリカでは若者も中年も、みんなアイデンテティを探します。
恋愛、仕事、家族などテーマは様々なのですが、みんな一生懸命『自分らしさ』『自分の生き方』を求めて奮闘します。
私がそういう映画を好んでいるというのはあるのでしょうが、邦画に比べると多いのは確かなのではないかと思います。

邦画では、家族愛や恋愛そのもの、つまり人との繋がりが描かれる作品が多い印象です。
『誰かと愛し合う』『家族の愛を確認する』をゴールとする物語というのでしょうか。
対して洋画では、最終的なゴールが『自分の人生の満足』となる物語が多いのですよね。
この辺り、とても文化的な特徴だと感じます。

欧米は自己観として『相互独立性』、アジアは『相互協調性』という特徴があります。
相互独立性とは、他者からの独立。個性や自律に重きを置きます。
相互協調性とは、他者との協調関係に重きを置きます。
どちらが良い悪いと言うつもりはありません。

ですが、自分の人生を主体的に生きるというのは、やや日本人は苦手としている気はします。
別の言い方をすれば『自分の人生に責任を持つ』と言えるでしょうか。

私はカウンセリングの中で、『責任』という言葉を時折使います。
責任という言葉に対して「厳しい!」と感じる方もいるのですが、それは誤解です。
責任というのは、『自分の人生を自分で決めていいという権利』と同じだとすら思っています。

実際、自己主張の苦手な人へ行うトレーニングである、主張訓練法(アサーショントレーニング)では、我々が持つ権利の中に、『自分の責任を自分で取る権利』があります。
これは奴隷や主従関係の薄くなった現代ではピンと来ないかもしれませんが、自分の責任を取れるというのは、自由や尊厳を認められる権利であるとされています。

確かに責任というのは厳しい一面もあるとは思います。
ですが残念なことに、自分の人生の責任は他人には取れません。
それは親子であれ恋人であれ夫婦であれどもです。

でも安心してください。だからといって一人で全部背負わなければいけないわけではなく、人から助けてもらうことも愛してもらうこともできます。
むしろ、『私』と『あなた』という独立した関係だからこそ、助け・助けられるという関係が成り立ちます。

自分の人生をどのように生きるか
自分という人間はどのような人であるか
自分の幸せとは何か

それを自分で決められた時、自分の可能性や自由は広がり、本当の意味で充実した幸せな『自分の人生』を歩めるのではないでしょうか。


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2020年3月17日火曜日

こだわりの理由②


少し前の記事で、当ルームのティッシュはクリネックスに拘っているという話をしたところ、そういった裏話(?)的な話をもっと聞きたいと、数人の方にリクエストを頂きました。
私としては裏話のつもりはなかったのですが、なるほど確かに、備品のこだわりなどはカウンセリングの中では話題に挙がることではないですしね、こぼれ話として興味深く感じて頂けたのなら幸いです。

さて、そんなこぼれ話と言いますか、私のカウンセリングルームへのこだわりのようなものについて今日も書いてみようかと思います。

今回は相談者さまからもよくお声を頂く、『香り』についてです。
よく、「いい匂いがしますね」など言ってもらえるのですが、
当ルームでは、室内で焚いているアロマの精油は『ラベンダー』に拘っています。
ラベンダー単体だけでなく、カモミールとミックスすることもありますが、ラベンダー要素は外さないようにしています。

ラベンダーの香りには「酢酸リナリル」が含まれており、セロトニンの分泌を増やす効果があります。
自律神経を整えて副交感神経を優位にするので、鎮静効果が高くストレスや不安に対して精神的な安定をもたらせてくれます。
そして精神的なものだけでなく、不眠、頭痛、生理痛なども緩和してくれます。

つまりはリラックス効果がとても高いということですね。
カウンセリングを効果的に行うためには、リラックスして臨んでいただく事も大切です。

カウンセリングに来られる方で、特に初回の方は不安を抱えていることが多くあります。
それは、カウンセリングに至る動機となった悩み事だけでなく、カウンセリングを受けること自体に感じるストレスや不安です。
初めて訪れる場所で、初めて会うカウンセラーなわけですから。

「カウンセラーはどのような人物なのだろう。信用できるのだろうか」
「自分の悩みをちゃんと受け止めてくれるのだろうか」
「自分の悩みは解決することができるのだろうか」
「馬鹿にされたり怒られたりしないだろうか」

そんな様々な不安を抱えつつ、勇気を持って一歩踏み出してカウンセリングに足を運んでくれたのです。
ですので我々カウンセラーは、出来得る限りの安心をご用意して、相談者さまをお迎えする義務があると思っています。

カウンセリングが進む中で、悩みの本質と向き合う時や、乗り越える作業が必要な時、新しい自分の一面を発見する時などは、不安や緊張があってもそれは仕方ないことでしょう。
むしろ、それらが解決の力を生み、改善の土台となる強さを作ってゆくこともあります。
だからこそ、ここ一番で頑張ってもらうためにも、カウンセリングの空間は安心したリラックスのできる空間として環境づくりを心がけています。

他にも、椅子の座り心地、壁紙の色、BGMなど。
リラックス空間を演出するちょっとした工夫は、可能な限り準備しています。
本当にちょっとした工夫なのですが、そんな一つひとつがカウンセラーからの、相談者さまを応援する気持ちだと思って、安心して来て頂ければと思ってます。

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2020年3月16日月曜日

新型コロナウイルスに関すること



新型コロナウイルスのこと。
日々のメディアでは関連話題ばかりですね。

しかも、疫病の蔓延という主問題だけでなく、騒動は消費・経済など国民の生活全般にまで及んでいます。
新型コロナウイルス自体も、終息の兆しは今時点では見えてきません。
この一連の騒動が収束する目途はいつ立つのか、明るい話題が欲しいものです。

当ルームでは、心理カウンセリングメニューについては通用通り実施・ご提供しております。
とはいえ、当方も可能な範囲での予防措置(アルコール消毒・マスク等)は図っておりますが、不安のある方はご自身の判断にお任せしており、予約のキャンセルなども受け付けております。
また、体調に違和感をお持ちの方は自粛をお願いしているといった状況です。

研修やセミナーなど、多人数を対象としたサービスは一部中止を判断しているものもありますが、すでに日程が決まている企業様への研修などは、先方の判断にお任せしております。

当ルームのスタンスとしましては、出来得る限りの予防措置を取りつつ、かつ過度に敏感になり過ぎないように、状況に即して冷静に包括的な判断をしてゆきたいと考えております。

こういった状況は、不安や危機感、閉塞感を引き起こします。
現実的な生活の制限も強いられることもあるでしょうし、伴って仕事面への影響もあるでしょう。
そして、約束された安心・安全が得られない状況は心理面に大きなストレスとなります。
実情が見えないという要因も、ことさら不安を掻き立てられるのでしょう。

物理的な終息が優先ではありますが、心理的なケアも必要でしょうし、疎かにしてよいものではないと思います。
それに、継続的に心理カウンセリングを受けることで心理面の安定を図っていた場合、途切れてしまうことに良い効果はありません。

もし外出や直接対面に心配を感じられる場合は、skypeを使った心理カウンセリングも対応しますので、心のケアを二の次にしないよう、大変な状況ではありますが心のケアも忘れないようにしてあげてください。

最後に、個人でできる対策としては、免疫機能を高めるというのも有効とされています。
ストレス対策だけでなく、心身の管理にいつも以上に意識をして、健康的な生活を心がけることが一番の予防法かもしれません。
過不足のない対策を行い、この状況を乗り越えてゆきましょう。

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2020年3月3日火曜日

セミナー等の休止のお知らせ


名古屋 栄カウンセリングでは、一般の方を対象とした、心理学セミナー・講座を開催しておりましす。
毎回、様々な方にご参加いただいており、心理学を応用した日常に役立つ学びをご提供させていただいておりました。

こちらのページで毎月更新で開催情報をお伝えしています。
名古屋 栄カウンセリング 心理学セミナー・講座情報

毎月、月初に一か月の開催スケジュールをお報せしていたのですが、
3月は、国内での新型コロナウイルスの感染拡大防止とお客様の安全を考慮し、複数名でのセミナー等の開催を休止する決定をさせていただきました。
ご参加を予定されていたお客様には申し訳ございませんが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。

なお、心理学トレーニング・心理カウンセリング・教育分析等への個人様でのお申し込みは、これまで同様に受け付けております。
よろしければごそちらを活用くださいませ。

名古屋 栄カウンセリングお問い合わせフォーム


現在ご予約いただいております心理カウンセリングの予約や、すでに依頼を頂いております各種研修等に関しましても、相談者様・ご依頼主様からのお申し出がない限りは、変更なく実施を予定しております。

当ルームでは感染拡大予防の為、入室時の手指のアルコール消毒など可能な範囲での対策をしております。
ご利用の皆様も、体調不良など自覚症状のある場合は、無理をなさらずにご予約の延期・中止をご判断下さいますようお願い致します。

今後のセミナー等の再開については、国内の状況の変化に応じて、改めてお知らせをさせて頂きます。

今後とも当ルームをよろしくお願い致します。


2020年2月26日水曜日

カウンセリングの対象は誰なのか


心理相談の枠組みは広く、その領域は様々です。
一対一での面談での相談もあれば、一対多人数で行うこともあります。
そして、相談者が悩みを持つ当人ではない場合もあります。
具体的に言うと、親を対象とした児童支援や、夫婦(パートナー)や家族についての相談、悩んでいる方の知人からの相談などがそれにあたります。

「うちの子どもの不登校を解決したい」
「精神疾患を治療中の家族との関わり方」
「うつで休職中のパートナーの励まし方」

そんな主訴をイメージしてもらえればいいでしょう。
これら相談の特徴は、相談に訪れる人がカウンセリングの対象ではない、ということ。
例えば不登校の子どもの相談の場合、親がカウンセリングに訪れる場合などですね。

そんな時、カウンセラーが気を付けなければならないことは、
誰を対象にカウンセリングを行うのか、を明確に関わることです。
先ほどの例の場合は、親なのか児童なのかとなるでしょう。

不登校なのは子供なのだから、当然子どもを対象としたカウンセリングだろう。
そう思われるかもしれませんし、実際親御さんはそう言って相談に来られます。
しかし、カウンセラーが安易にそう思い込むことは危険です。
不登校の子どもに対して悩んでいる親御さんが、心理援助としてのカウンセリングを必要としている、そんな可能性も考えなければなりません。
むしろ、そちらの方が本質としては多いとさえ思います。

そこに気が向かず、今そこに居ない子どもについて分析したり、親の関わり方を指導したり、対策を提案したりすること。
「あなたの間違った関わり方が、お子さんは不登校にしているのですよ。こう関わりなさい」
そんなアドバイスは、例え正論だとしても子どものことで思い悩む親御さんのSOSのサインをないがしろにして、むしろ追い詰めてしまうことだってあり得ます。

そんな時はまず、親御さんの悩む気持ち、どうしてよいのかわからない辛さを扱うことが効果的となります。
つまり、カウンセリングの対象は親御さん自身ということになります。
そうして親御さんの心が癒されて、初めてテーマが子どもに向かうことができます。

とはいえ、親御さんは自分のことより子どもの改善を優先したい気持ちもあるでしょう。その気持ちも無視してはいけません。
親御さんの気持ちにフォローが必要な段階でも、実践的なアドバイスを求められることもあります。
そんな時は、例え親御さんの関わり方に問題がある場合でも、その伝え方に配慮をする必要があります。
なぜなら、カウンセリングは主体的に受けようとしない場合、その効果は極端に薄れてしまうから

例え、子どものためにまずは親の心理面・行動面の改善が必要だとしても、自分の為にカウンセリングを受けることに抵抗を感じる親御さんも多いですし、そもそもその必要性を感じられない場合も多いでしょう。
ですから、伝え方に配慮しながら、親御さんの心を癒しながら、同時に親御さんが自分自身の心の状態に意識が向けられるように関わる必要があります。

我々カウンセラーは、常に心理援助の対象を明確にしておく必要があり、その対象に適した関りが求められます。
自分のことでなく、家族や友達、恋人など周囲の方の相談を望まれているなら、素直にそう伝えて頂ければ大丈夫です。
しっかりお話を伺ったうえで、誰に何をすることが今最も効果的なのか、ということを納得いただけるよう、カウンセラーはちゃんと説明をします。
むしろ、それを整理することを共に行うのが、カウンセリングの場だと思って安心してご相談ください。


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2020年2月16日日曜日

こだわりの理由


唐突ですが、当ルームのカウンセリングルームに常備してあるティッシュは『クリネックス』を使うようにしています。
数あるティッシュのメーカーの中でなぜクリネックスに拘っているかと言うと、
私の敬愛する臨床心理学者であるカール・ロジャーズ(Carl Ransom Rogers, 1902-1987)が心理面談の際にクリネックスを使っていた、という理由があります。

カール・ロジャーズといえば、人間性心理学の代表的な一人であり、来談者中心療法という現在の対話を主としたカウンセリングの基礎を作ったと言っても過言ではなく、アメリカ心理学会によるアンケート調査「もっとも影響力のある10人の心理療法家」では第一位に選ばれたこともある人物です。

そんなロジャーズが自身の理論をレクチャーしているという貴重な映像があるのですが、その中で彼は、カウンセリングに必要な要素というくだりの中で、その一つに『クリネックス』とはっきりと語っています。

とはいえ、なんでもアメリカでは "Kleenex" という一商品名が商標に関係なく「ティッシュペーパー」を意味するほどに定着しているそうで、『ウォークマン』『ウォシュレット』みたいなものですね。
なので、つまりは涙を拭くためのテッシュがカウンセリングには必要だ、ということなのですがね。
それでもロジャーズを同じ商品を使用することで、少しでもあやかりたいということでクリネックスに拘っているというわけです。

さて、カウンセリングの中で何故にそれほどティッシュが重要なアイテムかと言うと、真意として重要なのはティッシュの問題ではなく、『泣ける環境である』ということ。

とは言え勘違いをしてはいけないのが、カウンセリングは泣かせることが目的ではないということ。
確かに泣くと、何やら達成感らしきものを感じることもあるのですが、実際のカウンセリングの質とはあまり関係ないと言えると思います。
大切なのは、自分の悩みや心の奥深くを語る時に、大きな感情が起きます。そうすると自然に涙が出てくるということをロジャーズは言いたかったのではないでしょうか。

涙というと悲しくて流れるイメージがありますが、実は感情が大きく発露した際には涙を伴います。
悲しくて流す涙もあれば、悔しくても涙を流すし、嬉しくて泣けることもあれば、怒りのあまりに泣けてくるなんていうこともあります。
私が思うに、人は大きな感情を表出する際、言葉や表情・動きなどで出し切れない時に涙が溢れ出すのではないかと考えます。

なので、悲しい気持ちにさせて泣かせることが目的ではなく、大きな情動・感情をカウンセリングの中で扱うということが、有効なカウンセリングに求められる要素の一つであると思っています。

当ルームにもたくさんの方がいらっしゃいます。
男性も女性も、年齢も様々です。もちろん相談内容も一人ひとり違います。
そんな皆さんのどのような感情であっても、カウンセリングの空間の中では決して、軽視したり拒んだりすることなく受け止めることをお約束します。

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