2017年8月31日木曜日

明日から9月


今日は8月31日。
多くの学校では夏休みも終わり、明日から新学期が始まります。

厚生労働省によれば、18歳以下の日別自殺者数は1年のうちで9月1日が最も多いというショッキングな統計があります。
理由としては、長い休みの後の新学期の憂鬱さ、
変化する人間関係の対応による不安、
そして終わっていない宿題に対するプレッシャー、
などが主な原因と考えられるそうです。

どれも、我々大人からすれば些細な問題かもしれません。
しかし当人の子供達にとっては、自分の人生にとって大きな課題や悩みとなります。

我々周囲の大人は、つい自分達の価値観で判断してしまうものですが、
子供たちの価値観を理解し、心のケアを行うことが必要となります。

そして、これは大人の悩みでも同じことが言えます。
ある人にとっては他愛もない悩みでも、
またある人にとっては死を選ぶ程の大きな悩みになることだって少なくありません。

悩みの捉え方というのは人それぞれということです。
大きい小さいといった比較ができるものではありません

悩みの相談を受けた時、励ましたり解決策を与えたりするのも一つの対応ですが、
その悩みの大きさが自分と相手では違うということを知っておかなければなりません。

今、周囲に悩みを抱えた方がいるのであれば、まずは話を聞いてあげてください。
自分の価値基準にあてはめず、その人が感じる感性を理解してあげるよう努めてみてください。

何よりもそれが、解決への第一歩であり、悩んでいる人にとっては一番必要な関わりになります。


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2017年8月28日月曜日

スマホ依存症?


携帯電話やスマホの着信音が鳴った気がしたり、バイブレーションを感じたりした経験、ありませんか?
私は時々あります。

家でのんびりとしている時に、自分の携帯電話が鳴ったような気がしたり、
カウンセリングルームに居る時に、ルームの電話の音が聞こえたような気がしたりして確認することがあります。

実は、この現象には名前があるそうで、ある研究心理学者によると
『ファントム振動』または、『ファントムリング』という現象だそうです。

これは、頻繁に電話を利用している人に見られる強迫観念に近い現象だということで、『強迫性障害』の兆候の一つとして考えられているそうです。

強迫性障害とは、自分でも不合理な行為とわかっていながらも、その思考に反して特定の行動を反復してしまうという、精神疾患の一つです。
イメージしやすいのが、不潔恐怖や確認恐怖などがあります。

もちろん今回紹介したファントム振動は、強迫性障害とは限りませんが、その兆候の1つとして考えられるというものです。

確かにこれだけ携帯電話が我々の日常に密接に関わっていると、常に生活の一部として感じられるのは無理もありません。
連絡ツールとしては便利で手放せないものですが、
その反面、行動の自由やプライベートな時間は制限されている面もあります。
そんなストレス状態は無意識のうちに我々の心に影響を与えているのかもしれませんね。

今更、携帯電話のない生活というのは物理的にも無理でしょうが、日々の生活の中で、携帯電話に縛られない時間を作ることも、心の安定には必要なのかもしれません。


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2017年8月27日日曜日

睡眠は大事


前回の更新から少し間が空いてしまいました。
単純に仕事が忙しかったというのもあるのですが、この暑さ若干夏バテ気味です。
特に体調が悪いというわけではないのですがね。

最近は外部のセミナーや移動なども多いので、やはり日中汗をたくさんかくからなんでしょうね。
仕事が終わり家に帰り、夕飯を食べるとすぐに寝てしまいます。
『バタンキュー』というやつです。
少し古い表現ですね。

ここ数年、一般的におじさんと呼ばれる年齢になり、つくづく睡眠というものの重要性を痛感します。
若い頃は徹夜で遊んだりしても平気だったのですが、最近は少し夜更かしをしただけで次の日に堪えるほど、睡眠が日々の体調に影響するようになってしまいました。
逆にしっかりと睡眠をとった翌日は、仕事にも身が入り充実した良い一日が過ごせるのも実感します。

この仕事をしていると、不眠などに代表される『睡眠障害』というテーマはを扱う機会も多くあります。
自分が睡眠の大切さを知るようになると、なおさらそれらのテーマの重要さが身にしみます。

不眠には沢山の理由もありますが、やはり我々が扱うものとして大きいのは『ストレス』によるものでしょう。
ストレスによって緊張状態にある心が、寝つきの悪さや浅さを引き起こします。

相談者さんが、
「前回のカウンセリングの後、あんなにすっきりと夜眠れたのは久しぶりです」
などの言葉を頂いた時は、精神状態と睡眠の関係性の密接さを改めて感じます。

ストレスによって質の良い睡眠が取れないことで、体も回復を阻害され、結果さらに心も疲れてしまう、
というのは望ましくない悪循環です。

また、自分の睡眠を妨げているストレスは、自分自身で自覚していない事柄であったりすることも少なくはありません。
「最近眠れていない」
「しっかりと寝付けない」
など身に覚えのない眠りの悩みがある場合、一度ご相談にいらっしゃることをお勧めします。
カウンセリングの場で自分の日々を振り返り見つめなおすことで、自分でも気づいていない心配事や悩み事が自覚できることで解決にも繋がるかもしれません。


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2017年8月16日水曜日

お盆という行事


一般的には、今日8月16日までがお盆休み期間のようですが、皆さんお盆はどのように過ごされたのでしょうか。
たまの休みを満喫された方もいるでしょうし、先祖の墓参りなどをされた方もいるでしょう。

このお盆という行事からも、我々人には『死者を祀る』という概念があります。
他の動物と人間との最大の違いは。死者を弔うという概念があるかどうか、という説もあるほど人間というものを表す時に重要となる概念です。

そこから見て取れる人間の特徴とは、
『他者を認識し、尊重する』という気持ち、『自分と他者との関係性を重要視』するとも捉えることができます。
お葬式という儀式も、死者を弔うという目的ではありますが、その本質としては、亡くなった人の為というよりも、
残った者たちが亡くなった人を見送るための儀式ともいわれます。
『死を受け入れるための儀式』とも言い換えることができるでしょう。

心のケアの中に『グリーフケア』と呼ばれるものがあります。
死別などの別離による悲しみ等の感情の整理を行うための支援ですが、
やはり目的は同じく、死を受け入れるということが行われます。

受け入れるというのは、ただ事実を認識し理解するだけではなく、自分の感情として認めること。
それが行えて初めて、人は前に進むことができます。

このお盆休みの間に、お墓参りをした方もいるでしょう。
祖先に対して、近況を報告したり思いを伝えたり。
そんな機会を通して、自らの中のさまざまな気持ちと向き合う、そんな大切な時間として、この行事が捉えられれば、
自分の人生にとっても一つの節目となり、自らを振り返る良い機会となるのでしょう。

その結果、自分の人生がより良く生きることができれば、それはきっとご先祖様にとっても喜ばしいことになるのではないでしょうか。


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2017年8月15日火曜日

昔と違うんだなぁ


今日、仕事の途中ふと事務所から外を眺めてみると、なにやらたくさんの人が携帯を持って集まっているのが見えました。
 私の事務所のすぐ前に大きな公園があるのですが、普段とは何が違う 人たちの様子。
皆スマホを片手に一生懸命操作をしています。

これはもしやとネットで調べてみたところ、やっぱり。
どうやら今日、ポケモンGOの出現条件が池田公園であったそうです。

話には聞いていましたが、凄いもんですね。
たくさんの人が同じ目的を持って一同に集まる。
私はポケモンGOをやっていないのですが、目の当たりにしたその風景に、流行の一部を感じた気がしました。

インターネットが身近に無かった時代も知っている人間としては、面白い現象だとつくづく感じます。

人と人の繋がりが薄くなったといわれる昨今ですが、きっと形を変えて今の時代に合った繋がりもあるのでしょう。
かつて、テレビがまだ高価だった時代、街頭テレビに人々が集まり一緒にブラウン管越しの感動を共有したそうです。
流石にそんな時代は私は知らないのですが、きっとそこには、それまでの文化にはなかった、新しい人と人の繋がりが生まれていたのでしょう。

そう考えると、ポケモンGOを媒介に見知らぬ人同士が集まるというのも同じようなものなのではないのかと思いました。
コミュニケーションも時代によって変化するのだな。
そんなおじさんらしいことを感じた出来事でした。


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2017年8月14日月曜日

ゴキ〇リを恐れる心理


突然ですが、私が夏という季節があまり好きでない理由の一つに、『虫が多い』というのがあります。
虫の中でも特に、ゴキブリが大の苦手です。
まあ好きな人はあまりいないでしょうが、私はおそらくかなり苦手な部類に入るのではないでしょうか。
今日も出勤途中で2匹ほど遭遇し、朝から嫌な気持ちになった次第です。
職場が栄なのでね、どうしても多いんですよね。
(ちなみに、ルームには出たことないので安心してくださいね)

さて、どうして人はここまでゴキブリを忌み嫌うのでしょうか。
色々と理由が挙げられる中で、一つ面白い理由を見つけました。

それは、
太古の昔、人間は今よりも大きいゴキブリの祖先にあたる昆虫に、捕食される立場にあったため、本能的な恐怖を感じる。
というもの。
まあ、トンデモ説のひとつではあるんですが、面白いなとは思います。

他にも、もう少し信憑性のあるものでは、
親がゴキブリを嫌っている様子を幼心に見ることで、「ゴキブリは恐れるものなのだ」という学習をするという、『学習性行動』で説明するという説もあります。

どちらにせよ、個人の好き嫌いではなく本能的なものや、親から継承される価値観というもので、ゴキブリに対する嫌悪感が湧いているという点では共通するところがあります。

悩み相談の中では、過去の経験、例えば虐待や生死に関わる様な出来事がきっかけで、大きな心の傷を負ってしまう。
そんなそんなケースが語られることは珍しくはありません。

先ほどのゴキブリの件と同列にするのは失礼な話なのですが、
過去の経験や出来事によって、現在の人生に不具合を感じさせられているという点では、同じ仕組みがそこに起きているとも考えられます。

『悩み』というものを扱う時、『今起きている悩み』だけに注目してしまいがちですが、
実は、その悩みが生まれる過程であったり、過去の要因に目を向けて解決に向かって行くというのも、立派な悩み解決の一つのプロセスです。

ちなみに私、ゴキブリ恐怖に関しては、以前に単発ではありますが心理療法で扱ったことがありまして。
個人的には昔に比べると苦手意識は多少軽減しています。
心理療法ってすごいな、と思ったエピソードでした。


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2017年8月12日土曜日

『何を言うか』より『誰が言うか』


心にジーンとくる言葉とか名言てありますよね。
私も好きです。
確かに言葉によって、心が動いたり、勇気をもらえたり、気付かせてもらえたりすることってあると思います。

ただ、忘れてはいけない大事なこととして、
言葉というのは、ただの意味を持った文字の羅列です。
人が言葉として発するからこそ心に届く言葉となります

人の心を動かす言葉というのは、
『何を言うか』よりも、誰が(何を成した者が)言うのか、ということも大切な要因となります。

だからといって、別に偉人でなければ名言は言えない、と言うわけではありません。

大事なのは、その『関係性』です。
例え、社会的な地位が高く、偉人と呼ばれる人に言われた言葉よりも、
身近な友達から言われた、『なんとなくの一言』の方が心に大きな影響を与えることだってあります。

言葉は確かに我々人間が操るとても大事な意思疎通のツールです。
しかしそれは、言葉単体で発揮されるものではなく、
その『言葉を紡ぐ人』と『受け取る人』が、言葉の意味を本質を左右するのではないでしょうか。

だから私たちカウンセラーは、相談者との関係性というものをとても大切にしています。
それは『構造』と呼ばれる概念であったりしますが、
たくさん身につけた専門的な知識や技術が、より効果的に相談の場で発揮できるよう、
相談者さんとの関係作りにも気を配っています。

我々カウンセラーは『いい言葉』を伝えるのが役割ではありません。
もし、カウンセリングの中で、
「このカウンセラー、いいこと言うなぁ」
そう思っていただけたのなら、
私たちカウンセラーと良い関係が築かれている証拠なのだと思います。


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2017年8月9日水曜日

日本カウンセラー学院 体験レッスン開催のお知らせ


今日はお知らせです。
私が講師をしています、日本カウンセラー学院ですが、現在2017年秋開講の募集中です。
今期は、ご要望の多かった『夜』のクラスの開講となります。
お仕事帰りなどにも通学可能な時間ですので、興味のある方はぜひ。

つきまして、8月25日に体験レッスンを行います。
「カウンセラーの勉強がしたい」
「資格を取りたい」
「将来に活かしたい」
そんな方はよろしければご参加ください。

日本カウンセラー学院HP(クリックでリンク先へ飛びます)

心の問題が取り立たされることも多い昨今。
心理カウンセリングの専門知識を持つことは、ある意味自分の人生や大切な人の人生を守ることにも役立ちます。

職業として、心理カウンセラーを目指そうという方はもちろん、
現職に相談対応の技術が必要と感じられている方も、
自分の為や家族、周囲の人の為に学びたいという方も、
当学院で学べる内容は、幅広く、実用性のある心理カウンセリングを学んでいただけます。

そこで、パンフレットやホームページの情報だけで伝えられない、実際の講義の雰囲気を体験していただけるよう、体験セミナーを実施します。
セミナーでは、当学院の講義内容からテーマに沿った内容をお伝えする予定です。

体験レッスンのお申し込みはこちら⇒日本カウンセラー学院 体験レッスン

テーマは、『90分でわかる心理カウンセリング』ということで、
言葉は知っているけどその中身はいまいちわからない、そんな心理カウンセリングについてを実際の講義内容のダイジェストという形でお伝えいたします。

『日常で行われる相談』と『心理カウンセリング』の違いを知る。
というテーマで、
・悩みを聞くときに必要な心構え
・悩みが解決するメカニズム
・相談にまつわる心理
などをわかりやすくお伝えします。

当学院は、初めて学ぶ方でもわかりやすく心理カウンセリングを身につけられるカリキュラムをご用意しております。
既に心理カウンセリングを学んだ経験がある方でも、実践的な現場のカウンセリングが学んでいただけます。

体験レッスンでは、講義の内容はもちろん、取得できる資格についてもご質問をお受けします。
更に希望される方には、後日に無料の個別説明・相談もお受けいただけます。

気軽にご参加くださいませ。

お会いできるのを楽しみにしています。

無料体験レッスンのお申し込みはこちら⇒日本カウンセラー学院 体験レッスン

2017年8月8日火曜日

涙は心の雨


ここ数日の台風は、各地で大きな被害も出ていたようですね。
私の住む地域はそれほど大きな被害は出なかったものの、昨日は雨が強く降っていました。
私も傘をさしていたにも関わらず、帰宅した頃には全身びしょ濡れになってしまいました。

台風といえば、
もちろん被害に遭われた方もいるので、不謹慎な考え方だというのは重々承知していますが。
私、台風の後というのは好きなんです。
特に大雨の後は、大量の雨で空気が洗い流されたような、ある意味リセットされたような、少し神聖な空気を感じます。

実はこれ、人の心も同じなんですね。
日々生きていると、心には色々なものが溜まります。
様々な感情や、気になっていること。
それらが積もってゆき、心はどんどん曇っていきます。

そんな時、大量の水で洗い流すことにより、それらの抑圧されたものや鬱積されたものが洗い流されて、すっきりとリフレッシュできる。
そんなことが人の心にも起きます。

その時の雨に変わるものが、『涙』です。
「涙は心の雨」とでもいいしましょうか。

涙を流すことはネガティブなイメージを持たれやすいですが、気持ちをリセットしたり、溜まったものを洗い流すにはとても効果的です。
なのでカウンセリングの場では、涙を流す方が少なくありません。

とはいっても勘違いはしないでください。
カウンセリングは『泣かせる場所』ではありません。
と言うよりも、
「泣くことが目的」ではないんです。

逆説的にはなってしまいますが、
人は大きな感情を表現する時、涙が伴います。
涙は悲しい時にだけ流れるものではありません。
嬉しい時、悔しい時、後悔、切なさ、怒り……。
そのどれらの感情も、大きくなると涙が溢れてきます。

カウンセリングの場では感情を扱うことも多く、その時涙を伴って表現される方が多いということですね。
涙を流すことに抵抗のある方も多いですが、心のお掃除と考えると涙も必要なものだと思えるのではないでしょうか。

ちなみに私は気持ちが疲れたと思った時は、感動する映画などを見て泣くことで、気持ちをリフレッシュさせることもありますよ。


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2017年8月4日金曜日

青い街灯


今日の仕事帰りのこと。
バスに乗っていたのですが、なんとなく外を見ながらバスに揺られていました。

いつもは携帯を見たり、本を読んだりしているのですが、今日は少し疲れていたのでボーっとして車窓から流れる街の風景を眺めていました。

今更なんですが、栄の広小路通りの街灯って、青みがかってるんですよね。

『クールダウンピンク』と言って、確かスウェーデンの刑務所がピンク色に塗られているという話を聞いたことがあります。
ピンク色は人の攻撃性や怒りを抑える作用があるということでピンクに塗られているそうです。

同じような意図で、青色の街灯というのは犯罪防止に効果があるそうです。
イギリスが始めた試みだったと思いますが、日本でも最近青色の街灯が増えていますね。

青という色は、海や空の色。
なので青色には人を落ち着ける作用があるそうです。

このような効果を狙った試みというのは、街頭以外にも色々と我々の知らない所で行われているのでしょうね。
まだ科学的な根拠が乏しいものもあれば、実際に効果を上げているものもたくさんあるようです。

心を扱う者としては、このような精神に効果のある作用というのは知識として知っておきたいものです。
カウンセリングは、基本的にはカウンセラーが提供するものですが、行う環境も大切な要因となります。

座る椅子の位置や部屋の広さ、家具の配置なども、少しでも相談者が話しやすく安心できる、落ち着いた空間を演出するのもまたより良いカウンセリングを提供する者としては、必要な努力なのだと思います。

当ルームも、それなりに配置や効果などを考えて環境づくりをしています。
いらした際に、気になったことがあれば是非聞いてください。
どのような意図を持っているのか、きちんとお伝えしますよ。

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