2018年11月1日木曜日

ハロウィン問題について


昨日のハロウィン当日、渋谷では大変な人だったそうですね。
私は昨日は栄のオフィスには行かずに出張から直帰だったもので知らないのですが、名古屋も仮装した人たち多かったんですかね。

さてそんなハロウィン。
ここ3~5年で一気に定着した感じです。
といっても日本でのハロウィンは、仮装して練り歩く、というほぼコスプレイベントの様相ですけどね。
それはね、別にいいんじゃないでしょうか。
クリスマスだって日本独自のイベントとしてすっかり定着していますし。
他国の行事を取り入れるというのは難しいものなのでしょうしね。

ですが問題視もされているようで。
特に渋谷の大混雑は、犯罪の多発や暴徒化などを引き起こし、もう楽しい一イベントの域を超えて社会問題にまでなりつつようです。
メディアでも多くの著名人が苦言を呈するコメントを出していますね。

今後の対策も必要になってくるのでしょう。
そこで、心理学的にこの問題を考えてみると、
まずは、「なぜ暴徒化するのか?」については色々な心理効果で説明ができます。
集団心理(群集心理)による心理的ブレーキの欠如。
仮装という匿名性によって得られる大胆な心理状態へのなりやすさなど。

つまりは混乱状態になる条件が揃ってしまっているわけですね。
なら、規律を作ればいい、というのは一つの解決策なのだと思います。
一般的に規模の大きなイベントは、ルールが厳しく、ともすれば窮屈を感じてしまう規律の下で混乱なく運営されます。
ここまで規模が大きくなってしまったのなら、ハロウィンというイベントをルールを設けて運営する必要が出てくるのではないかと思います。

ですが、きっとここ数年のハロウィンの盛り上がりの理由には、
ルール無用の無秩序が許される場』という魅力があるのだと思います。
ルールのあるイベントではなく、個人の意思で終結した人たちがそれぞれ秩序なく好き勝手な楽しみ方ができる、という楽しみ方を見出しているように思えます。
そうなると、ルールという秩序ができたら離れていく人も多いのではないでしょうか。

なぜそれほどに無秩序な混沌が魅力となるのか。
それは、社会規範や秩序・ルールに縛られた日常のフラストレーションの表れでもあるのかもしれません。
毎日我慢をして規律を守って生きていることに対する不満が、昨今のハロウィンのような良くも悪くも『自由』を求めているのかもしれません。

来年に向けて具体的な対策は勿論必要なのでしょうが、
根本にある社会への閉塞感が緩和されることもまた必要なのかもしれませんね。


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2018年10月28日日曜日

成功体験を得る方法とは【後編】


ということで前回の続きです。
前回の記事⇒『成功体験を得る方法とは【前編】』

かんたんに振り返ると、
『成功体験』とは別に成功や結果がなくても感じられるものなんだ。
ということです。

では、成功体験を実感する方法について。
たった一つの簡単な方法です。

自分に課題を課して、それを達成すること。

当たり前のことと思われるでしょうが、注意点がいくつかあります。

まず一つ目のポイントは、課題は簡単なものでいいということ。
必要なのは努力をすること。これもはじめは小さな努力で十分です。

例えば、

・一日何回〇〇する。
・何日間〇〇を続ける。
・〇〇を何個作る。

などのわかりやすいものがいいでしょう。
もっと具体的に言うなら
本を読むとか、決まった練習をするとか、定期的に何かを持続するとか。

そういった、行動したことが明確な努力をすることです。
この時、結果は出なくてもいいのです。努力したという事実があれば。

だって結果が出るのなんて努力の末のものですからね。
そりゃ結果が出るならそれがベストでしょうけども、結果や改善を成功の目安と捉えてしまうと、成功の実感を得られるかどうかが運任せになってしまいます。
それはよくない。
だって、努力すれば必ず報われるほど甘くないですからね。
だから努力したという事実だけでいいのです。

そして、二つ目のポイント。これが大事です。

その努力が明確に実感できること。

人は明確な努力をしたら「やった気」になります。
経験ありませんか?
やった気になって結果が出なかったこと。
それは残念なことですが、今回の目的である『成功体験』の実感の為にはそれでもいいのです。

目的は結果でなくてやったという事実。
そうすれば目標達成になり、その達成感が成功体験になるのです。

仕事で経験ありませんか?
溜まっている仕事を始めるのは億劫だけど、やりだしたら意外と早く片付いたこと。
一つ片付けば達成感があります。
それがエネルギーとなり次の行動へ繋がる。

エネルギーは行動すればするほど湧いてくるものです。車のバッテリーみたいなものですよ。エンジンを回せばバッテリーがどんどん充電されていく。

エネルギーが持続するなら努力も継続できます。
そうすればいつか結果も出るでしょう。

結果を出せる人は努力を継続できる人です。
そしてその為のエネルギーは、努力を続けている自分に達成感を持つこと。

「自分はこれだけのことをやれた!」

それだけで自分を褒めてあげていいんです。
自分を褒められる。
ほら、自己肯定感に近づいてきたでしょう。

『自己肯定感』とか『成功体験』とか難しそうでもっともらしそうな言葉に騙されてしまいがちですが、実はとても単純な仕組みなのです。

自分が自分の努力や行動をちゃんと認められるか。
そこの捉え方だけで、どのような体験も『成功体験』となり、本人にとってポジティブな力を与えてくれるものとなります。

カウンセリングで『成功体験』というテーマは頻繁に扱われます。
皆さん、言葉のイメージや、成功/失敗という結果に固執してしまい、
すでに持っていたり、これから得られる『成功体験』を見逃してしまっています。

大切なのは、自分を認めること。
甘やかすわけでなく、夢見がちに考えるわけでもなく、
ただ事実として自分の行動を認めること。

まだ見ぬ『成功体験』は気づいてくれるのを待っています。


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2018年10月27日土曜日

成功体験を得る方法とは【前編】


ここ数年続いている『自己肯定ブーム』です。
この自己肯定をテーマにした書籍も数あり、特に近年のものによく出てくるのが『成功体験』を積み重ねることが自己肯定に繋がるという理論。

確かに間違ってはいないのですが、結局言葉を変えただけで、
「成功体験って何?」
てなってしまう気がするんですよね。

『成功体験』とは単純にいえば、
成功とか目標達成した経験、という捉え方が一般的なのではないでしょうか。
確かに間違ってはいないでしょうが、でもそれってあまりに当たり前すぎるし、難しいし厳しいことですよね。

だって人生には失敗することもあるし、
むしろそれが続いて失敗体験を重ねる結果になってしまったら自己肯定感どころではなくなってしまいます。
成功した人しか自己肯定感を持てないなら、そもそもの前提が覆ってしまいます。
そういうものではないはず。

最近は面接などでも
「あなたの成功体験は?」
なんて質問もあるそうですが、それはきっと
「一般的な成果や誇れる結果を出したことがありますか?」
という意味のことを尋ねられているのでしょうし、本来の『成功体験』とは概念が違うものなのでしょう。

本来の『成功体験』とはそんな結果論的なものではありません。
例えば、何かにチャレンジするも失敗をしたとします。
これを『失敗体験』と捉えてしまうからよくない。
今回の失敗を活かすことで、次回の成功の可能性は高くなったはずです。
「今回のやり方では失敗するということを学べた体験だった」
ならばつまり今回の失敗は、次の成功に向けての『成功体験』だと考えられます。

わかっていますよ。
そんな捉え方は社会では通用しないということは。
ですが、目的が『成功体験』を得ることなら、社会的に認められる必要はないはずです。
それこそ結果論ですよ。
結果的に『成功体験』を得て『自己肯定感』が高められるならそのプロセスは何だっていいはずです。
だから極論、今生きていることだって成功体験と言ってもいいのです。
(生存することに成功しているわけですからね)

とまぁ、本来の成功体験とはそのように自分をより良くするために活用されるべきものであり、
「成功体験がない」
なんて自己嫌悪を起こさせるためにあるものでは決してないはずです。

とはいえ、そのように自分にとってポジティブに捉えるのも難しいですよね。
むしろそのポジティブさがあればすでに自己肯定感にあふれた人になれるのでしょうしね。
そこで、『成功体験』を実感するためのコツをご紹介しようと思います。

と思ったのですがずいぶん長くなってしまったので今日はここまで。
次回更新で続きを書きますのでよろしければお付き合いくださいませ。


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2018年10月18日木曜日

『おまえも死ぬぞ』インパクト大のお寺の掲示板


最近SNSで紹介されたきっかけで話題になったそうです。
岐阜県郡上市にある真宗大谷派・願蓮寺のご住職が境内の掲示板に毎月掲げているお言葉。
「おまえも死ぬぞ 釈尊」
確かにインパクトのある言葉でハッとしてしまいますね。

ですが言葉の意味としては、
生きることだけが人生と思いがちだが、死ぬことだってまた人生。だからこそ今を大切に生きなさい。
といった感じでしょうか。
お釈迦様のありがたい金言ですね。

SNSきっかけで話題になったこのお寺ですが、実は掲示板に格言を掲げているお寺は多くあります。
私も子供の頃に通学路や近所のお寺の前を通る時に、この格言を見るのが楽しみでした。

そもそも仏教というのはその名の通り『仏』の『教え』ですから、ためになる言葉がたくさんあります。
法事の時などは、読経の後のお坊さんのお説教・お説法が楽しみでもありました。

説教や格言というのは、時に千の慰め言葉よりも心に響くことがあります。
落ち込んでいる時や人生に迷っている時に、掛けられた一言がその後の人生の指針となることだってあります。

心理カウンセリングでも、そのような『言葉』を求められることもあります。
勿論求められればお応えはしますが、難しいんですよね。
しっくりくる言葉、感銘を受けた言葉というのは、人から与えらて感じるものではなく、
自分の中にある『言葉にならないもの』を上手く表現してくれるものなのだと思います。

ですから、私はカウンセリングの中でまずはその人の話をしっくり聞きます。
そして、気持ちが通い合った時に初めて、心に響く言葉がお伝えできるのです。

言葉は生きものです。
鮮度があり、タイミングや人も選びます。
そんな言葉を通い合わせられたら、きっとカウンセリングは上質なものとなるでしょう。


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2018年10月17日水曜日

精神疾患が増加している背景とその対策


ここ数年、「心療内科の初診が何か月待ち」なんて話を時々耳にするのですが、世界でも精神疾患の数は増加傾向にあるそうです。

『ランセット・コミッション』という精神医学関連の専門家や精神疾患患者の擁護団体等の情報をまとめたレポートなのだそうですが、
この増加の傾向は、将来的に社会・経済に恒久的な損害をもたらす可能性があるので、早急な対応が必要なのだそうです。

私はもうカウンセリングの臨床現場に20年ほどいますが、確かに以前に比べて通院経験のあるクライエントさんは増えたと実感します。

ただ、個人的には精神疾患が増えたというよりも、
以前に比べて心療内科や精神科受診のハードルが低くなったこと。
以前は診断がつかなかった症状に対して、診断名が増えたこと。
などの方が理由として納得できる気もします。

昔はね、「落ち着きのない子」「コミュニケーションが苦手な人」「怒りっぽくて扱いづらい人」「嫌なことがあって落ち込んだ人」
程度の認識で必要な治療が受けることができなかった人たちが、今は適切な対応が受けられるようになったと考えれば、いい変化なのかもしれませんね。

勿論、逆に弊害もあります。
投薬治療の長期化による離脱の問題。
病名が逃げ道となってしまい疾病利得となること。
それら弊害を精神疾患患者を責める方向へ向きがちな世論も、社会問題と言ってよいでしょう。

大切なことは、
疾患名がつこうがつくまいが、本人が悩んでいて改善を望んでいるなら治療は必要だということなのではないかと思います。
他の言い方が見つからないので『治療』と書きましたが、医療による治療に限らず、有効であれば手段を問わず様々な選択肢があるというのが望ましいのではないでしょうか。

心理カウンセリングも、ダイレクトな治るための選択肢としての一つですし、
有効な手段を見つけるための相談先として心理カウンセリングを活用することだって立派な手段の一つです。

悩みの内容問わず、困ったらまず相談に来るところ。
そうすればもっと選択肢も増えて、その人に合った解決策が見つかるでしょう。
カウンセリングがそんな場所として広く認知されることを願います。


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2018年10月10日水曜日

休みを満喫するコツ


10月に入りカウンセリングの予約が増え、少し忙しい毎日です。
気温も少し涼しくなり外出しやすくなったというのもあるのでしょう。
とはいえ、月の変わり目というのは比較的予約が増える時期ではありますから特別に大忙しというほどではなく、
いつも通りといった範囲内ですけどね。

そんな日々ですが、季節は秋。
行楽の秋ですからね、私も行楽を満喫したいと思うわけです。

私のルームである、名古屋 栄カウンセリングは基本的に不定休です。
つまりはクライエントさん次第で休んだり休まなかったり、という事です。
なので、旅行や行楽の予定を立てる時はかなり前もって予約の枠を空けておかなければ、どんどん埋まってしまって
「あれ、次の休みはずいぶん先になっちゃったなぁ」
なんてことがあります。

そんな貴重な休みですからね。
せっかく出かけるのなら、行楽を満喫したいと思うのもです。

というわけで『休暇の過ごし方』について、認知心理学者のマーク・ヴィットマン氏が面白い提案をしています。

「休暇を満喫したければ、質より量を大事にしなさい」

長く休むよりも、心に残る体験をした方が休暇を満喫できる、という事だそうです。
なので、ヴィットマン氏は
予定を立てることばかりを重視してしまうと意識が先に向いてしまう。なので今目の前で起きていることを感情を伴って体験することが、充実した休暇には大切だとのことです。
(垂水の意訳入っています)

浅く理解してしまうと、
予定を立てるより、行き当たりばったりの方がいいよ。
とも取れてしまいますが、
要は現在進行形の体験に意識を向けられることがポイントです。

これは休暇だけの話ではなく、人は現在進行形で経験していることを如何に自覚できるか、という事が心の健康やストレス軽減には大切なのです。

ちなみに私は、次の休みの機会はトレッキングをと考えているのですが、
しっかり自然を感じて充実した休暇を満喫してきたいと思います。


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2018年10月4日木曜日

アドバイスはされるよりするほうが効果的?


心理学系の話題で面白いものを見つけました。

他人からアドバイスをもらうよりも、自分がアドバイスをする立場になった時の方が問題解決に対する意欲が高まる、という実験なのだとか。

アメリカの心理学者の実験でわかったアドバイスの効能「Quartz」の記事によると、アメリカの心理学者ローレン・エスクレイス・ウィンクラーさんとエイレット・フィッシュバックさんは、定番を逆にして本人がアドバイスする側にまわると意欲が出て行動につながるのではと考え、実験をしたそうです。

記事はこちら⇒やる気がでないときは、人にアドバイスをすると良い

それが本人の自信につながり、やる気が刺激されて行動につながり、その結果やる気が刺激されて、実力以上の結果につなげることもできるという見解だそうです。

なるほど確かに面白い実験ではありますが納得できる気もするんですよね。

実際私が普段カウンセリングで、認知の変容を目的としたアプローチを行う事があります。
認知行動療法などは、不安や恐怖、苦手意識などの改善には効果的なんですよ。

その中で、
その人にとってネガティブな思い込みが間違っていることに気づこう!
という、ものすごく簡単に言えばそのようなことを目的とすることがあります。

その際には、私たちカウンセラーが一方的に矛盾をついたり、そのネガティブな考えが間違っていることを正すというよりも、相談者と一緒に検討して視野を広げたりしながら凝り固まったネガティブな考えをほぐしてゆくという進め方をします。

そんなアプローチの時に私がよくヒントとして言う言葉が
「もし友人がそんな風に悩んでいたり不安がっていたら、あなたなら何て励ましてあげますか?」
すると、それまでからは考えられないようなポジティブで前向きな発想を出してくれるんですよ。

これ、先の実験と同じようなことが起きていると思いませんか。
自分事だとどうしても深刻になってしまったり、特に自己評価が高くない場合はなおさらポジティブに捉えることはできなくなりがちです。
しかし、他人事として捉えることで、ネガティブフィルターを通さないフラットな捉え方ができるということですね。

『他人事』というと言い方が悪いかもしれませんが、ある意味距離をとって客観的に問題を見つめ直すことが出来るので、行き詰った時に試してみるといいかもしれません。


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2018年9月27日木曜日

ある犬と私


その犬と最初に出会ったのはもう5年ほど前になります。
その犬は保護犬だったこともあり、とても臆病だったそうです。
子犬の時に保護されたらしいのですが、きっととても怖い思いをしたのでしょう。
人の気配や音にとても敏感で、ビクビクしながら眉間にしわを寄せている姿が第一印象でした。

数年経つと、飼い主に愛されていることに安心してきたのでしょう。眉間のしわとともに険しさは抜けてゆきました。
それでもやはり臆病ではあり、私との初対面の時は小屋に隠れて小屋の中から吠えていました。

それから年に数回会う機会があり。
だんだん小屋から出て吠えるようになりました。
お土産のおやつを手から食べてくれるようになりました。
ただじっと傍で座っていると、恐る恐る近づいてにおいを嗅ぎに来てくれました。

そして今日、頭をなでさせてくれました!
まだちょっと緊張気味ではありましたが、耳の後ろをなでてやると気持ちよさそうな表情をしてくれました。

『ラポール』という言葉があります。
訳すと『信頼』という意味ですが、カウンセリングでは、ラポールを築くことをとても重要視しています。

当たり前です。
信頼していないカウンセラーに本心で悩みは語ってくれません。
だからカウンセリングの初期段階では、信頼関係の構築がその後の展開を左右するほど大切なのです。

ですがそれは言うほど容易くなく、人によっては心を開いて素直に話してくれるまでに年単位の時間がかかる方もいます。
それほど悩みを話すというのは勇気がいるし、無理強いで何とかなるものではないものです。

冒頭の犬の話に戻ります。
5年かかりましたが、その犬とのラポールが築けた気がします。
時間がかかりました。
ですが、焦らずじっくりと、その犬に寄り添った結果、あの臆病な犬が私を信じて撫でさせてくれました。
自分の関りが間違っていなかったのだと思えて嬉しくなりました。


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2018年9月25日火曜日

不安を減らすには


今日のことです。
車の走行中、突然のトラブルに見舞われました。
といっても事故とかではなく、エンジントラブルです。
安全な場所まで行き、停車して保険会社に連絡して対応してもらいました。

いやぁ焦りました。
でも同時にこう思いました。
「保険入っててよかったー」
だって、レッカーも手配してくれるし、修理工場まで運んでくれて、帰りのタクシー代まで負担してくれるんですよ。

これからも同じようなことがあっても、保険に加入していれば大丈夫だと思えば、安心して車が運転できます。

これも一つの不安の解消の方法です。

カウンセリングでは『不安』がテーマとなることは非常に多いです。
そこで、不安を改善する方法の一つとして、私がお勧めする簡単な対処法。
不安要素を一つでも多く消す。
どうです?とてもシンプルでしょう。

その際に大事なポイントは、不安の正体をいかに明確にするか。
漠然とした不安ほど恐ろしいものはありません。
人間は想像力豊かな生き物です。
漠然とした不安は際限なくイメージを膨らませてしまいます。

だから、不安の正体をはっきりと明確にするのです。
「自分は不安は、〇〇が△△になってしまうことだ」
そうすれば、そうならないための対策を立てることができます。
もしくは、そうなってしまった時の対処法を前もって用意しておくことができます。

車の保険に入っておく。なんていうのはまさに対処法ですよね。
また、トラブルが起きる確率を少しでも下げるために定期的に整備しておくというのは立派な対策です。

予期せぬ不運や想定外の悲運というのは完全になくすことはできないでしょう。
だからといって、それに怯えて生活に支障をきたすというのもよくありません。

だからこそ、可能な限りの『対策』と『対処』を準備しておく。
それが、不安を軽減するためには有効です。

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2018年9月20日木曜日

秋らしくなってきた


まずはお知らせです。

9月の28日・29日にもセミナーを開催します。
内容は一般の方向けで、
『コミュニケーション力向上セミナー』となっております。
詳しい内容やお申し込みは下記URLからお願いします。

9月28日開催お申し込み⇒https://www.seminarjyoho.com/course_show_365150.html

9月29日開催お申し込み
https://www.seminarjyoho.com/course_show_365153.html

(少人数での開催となりますので、定員に達し次第締め切りとさせていただきますことをご了承くださいませ)

さて、9月も後半になりやっと涼しくなってきましたね。
今年の夏は本当に暑かった。
あまりの猛暑ぶりに、
「無用の外出は避けよう」「激しい運動は注意」
なんていう喚起がされるほどでした。
せっかくの夏休みなのに行楽が満喫できなかったお子さまたちも少なくないのでは?

私自身、たまの休みにもつい外出せずに自宅でエアコン効かせてダラダラ、なんていう勿体ない休日を過ごしたりもしていました。

気候的に過ごしやすくなると、楽しみが増えますね。
例えば服装一つにとっても、真夏はTシャツくらいしか選択肢がなかったですが、秋になると上に着るものも楽しめますしね。
暑さで制限されずに好きなことを少しずつやれたらな、と思う今日この頃です。

実際、鬱症状などのリハビリでも適度な運動や、手始めの散歩などは効果的です。
しかし今年の猛暑では流石に厳しいものがあったでしょう。
もし、少しずつリハビリを考えている方がいるなら、そろそろ頃合いかもしれません。
冬になるとまた外出が億劫にもなります。
短い秋の季節だからこそ、楽しめることはあるのではないでしょうか。


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2018年9月17日月曜日

疲労感を感じやすいなら


デスクワークはなぜ疲れるのか、という研究が心理学の分野での論争の一つにあるそうです。

心理学関係あるの?とも思ったのですが、
なんでも、『自己消耗』と名付けられている仮説だそうで。
つまりは心のエネルギー(自制心や自己統制力などだそうです)がデスクワークでは特に消耗し、その結果疲労を感じやすいのではないか、という説があるそうです。

うん、私も調べてみてもよく理解できなかったんですけどね。

それはそれとして、
確かにデスクワークって疲れるんですよね。
逆に、身体を動かしている時は肉体的な疲労はあっても『疲労感』は少ない気がします。

頭脳労働は脳がカロリーをたくさん使うから糖分が足りなくなる。
というのは経験上納得できます。
しかし、デスクワークだけでなく、身体を動かしている時も頭って使っていると思うんですよ。
その理屈で言うなら、頭と体の両方を使っている方がより疲れると思うんですけどね。

でもなぜか、机に座って長時間パソコン仕事をしている時は、さして頭を使っていない作業でも凄く疲労を感じる。
これはどういうことなのでしょうね。

私なりに考えてみました。
一つは身体的な理由として。
長時間同じ姿勢でいると、血流が滞ります。
エコノミー症候群は震災時にも話題にもなりました。
血流が滞ると疲労物質は溜まりやすくなります。
同時に身体を動かすと内分泌系でも多幸感は生まれやすくなるので、疲労を感じにくいという理由。

もう一つは心理的な理由として。
『達成感』の違い。
デスクワークというのは、終わりがないというのが多い気がします。
職種にもよるとは思いますが、明確な
「はいここまでやったら終わり」
という目安が定め辛いんですよね。
逆に肉体労働は、肉体的な限界もあって明確なゴールが設定しやすいのではないでしょうか。
ゴールを達成すると人は満足を感じます。
「ああ、自分はやりきれたな」
という達成感は多幸感を生み、疲労感を吹き飛ばしてくれます。
(疲労感は消えても実際の疲労はあるので過度な目標は注意してくださいね)

ということで一つの解決策。
デスクワークでもなんでも、適度なところで
『ここまでやれば達成』
そんなゴールを作ってあげること。

小さなものでいいんです。
今取り組んでいる書類がひと段落着いたところでも、
今晩の夕飯の食材の買い物が済んだところでも。

「自分は目標としていたことをこなした」

そう思えることが大切です。
それだけで、達成感や満足感を得ることができれば、
次の行動へのエネルギーが自然とわいてくるものです。

悩みの解決には長い道のりが大切なこともあります。
完全な解決を目指してしまうと、先の長さに辟易してしまうかもしれませんが、
『今日の目標』を設定して小さな達成感を積み重ねること。
それが自信に繋がり、現実の解決にも続く道となります。


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2018年9月13日木曜日

当ルームをご利用中の皆さまへお知らせ


名古屋 栄カウンセリングが入っているビルの1F入口にフェンスが設置されました。
私も今朝出勤して初めて設置工事の告知を知ったのですが、
管理会社による防犯設備の強化だそうです。

フェンスを閉めたらこんな感じ



営業時はフェンスを解放しているのでこんな感じです


天気が曇っていたので写真が暗くてすみません。近々HPでもお知らせする予定ですので、その時はもう少し綺麗な写真を撮れるようにしますね。

フェンスの設置理由は、特に事件などがあったわけではないのですが、まぁビルの立地が栄のど真ん中付近ですからね。
イベント時は確かに人通りも多くなるし、夜はビル前の公園に酔っ払いもいますし。
防犯というなら入居者としては有難いことです。

ご利用中の皆さまにも、システム的に変わる事はなく、
これまで通り、1Fの2階専用入口から階段で上がっていただいてインターフォンで201(もしくは202)をお呼び出し頂ければお出迎えに参ります。

元々、当ルームの玄関である2Fはオ-トロックでしたからね。
事前のご予約のない方は入れない仕組みだったので、ご不便をおかけすることはないかと思います。
これまでなかったフェンスが設置されているので驚かれないように、こうしてお知らせさせて頂きました。

それでは、防犯対策がますます強化された当ルーム、名古屋 栄カウンセリンングを今後ともよろしくお願い致します。

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2018年9月11日火曜日

カウンセリングの順序


カウンセリングの中身や進め方というのは、一般にはあまり知られてはいません。
なんとなくイメージ的に、
「カウンセラーと話をするんだろうな」
と思ってくれていれば概ねそれで正解なのですが。

とはいえ本当にただ話をするだけでは、専門性もなく効果的でもありません。
傍から見ると『ただ聞いているだけ』に見えても、聞く技術をはじめたくさんの専門技術を盛り込んでいます。

そんな専門技術の中に、『カウンセリングを段階的に進める』というのも含まれます。
詳しく説明すると長くなってしまうので手短に、

カウンセリングを通して悩みが解決に至る為に有効とされる順番があり、その順番を意識して話を進めてゆくことを我々カウンセラーは行っています。

例えば、
・いきなり解決策を提案するのではなく、まずは抱えている悩みを整理することで悩みの本質や原因などを明確にしてゆく段階があったり、

・そもそもまずは話しやすい関係性を築かなければ本音で悩みを話してもらうことが難しいので、安心してもらったり信頼を感じてもらう関りを優先する段階とか、

・闇雲に悩みにぶつかってゆくことはせずに、先に目標を立てておいて逆算して方法を考えたり。

などなど、言葉で説明するとなんのこっちゃですが、いろんな段階を位置づけることで確実に問題の解決率は上がります。

そんな段階の中に、既存の理論ではあまり重要視されることはないようですが、私は必要だと考えている大切なものがあります。

それは『学習と習慣づけ』
つまり、カウンセリングを通して今抱えている悩みが解決する。
だがそれで終わりでなく、その経験から学ぶことがあったはずです。
自分の性格傾向の弱さや、問題を起こしやすい癖など。
そういったものの改善を学習すること。
そして習慣づけのトレーニングをすることで、その学習したことが身に着きます。

何の意味があるのか。
悩みの解決という成功体験を次に活かす為です。
次はカウンセラーの援助がなくても一人で解決できるようになるためです。
その為に、一回限りの成功で終わらず、次に応用できるようになることが本当の意味での解決には必要なのだと思います。

カウンセラーとは、いつか自分を必要としなくなることが最終的な目標という、特殊な仕事です。いつまでもカウンセラーがいないと生きてゆけないのではお金がかかって仕方ありませんからね。
カウンセラーという補助輪なしでも一人で自転車に乗れるようになるイメージですかね。

勿論無理強いはしませんし、私はいつでも求めて頂ければお迎えさせて頂きますが、
相談者さまが一人で解決できるようになるためのお手伝いというのも、カウンセリングではできるので安心してください。

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2018年9月10日月曜日

9月10日は世界自殺防止デー


今日、9月10日は『世界自殺予防デー』という世界保健機構が制定した国際デーとなります。
日本でもそれにちなみ、今日から9月16日までの一週間を『自殺予防週間』として啓蒙活動を推進しています。

最近では自死という呼び方も浸透してきていますが。

私は心理カウンセラーという職務上、医療従事者ではないながらも『死』がテーマとなることが少なくありません。
自殺というテーマをはじめ、家族や近しい人の死など、たくさんの方とこれまで関わらせて頂いていました。

中には、残念な結果として自殺という形でカウンセリングが終結してしまった経験もあります。
そしてその何倍も、自殺未遂を経験された方とも関わってきています。

そして、自殺未遂を経験された方のほとんどが、
「あの時死ななくてよかった」
過去の自分の行動を振り返ってそう言われます。

だから、私は知っています。
自殺は最良の方法ではないことを。
私自身は自殺を考えたことはありませんが、経験者たちのその言葉を聞くたびに、自殺という方法でなくても幸せになれる未来があることを。

勿論、辛い状況の中で追い詰められ、それ以外の解決策が見えなくなってしまったからそのような極端な方法を選択してしまう心理も理解しています。

ですが、解決の方法は唯一ではないことを、どんなに辛い状況であっても忘れないでいただきたいと願います。
一人で悩んで答えを出してしまわずに、周囲に助けを求めることや、我々のような専門家に相談することを忘れないで欲しいと心から願います。

一人じゃないし解決も一つじゃない。
選択肢は他にもあるはずです。

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2018年9月4日火曜日

心を守る盾


台風21号、今年度最強クラスという事前の情報に違わない凄まじい強さですね。
特に関西に大きな被害をもたらしているようで、関西出身で身内や友人が多数居る私としては心配が尽きません。

私の住む愛知県でも大きな影響があり、特に交通機関では、一時はバスまで運転見合わせという、私の経験した中でも最大の台風となっています。

私は午前中に仕事を終え、何とか帰宅できたのですが、帰宅途中にこんな感覚がありました。
バスの中から大荒れの外を見ていると、分厚いガラスで分断されている車内にいることに対する安心感。
それは、帰宅して自宅から外を見てもやはり、大荒れの外に対して堅牢に守られた家の中という安心感。

人は、何かに守られていると『安心感』を感じることを改めて実感しました。
普段はあまり感じることのない『内』と『外』という違い。
特に台風のような、危険がわかりやすく目に見えているからこそ再認識できるのでしょう。
『結界』とも言えるのかもしれません。

物理的なもので『肉体』を守られているのと同じように、
私たちの『心』も様々なものに守られています

生きていれば、他人と関りを持っていれば、心が傷つけられる経験は暇なくあることでしょう。

悪気のない心無い言葉でも心は痛みますし、
晒されるストレスでも心は摩耗してゆきます。

そんな我々の心を守るものの中に、『考え方』や『捉え方』があります。
「こう考えればいい」
「きっとあれはこういうことなのだろう」
そんな風に物事を自分にとってポジティブに考えることで、心への攻撃を和らげたり、なかったことにしてダメージを最小限にとどめようとしています。

ですがそれは時には、『事実を捻じ曲げている』ということもあります。
実際はとても大変なことをしてしまったのに
「きっと大したことないだろう」
そう捻じ曲げることで心へのダメージを軽減しようとします。

心理カウンセリングでは、そういったストレスへの対処法も行います。
具体例を挙げるなら『認知療法』『論理療法』などの、認知へのアプローチが近いでしょう。

『事実を捻じ曲げる』と言えばまるで誤魔化すようで聞こえば悪いですが、
それだって心へのダメージに対する効果的な方法ですし、
そもそも、起きてしまった事実は変えられないわけですから、考え方を変えることで対処することは正しい方法と言えるでしょう。

なので、こう考えます。
『認知』とは心の盾だと。

カウンセリングでは、心の盾を相談者さんと一緒に探したり、強化したりすることで心へのダメージを軽減させる。
そうすると、健康な心で事実と向き合うことができます。
そうすれば、きっと現実的にも最良な解決方法が見つかるはずです。

勿論、認知アプローチ以外にも心を癒す方法はたくさんありますが、
守られる安心感を感じた今日は、私の中で改めて認知アプローチへの有効性が実感できた気がしました。

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2018年9月2日日曜日

低気圧と鬱


台風21号が接近、上陸の恐れがあるようです。
今年は本当に台風が多い年で、各地での被害も深刻です。
災害処理をしている途中の地域など特に、これ以上被害が出ないことを願います。

さて、台風や雨など天気によって体調を崩すという人は意外と多いようです。
実は私も若干そうでして、雨の日は頭痛がしたり、体がだるくなってしまったりします。

天候を原因とした体調不良は『気象病』と呼ばれており、頭痛・神経痛・古傷の痛み・喘息などが主で、さらには鬱や不安症も挙げられています。

仕組みとしては、気圧の変化による自律神経の乱れが引き起こしているのですが、内耳の敏感な人は特に影響を受けやすいのだそうです。

鬱や気分障害などは、心の病気と思われがちですが、身体の状態にも大きく左右するものです。
とはいえ体調さえ整えれば、というほど単純なものでもなく、
心が弱まれば体の不調にもつながり、体の不調は更なる心の不調を呼んでしまいます。
やはり『心身相関』というわけですね。

身体の不調が出ているなら、その原因となるストレスを明確にすることが望ましく、悩みや不安を改善することが必要です。
そして、心が安定したら体調を整える元気も出ます。
しかし時には、心を安定させるために先に体調を整えることが求められる場合もあります。

こう言うと『鶏か卵かどっちが先か』みたいになって混乱してしまいそうになりますが、要はバランスが大事ということ。
我々はご相談を伺いつつ、相談者様の状態も考慮してその時に最善と思える提案や関りをさせて頂いております。

ですので、「もうどうしたらいいかわからない……」というご相談でも、一緒に改善案を考えてゆけますのでご安心くださいませ。


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2018年9月1日土曜日

【一般向け】コミュニケーション力向上セミナー開催の知らせ


お知らせです。

9月14日に一般の方を対象としたセミナーを行います。
タイトルは
『心理の専門家が教える、コミュニケーション力向上セミナー』
(参加申し込みは記事の最後にあるURLからお願いします)

普段の生活の中で、人間関係が上手くいかないとお悩みの方に対して、『交流分析』の理論を用いたコミュニケーション力をUPするためのセミナーです。

私が普段カウンセリングを提供していると、人間関係の悩みが大半といっても過言ではありません。
会社の人間関係や友人関係、恋人や夫婦関係に子供との関係。
人生は常に人間関係と共にあります。
そしてその多くは悩みも伴います。

当ルームにいらっしゃる相談者の方たちの中には、
「本などで、コミュニケーションテクニックを学んだが上手く活かせない」
そんな声も多く聞きます。

確かにコミュニケーションのHow To本には魅力的なテクニックの数々が載っていますが、そのほとんどが万人向けの方法論のみで実用には難しいのではないでしょうか。
なぜなら、どのようなテクニックも表現するのは自分自身だからです。
コミュニケーション術とは絶対の正解のやり方があるわけではなく、伝える側・受け取る側の双方の性格の特性によって違ってくるものです。
いくら教科書通りの上手なコミュニケーションを真似してみても、表面的なテクニックはあまり効果がなく、そもそも性格傾向によって真似ることすら難しいでしょう。
ですから、コミュニケーションの向上を目指すならまずは性格傾向についてを知る必要があります。

このセミナーでは、自分の性格傾向にテーマを絞り、
上手くいかないコミュニケーションを起こしている自分の癖を知ろうという内容になります。
さらに、性格傾向に分類して相手と円滑に付き合える関わり方のヒントもお伝えします。

現役の心理カウンセラーが、臨床経験をもとに皆さんの悩み改善の切っ掛けとなることを願い、開催します。

そしてこのセミナーでは、参加者の方に
【カウンセリング初回4,000円OFF】を特典としてお付けしています。
(通常料金9,000円⇒特典価格:5,000円)

「カウンセリングに興味はあるけど……なかなか一歩が踏み出せない」
そんな方も多いのではないでしょうか。
セミナーで実際にカウンセラー会って、話してみてください。
きっと、解決のヒントが見つかるでしょう。

開催日時:2018年9月14日(金)13:00~14:30
参加料金:3,000円
場所:名古屋 栄カウンセリング202教室

このセミナーに参加希望の方は下記URLからお申し込みください。
https://www.seminarjyoho.com/course_show_361854.html

(少人数での開催となりますので、定員に達し次第締め切りとさせていただきます)

お待ちしております。

2018年8月30日木曜日

時間泥棒に遭わず人生を有意義に過ごす秘訣


あと二日で9月です。
今年ももう3分の2が過ぎてしまったというわけですね。

本当に一年が早いです。
こういうこと言うと、おじさんっぽいと言われてしまいますが、そう感じるのだから仕方ない。
ついこないだ正月だった気がするのに。
そして去年も同じこと言っていた気がします。

歳をとるごとに一日が、一年が早く感じるというのは、私なりに納得できそうな理屈はあります。
(以前にもブログで書いた気がするし、セミナーや研修でも雑談でよく話しているので手短に)

①長く生きるに比例して相対的に時間を短く感じる。
だってそうでしょう。
10歳の子供の1年は人生の10分の1なのに対して、
50歳の大人にとって1年は人生の50分の1ですから。
なので年を経るごとに時間間隔が短くなるのは当然なのでは。

②初体験が減る。
やはり人生の中で初めての体験というものは印象深いものです。
子供時代は色々なことが初体験です。
しかし成長するに従い、経験済みばかりになってゆきます。
ただ、本当は『似た出来事』なだけで毎日が初体験の連続なのですが、我々は似た経験を同じものとして処理してしまうという性質があります。
印象に残らない日々は思い出も少なく必然的に中身のない日々と感じるのかもしれません。

そんな二つの理由から、大人になると一年が(一日が)早い。
という不思議な感覚が説明できます。

あくまで私の考えた理論ですし、科学的な根拠はないのでドヤ顔で雑学披露に使わないでくださいね。

さて、そんな理由が大人になると感じる一年の速さの原因であるなら、
相対的な時間経過感覚のスピードは仕方ないとしても、
一日の中で新鮮な気持ちを持って生きていれば、いつも初体験を感じられ、毎日が印象深い充実した日々となるのではないでしょうか。

「まぁ、綺麗な野花」
「真っ赤な夕日が綺麗だなぁ」
なんてちょっとした感動を意識して探せば、無味簡素な一日に色がつくかもしれませんね。
どうせなら、嫌な印象よりも良い気分になれる印象の方が精神衛生上もいいでしょうし。
『よかった探し』をすることは人生を有意義に生きる秘訣かもしれません。

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2018年8月28日火曜日

危険運転の心理とその対策を心理学的に分析する


最近、危険運転の問題が話題になっています。
いくつかの事件もあり、あおり運転を始め、事故に繋がるような危ない運転の取り締まりが厳しくなっています。

一週間で1200件もの検挙があったそうで、これまであまり表面化されていなかった危険性がやっと問題視されてきたというのは喜ばしいことです。
でも、それだけの数の検挙数を考えると、今までは当たり前と思われていたことが急に厳しい罰則と共に違反になって戸惑っている人も多いのかもしれませんね。
逆にそんなに危ないのにこれまで見過ごされていたというのは恐ろしくあります。

私は愛知県住みです。
良くも悪くも『車の街』として有名ですから、車の話題にはやはり敏感になってしまいます。

昔から『車に乗ると性格が変わる』なんていう人は一定数いました。
何故なのでしょうね。

心理学的に考えるなら、
車に乗って性格が変わるのではなく、普段は抑圧されている性格傾向が車に乗ることで顕在化する。
と言えるのでしょう。

どうして車にはそのような働きがあるのでしょう。

①自分の周囲を車で囲まれることで、守られている気持ちになり、感情のブレーキが緩くなる。
本来人間はプライベートな環境では気持ち自由になり気が大きくなるものです。
『内弁慶』なんてまさにその典型です。
他者がたくさんいる外では周囲に気を使って大人しくても、自室では気兼ねなく我儘に振る舞えるものです。
そのプライベート空間を車が作ってくれているというわけです。
鉄の鎧とでも呼べるような要塞に守られているわけですから、そりゃ安心できるってもんです。
だから、車に乗ると自分が強くなったような気がして、我儘に自己主張ができるというわけです。

②車の運転中は緊張状態にあり、軽い興奮状態にあるということ。
運転をする時は、色々な危険に気を配らなければなりません。
前方との車間を気にして、後ろの車への合図も忘れず、隣の車線の車の動向にも注意する。
それに加えて、目まぐるしく変わる信号や状況に対応する必要があります。
更にいつ人が飛び出してくるかもしれないし、対向車線から車も突っ込んでくるかも……。
そんな危険な環境に身を置くとき、人は自覚はなくともストレス状態にあります。
人はストレス状態に陥ると、防衛手段として好戦的な精神状態になります。
これを緊急反応といいます。
なので、些細な事でイライラしたりしてしまうんですね。

これらの心理的要因が、危険運転に繋がります。
では、どうすればよいのでしょうか。

確かに、危険運転に落ちりやすい要因はありますが、それでも人には理性がありますし、そう簡単にタガは外れません。
しかし、ストレスや欲求など抑圧して溜めこんでいるものが大きければ大きいほど、理性を吹き飛ばしてしまうほどの大きな力となります。
つまり、車を運転する時の心理的要因という刺激を受けて、抑圧しているイライラや不満などが大暴れしてしまうという事です。

ならば答えは簡単。
イライラや不満などのストレスを溜めないことです。
多少刺激をされても、コントロール不能になってしまうほど大きく溜めこまなければ、落ち着いて安定した気持ちで運転ができるはずです。

「車に乗ると性格が荒くなってイライラしてしまう」
そんな心当たりがあるなら、おそらく自分では自覚していない、むしろできていない深い所で日頃ストレスを感じて我慢をしてしまっているのかもしれません。

ストレスは溜めてもいいことはないですよ。
現代社会、ストレスフリーな生活なんて無理かもしれませんが、出来る範囲で処理したり軽減することは、自分や周囲を守るために必要なことです。

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2018年8月27日月曜日

健全なる精神は健全なる肉体に宿るのか?


ジャカルタでアジア大会が行われており、テレビでも連日放映されていますね。
2年後のオリンピックもそうですが、こういった大会が行われると普段あまり知る機会のない競技を見れてとても面白いです。
『にわか』と言われても仕方のない姿勢ですが、まぁそんな感じで大きなイベントだけ盛り上がるという人も多いのではなでしょうかね。

というわけでスポーツの話題ですが、今年は高校野球も100回目の大会だそうで盛り上がっていますね。
球児へのインタビューを見ていると、高校生なのにしっかりとした受け答えができて
「ほえー、凄いなぁ」などと思います。

「やっぱりスポーツやってる子はちゃんとしてるもんだね」
なんて無責任に、『スポーツ=健全さ』のイメージを感じてしまいます。

野球だけに限らず、スポーツ選手というのは品性も備わっていると信じがちです。
(最近スポーツ選手の買春問題なんかも問題になりましたしね)

そんな先入観の原因として、この言葉があるのではないでしょうか。

『健全なる精神は健全なる肉体に宿る』

体育会系の指導ではよく使用されてきた言葉だそうです。
ですが、実はこの言葉は誤用されているという事実をご存知でしたか?

この言葉は、古代ローマ時代の詩人ユウェナリス(デキムス・ユニウス・ユウェナリス)の風刺詩に登場する言葉で、
本来は「健やかな身体に健やかな魂が願われるべきである」とされており、

神に願うなら欲張らずに、過ぎた願いを持たずに慎ましく体と心の健康だけを願うくらいにしておきなさい

そんな意味なのだそうです。

または、
体が健康なら心も健全であればいのに、なかなかそう上手くはいかないものだね。
と当時を皮肉った風刺であるという説もあるそうです。

とにかく、体が健全な人は心も健全である、という意味ではないようです
間違っても、体を鍛えない人は心も健全ではない、なんていう意味はありません。

考えてみればそうですよね。
体に怪我や障碍があっても健全な精神を持った人もいますし、
その逆も然りです。

健康な体と健康な心。
確かにその二つさえあれば他に望むものなんてないかもしれませんね。

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2018年8月26日日曜日

発達障害になりたい人が増えているとか


いかにも現代らしいと感じた、興味深い記事がありました。

『「あなたは発達障害です」と言ってほしい女性たち…完璧主義の生きづらさ』(クリックで記事へ飛べます)

記事の中で精神科医の香山リカ先生も仰っていますが、自ら発達障害を疑う相談者さん、確かに私も臨床の現場で増えたと感じます。

とはいえ、発達障害だけではないんですけどね。
メディアで目新しい疾患名や新語が取り上げられると、その言葉を持ち出す方は多いものです。
『コミュ症(コミュニケーション障害)』『毒親』『適応障害』『パニック障害』
などを最近はよく耳にします。

「わたし、○○じゃないかと思うんですよ。調べてみたら当てはまる特徴が多くて……」

カウンセリングでそんな訴えをされる方は増えるというのは、色々な情報が手軽に見聞きできるようになった現代らしい傾向ですね。

悪いことではないと思います。
一昔前は、精神障害関連はタブーにされることも多かったので、一般にはその実態が伝わらず、その結果過剰な差別意識を生んでいたのも事実ですしね。

近年、精神疾患の罹患数が増えていると言われていますが、
個人的には昔も同程度の数はいたけど診断を受ける機会が少なかったのではないかと思うんですよね。『精神科』に対する偏見も今よりずっとありましたし。
なので、一般的にも浸透して、診断の機会が増えるのはとてもいいことだと思います。

ですが、一つ危惧することがあります。

あくまで、診断されることで適切な治療を受けることが目的であるなら、私としては大賛成です。
しかし、診断名(病名)をつけてもらうことが目的になっているのではないか、という場合です。

これは大きな違いがあります。
確かに、自分の抱える悩みやコンプレックスに、やむを得ない理由や根拠があると安心できるでしょう。
少なくとも、「自分の努力不足」という自責の気持ちは払しょくされるかもしれません。
しかし、それでは「納得できて一時的に安心した」だけで「問題が解決した」わけではありません。

実際私のルームでもこんなことがありました。
ある相談者さんが、当時はやった書籍『片づけられない女』を読んで自分もADHDなのでは? と疑いを持ち診断を受けたところ、見事(?)思った通りの診断名が付きました。
そのことを嬉しそうに私に報告してくれました。
「よかった。私のせいじゃなかったんだ。もうカウンセリングは終わりにします」
そう言って終結したかに思われました。
ところが数か月後、その方から再び予約が入りました。
「障害のせいだというのはわかったけど、問題は何も解決しないままなので困ってます」
そんな経緯でカウンセリングを再開したことがあります。
(このエピソードは細部は変えてあります)

『原因の特定』と『解決』は別物です。
違う言い方をするなら、
『誰が(何が)悪いかが判明しても、問題解決にはならないことが多い』
という事です。

心理カウンセリングは医療ではありませんので、診断をすることは許されていません。
だからこそ我々は、悩みを解決することを目的として関わらさせて頂いています。

診断が必要な場合は病院をご紹介しますが、
解決に向かって一緒に取り組んでいくパートナーとしてカウンセラーを頼ってください。

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2018年5月19日土曜日

身体がしんどいと心もしんどくなる


先週あたりから名古屋でも続々と30度を超える日が記録されています。
5月とは思えない真夏日。
しかも梅雨も間近ということで湿度も高くなんともキビしい気候です。
ことあるごとに言っていますが、こういった気候の変わり目の体調管理には気を付けてくださいね。

実際、当ルームに現在通っていただいている相談者の方たちで、うつ等の精神疾患の方たち中にも、この気候で調子を崩されている方は少なくありません。
うつなどの精神疾患は『心の病気』だけだと思われがちですが、体調によっても状態に影響はあります。

『心の不調』が『身体の不調』に繋がる、というのはわかりやすいかもしれません。
心配事や悩みがある時は、頭痛や胃痛など身体症状に出ることは想像しやすいでしょう。

ですが同時に

『身体の不調』が『心の不調』にも繋がります。
これも、考えてみれば当然のことなのですよね。
身体の不調によって、免疫が下がったり、自律神経が乱れたりします。
それらは、ホルモンバランスの不調となり、結果的に心の不調にも影響します。

心も身体も、どちらもバランスが取れていることが大切なんですよね。
心と体はそれほど繋がっているものです。
心身一如なんて言いますね。

うつの改善には、規則正しい生活リズムや食生活、適度な運動などが有効とされますが、
結局のところ健康な身体を保つというのが実は一番大事だったりします。

とはいえ、そんな健康管理が難しい状態こそがうつの症状だったりするので、そう簡単ではないのですが。
投薬治療で症状を軽減し、そのうえでカウンセリングなどの併用が有効とされるのはそういった理由でもあります。

「心が疲れてしまっているな」
そう感じた時には、身体も疲れてしまっているのかもしれません。

そんなわけで、心の健康の為にも身体の健康を心がけたいものです。

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2018年5月5日土曜日

こどもの日


ゴールデンウィークも明日で終わり、月曜日からはまた日常となります。
どこかに旅行に行ったり、ゆっくり休日を満喫したり、家族サービスで疲れてしまったり、色々な過ごし方をされたのではないかと思います。

そんな今日は5月5日。『こどもの日』ですね。
国民の祝日ですが、主役はこどもと母親だそうで、
こどもの幸せを願い、母親に感謝する日、なのだそうです。

ところで、『こども』もしくは『子ども』という表記の仕方が最近大多数ですが、
少し前は『子供』と漢字で書かれるのが一般的でした。

これは『子供』の『供』という漢字はそもそもが当て字であり、想起するイメージも良くないという理由から、漢字とひらがなを交ぜ書きしての表記となったのだそうです。

これ以外にも昔とは表記の変わった言葉というのは結構あります。
別の漢字に置き換えられたり、言葉自体を変化させたりと、イメージの払しょくを狙っての表記変化は様々な分野でも行われています。

呼び方を変えることに意味があり、良い効果もあるのでしょうが、
浸透していなかったりしてうっかり使用してしまうと、なんだかいけないことをしてしまったような、少し申し訳ない気持ちになってしまいます。

「表記が変わったので言い換えなければいけない」
そう、ただ古い表記をタブ-としてしまうのではなく、
「新しい表記にはこんな意味や意図があるんだ」
そんな風に我々はもっと興味を持って知ろうとしなければならないのでしょうね。

本質は、『言葉』を変えるのではなく、『意識』を変えるということなのですしね。


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2018年4月30日月曜日

世間はゴールデンウィーク


世間はゴールデンウィークですね。
私のルームは、通常営業しています。
祝日は普段忙しくて来れない会社勤めの方たちはかえって予約が取りやすいですからね。

そんなゴールデンウィークですが、由来は映画配給会社の業界用語という説が濃厚というのをご存じでしたか?
諸説は様々らしいですが、5月の連休は興行収入が上がりやすいということから、
映画業界にとって『輝く期間』という事でゴールデンウィークと呼ばれだしたそうです。
まぁそもそも和製英語ですからね、日本で生まれた言葉なのだろうとは想像つきますねどね。

この言葉ができたのは昭和20年代だそうです。
当時はまだレジャー産業が今ほど選択肢もなかったのでしょう。
連休は家族で映画を見に行こう!
そんなお出かけがハイカラだったのかもしれませんね。

現代はレジャーの選択肢もずいぶん増えましたね。
私が子供の頃は、デパートに買い物ってだけでもワクワクのお出かけでした。
今なら近所のイオンだって当時のデパートにひけを取らないレジャー施設になっています。
旅行だって行きやすくなりましたものね。

色々なものに触れ、学び、体験する。
そういった経験は子供にとっては後の性格形成にも大きな影響を与えます。
近代的な経験もたくさんできますし、
身近に減ったとはいえ、自然に触れる機会も作る事もできます。
そういった意味では今の子供たちはの『経験』は一昔前より幅が広がっているのかもしれませんね。

とはいえ、選択肢が多いからいいという訳でもないわけで、
望ましくない経験をする機会だって増えているのもまた確かでしょう。
私が子供の頃にはなかった危険だってたくさんあります。

大切なのは、過度に世界を狭めるのではなく、無制限に経験させることでもなく、
色々なものに触れ、その経験を通して学び、活かすこと。
その為には我々大人が、大人としての責任を持って見守ることが必要なのでしょう。


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2018年4月23日月曜日

日本カウンセラー学院 体験レッスン開催のお知らせ


私が講師を務める日本カウンセラー学院の、春クラスの募集がそろそろ締め切りとなります。
つきましては、授業内容を体験できる体験レッスンを随時開催しています。

5月は3日、6日の昼の12時からと、夕方の6時半から開催しています。
ゴールデンウィーク中なので、普段お仕事が忙しい方も参加されやすいかと思います。

詳しい情報やお申込みは下記リンクからどうぞ。

■5月3日(木)開催
 ・12:00開催
 ・18:30開催

■5月6日(日)開催
 ・12:00開催
 ・18:30開催

5月開講予定ですので、今回の体験レッスンが最後のチャンスとなります。
ご興味が方あるはぜひご参加ください。

※予約制ですのでご参加の場合は、申し込み予約を忘れずにお願いします。

カウンセリングに興味のある方や、カウンセラー志望の方をお待ちしております。




2018年4月22日日曜日

他人の世界を知る


日に日に暖かくなっていきますね。
春めいてるというよりは、夏めいてると言う方がしっくりくるようなここ数日の気温は少しやりすぎな気もしますが。
寒暖差に弱い私としては、もう少しお手柔らかに季節が移り変わってほしいものです。

私は日頃の運動不足解消のため、できるだけ出勤の時などに歩くようにしているのですが、ここ最近は道行く草花に癒されることも多くなってきました。
この時期だとツツジや藤が綺麗に咲いているのをよく見ますね。

そんな私は最近、道を歩く時に草花や風景など、心休まるものに注目して歩くということを心がけています。
というのも、私は生来のビビり症なもので、これまで外を歩く時は怖いものや嫌なものをいち早く察知することを無意識に行なっていたようです。
その結果、外を歩くと目が疲れることが多くあります。

そんなことを何気なく話した時にある人から、木々や草花など季節や自然を感じさせる風景などに気づく散歩の楽しさを聞きました。
それ以来、少しそれを意識するようにしているのですが、確かにこれまでとは違った気づきや発見があるものです。

カウンセリングの技術の中に『共感的理解』と言われるものがあります。
これは、相手の気持ちに共感し理解する、と言ってしまえば簡単なのですが。
実はもっと奥が深く、その神髄は、
相手の感じる世界をあたかも自分が感じているかのように体験すること
そう言われています。

話を聞く際、自分の価値観のフィルターを通してしまえば、なかなかその人が感じていることを理解することはできません。
なので相手の世界を、自分のフィルターを通すことなく実感するということなのですが、これがとてもでも難しい。

ですが、今回の私の体験のように、
ほんの少し心構えを変えるだけで、こんなにも自分を取り巻く世界や見えるものがが違うのかと実感することができます。
完璧な共感的理解というものは、他者である以上ありえないかもしれません。
しかしこうして自分の意思を柔軟に広げていく練習も、またカウンセリングに活きてくるものなのかもしれない。

そんな発見をさせてもらった一件でした。


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2018年4月19日木曜日

明日ために、今はじめられること


4月も中盤になり、相談に来られる方に新社会人が増えてきました。
入社して半月ほど経ち、学生の頃とは違った環境の中、日々の教育を受け、少しずつ仕事も任されるようになっていきます。
すると、様々な悩みも出てくるものです。
そんなお悩みの多くが

『仕事の能力について』

『人間関係』

この二つに大きく分けられます。
そしてこの二つの悩みに共通するのが、

「みんなは上手く出来ているのに、どうして自分はできないのだろう」

そんな悩みとして顕在してゆきます。

実はこの悩みには、ある共通する発想が解決の方向性として有効となります。
それはとても単純な発想。

『他者に対する過大評価と、自分に対する過小評価』

どういう事でしょう。
もう少しわかりやすく砕いて説明してみましょう。

自分が思うほど、できていないわけではないし、
自分が思うほど、みんなができているわけではない。

つまり、自分の悪い所や失敗はよくわかるものです。
そりゃそうでしょう、だって自分のことですから。
周囲は気付かない程度の失敗でも、当の本人である自分には誤魔化せずに失敗と認識されてしまいます。
そして、気付かなかった他人の失敗は、なかったものとして認識されてしまいます。

そうなると、自分の悪い所ばかりが目立ち、人の良い所ばかりが目立つ。
結果、他者に対して大きな劣等感を感じてしまうという事です。

劣等感は、『苦手意識』『緊張』『恐怖』『無力感』などを生み出してしまいます。

劣等感をバネにして努力するという発想もありますが、
それができるのは、根本に自己肯定感を備えているからこそ。
新社会人の慣れない会社勤めで打ちのめされたショックは、それまでの自己肯定感を見失わせてしまうには十分なダメージとなることもあります。

なので、このように考えることが出来れば世界は変わってゆきます。

「自分は完璧ではなく失敗することもあるが、できていることだってあるじゃないか」
「周りのみんなも、失敗することもあるし完璧ではないじゃないか」

失敗ばかりだと思っている日常も、探せば成功だって見つかるはずです。
劣等感を感じてしまっている中で一人で成功を探すのは難しいですが、
信頼できる周囲の人と一緒に、自分のことを丁寧に振り返ってゆけば、きっと気づいていなかった成功が見つかるはずです。
その積み重ねが、明日の自信となり、明日の成功へと繋がってゆくわけです。

自信だけつけても駄目ですよ。
その自信をエネルギーにして、新しことを覚え、上達し、誇れる自分になることが目的です。

今日は、種類の違うお悩みの共通のポイントをお話ししましたが、
勿論それだけでは解決に繋がらないお悩みだってたくさんあります。

ですが、きっと自分では気づかなかった解決の道はあるはずです。
楽しい明日の為に今できることはなにか。
そう考えることで、可能性は開けることを信じてください。

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2018年4月12日木曜日

未来のカウンセラーとの出会いの季節


もう各地の桜もほとんど青葉になってしまいました。
今年は咲くのも早かったですが散るのも早かったですね。
結局忙しくてお花見が出来なかったのは悔やまれるばかりです。
それでも、家や職場の周り、通勤中などに綺麗に咲いている桜を見れたので春の訪れは感じることはできました。

この時期、受験シーズンも落ち着いてくるころで、私が講師をしているカウンセラー資格取得学校の合否結果も発表されていっています。
めでたく今年も、新たなカウンセラーが世に出ることとなりました。

受講生の皆さん本当にお疲れ様でした。
当学院は主に社会人を対象としている学校なので、皆さん仕事の両立本当に大変だったと思います。
そんな中で取得した資格には大きな意味があるものだと思います。
努力した自分に自信をもって、これからに役立ててください。

とはいえ、ここで終わりではなく、むしろこれからがカウンセラーとしての始まり。
日々進歩する心理療法や、時代によって様代わりする相談援助の傾向をこれからも勉強し続けていく必要があります。

そしてまたこの季節は、新しいカウンセラーを目指す人たちが勉強を始める時期でもあります。
日本カウンセラー学院でも、春季学院生の募集が締め切り間近となっています。

平日や休日などライフスタイルに合わせた学びができるよう、体験レッスンや入学説明会なども行っておりますので、興味がある方はご連絡いただければカウンセリングの学びについてお話をさせて頂いています。

桜の季節は別れと出会いの季節。
講師という職業は、何年続けても卒業という別れの寂しさと、入学という新しい出会いへの緊張はあります。
私がこれまで培ってきた心理臨床の知識や技術が、ほんの少しでもカウンセラーを目指す方達へ役に立てることを嬉しく思いながら、今年も開講準備をあわただしく進めています。

カウンセラーの学びに興味がる方は垂水までご連絡をお待ちしております。

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2018年2月20日火曜日

狂気の沙汰ほど面白い



今日も他府県へ出張へ行っていました。
そんな私の移動の間の強い味方がAmazonプライム。
別に宣伝するじゃないですけどね、映画好きの私としては嬉しいサービスです。
結構映画の本数も多くて、重宝しています。

今日は映画『シャイニング』を移動中に観ていました。
有名な映画ですね。

※ちなみに『シャイニング』の内容についてのネタバレはこの記事には無いので未視聴の方もご安心を。

以前にも観たことはあったのですが、久しぶりに見返したいと思い視聴。
流石は名作。やはり面白い。
原作がスティーブン・キング、監督がスタンリー・キューブリックですからね。
このタックで面白くないはずもありません。

ジャンルとしてはホラー映画として分類されることが多い『シャイニング』ですが、
霊的なホラーというよりも『サイコホラー・サスペンス』的な面の怖さがメインであると思います。

ホラー要素ももちろんあるのですが、この映画で描かれるのは『狂気』。
その狂気をジャック・ニコルソンの怪演が見事に表現しています。

この『シャイニング』をはじめ、ヒット作や名作に挙げられる映画の中には『人間の狂気』や『むき出しの本能』『反社会的な欲求』を扱ったものが多くあるような気がします。

ヒッチコック監督の『サイコ』を筆頭として、
ブラットピットの代表作の一つ『セブン』、
シリーズ化された『羊たちの沈黙』、
これもスティーブンキング監督ですが『ミザリー』、
個人的には『時計仕掛けのオレンジ』『エスター』なんかも好きです。

どうして人は『狂気』や『反社会的な欲求の解放』に惹かれるのでしょうか。

それは、社会で生きてゆく上では抑圧されがちな側面であり、しかし同時に生き物としての本質的な部分でもあるのでしょう。
抑圧を強いられている部分への解放の欲求を、映画や物語という非現実を通して感じられるという効果もあるのでしょう。
カタルシス効果というやつですかね。

私はカウンセリングというものの特質性でもあり仕事柄、
人の本能的な感情や、普段は表に出さない深層的なものなど、一般的にはネガティブなものと分類されるものに触れることも少なくありません。
そして私は、それらに対して時に感動や生物としての強さ、根源的なエネルギーを感じ、
そこに問題の解決やより良い変化への期待を感じます。
だって、そこにこそ根源的な欲求や本質が表現されており、生き物の前へ向かおうとする力が最も発揮されているためです。

本来備えているのに、社会的には出し辛い。
だが確かに備えている本質的な部分。

そういったものを自由に表出できる場というのが、心理カウンセリングとしての一面でもあると思っています。
必要だけれども抑圧することで生き辛さを感じているのであれば、
場所を選んでそれを処理する場所が必要なのかもしれません。

人間のありのままを確かめ、認め、尊重する場所として。
そんな場所であれたらと思います。


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