2018年12月31日月曜日

2018年私的ニュース


31日になりました。
当ルームも31日から翌年の3日までは予約受付を休ませていただいています。
まぁ、予約受付をしていないだけで既に頂いているご予約はあるので、三が日とかあまり関係ないんですけどね。
それでもやはり大晦日から元旦というのは特別な気分になります。

今年も色々ありました。
ありがたいことに仕事が忙しかったのであまり遊びに行くことはできませんでしたが、それでも色々と楽しんだ一年ではあったと思います。
ということで、2018年の私的な出来事をいくつか振り返っていきます。


【名古屋 栄カウンセリングのルームが増えた】
やはり仕事関係ではこれが一番の変化ですね。
これまで当ルームは基本的に一部屋のみでした。
ワークショップや資格取得学校の講師の講義はその都度に場所を借りて行っていましたが、今年とうとう一部屋増設となりました。
今年の5月からですが、講義やイベントがやりやすくなりましたね。
特にワークショックは開催回数を増やし、一回ごとの参加者数を少人数制にすることでより良い時間となっていると自負しています。
これからも自由度高くイベントを開催してゆきますのでご興味があれば是非。
ちなみに名古屋 栄カウンセリングでの開催イベント(一般の方向け)はこちらのページに情報があります。
名古屋 栄カウンセリング催し物情報
※カウンセラー職の方向けのイベント情報はメーリングリストに登録されている方限定となります。
ご希望される方はご連絡いただければ配信メールを手配させていただきます。


【念願の上高地に行けた】
ご存知日本アルプス。長野県の飛騨山脈南部にある景勝地。
ずっと行きたかったのですがなかなか機会がなく憧れていた上高地。今年ついに達成。
マイカー規制ギリギリまで車で行き、そこからはバス。
大正池から河童橋、そして明神池と満喫しました。
何と言っても景色が絶景。
どこで写真を撮ってもフレームの中がまるで映像作品のような美しさ。
自然の壮大さ、雄大さ、優しさを満喫できました。
野生動物も可愛かったですよ。
 

【実家の犬と仲良くなった】
これはこのブログでも記事にしたことありました。
保護犬だった過去のせいもあり、とても臆病でなかなか慣れてくれなかった犬が少しずつ気を許してくれるようになったことです。最近はあまり会えていないので年明けの正月に会えるのが楽しみです。
ちなみにその時の記事はこちら⇒『ある犬と私』


【ヘルニアになった】
これはかなりショックでした。
4月のことです。カウンセリングが終わり相談者さんをお見送りした直後に突然の激しい痛みと共に動けなくなりましたね。
腰痛はここ数年ずっと抱えていたのですが、まさかヘルニアるとは。(ヘルニアる=ヘルニアになるの意)
これまで周囲の人でヘルニアン(ヘルニアン=ヘルニアを患っている人の意)も多かったので、その恐怖は聞いてはいたのですが、想像以上の痛みで3日間はほぼ寝たきりでした。
その節は、予約の変更を快諾してくださった相談者の皆さまにはご迷惑おかけしました。心より感謝しております。
リハビリも順調で現在はジムにも復帰できています。
再発しないように筋トレの鍛え直し中です。
ちなみに11月ごろに四十肩発症しました。
寄る年波には勝てませんなぁ。


【バーニャカウダを家で作った】
たいしたことではないんですがね。
好きなんですよバーニャカウダ。
でもなんとなく外で食べるものという印象があったので、外食時にバーニャカウダを見つけた時にはよく注文していました。
ソース売ってるんですね。
自宅で好きな野菜でいつでもバーニャカウダができるって幸せです。
パプリカとニンジンが特に好き。


【リスに噛まれた】
もうすでにネタ切れ感があります。
私のリス(げっ歯類全般)好きは知る人ぞ知るですが。
年に2回は岐阜にあるリスと触れ合える施設へ遊びに行きます。
岐阜は温泉もあるので私的にはフェイバリットなプレイスです。
台風が岐阜に上陸する前日にリスに会いに行ってたんですが、その日はいつになくリスたち荒れてましてね。
もしかして台風接近に伴う気圧の変化にストレスを感じていたのかもですね。
肩に登ってきたリスに耳たぶをザクッと噛まれました。
めっちゃ痛かったですがまた来年も行きますよ。


【電子タバコデビュー】
20歳からずっと喫煙者でしたが、昨今の禁煙ブーム。
個人的にはやめたいという気持ちはないのでこれまで吸い続けていましたが、健康面等も考えて少し本数を減らそうかと。
そこで試してみたのが電子タバコ。
所謂アイ○スなどのニコチン入りの電子タバコではなく、香りを吸い込み水蒸気の煙を吐き出すというある意味アロマ加湿器のようなものです。
ニコチンは入っていないしいい匂いもするという事ですっかり気に入ってしまいまして、すっかりタバコの量が減っています。このままやめてもいいなともうのですが、それも少し寂しいので一日数本程度の嗜みにしています。


【有線放送のある生活を知った】
音楽のある生活っていいですね。
もともと私の住むマンションには有線放送の設備があったのですが、設置が面倒で使用していなかったんです。
ちょっといいスピーカーの入手をきっかけに有線を設定してみた所、思いの外ハマりました。
朝はすがすがしい小鳥の声を目覚ましにセットし、食事中にはライトなクラシック、就寝時には波の音を、といったよう様々な日常のシーンをワンランクアップしてくれる気がします。
流行曲に疎くなってから音楽は通勤時の携帯プレーヤーくらいだったのですが、ジャズやクラシックなど普段あまり聞かないジャンルもBGMにするととても新鮮です。
こういう生活の質を上げる工夫って大事かと。


こんなところでしょうか。
長々と話したわりには薄い内容でした。
というか私のプライベートに興味ある方などいないでしょうしね。
でも、普段皆さまとはカウンセラーとして接させて頂いている私にも、こうして個人的な出来事もあるわけで。
人間味といいますか、親しみを感じて頂ければ幸いかと。

では今年もあと数時間となりました。

本年中のご愛顧心よりお礼申し上げます。
来年も変わらぬお引き立てのほどなにとぞ宜しくお願い致します。


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2018年12月30日日曜日

過去を振り返る


今年もあとわずか。年の瀬になるとテレビ番組は、今年のニュース振り返り的な内容が増えますね。
過去を振り返るというのは未来への成長にも必要だし、自身の生きた軌跡を懐かしむこともでき、有意義なものです。

しかし、悩みの解決には向かない場合もあります。
現在の問題解決に向けて、過去の出来事から解決のヒントを探す、同じ失敗を繰り返さないよう対策を立てる、
などの目的であればよいのですが、
問題の原因を過去に見出してしまうと解決が難しくなってしまう場合もあるのです。

これって、治療的な解決のプロセスではよく起こりがちな失敗なのです。
一般的な治療的とは、問題の根本的原因を探してそれを消してゆくという方法になります。
病気の治療などはまさにそうですね。
確かにそれはとても効果的。

でもこんな場合はどうしたらよいのでしょう。
問題の根本的な原因が判明した。
でもそれは過去のことで、今更どうやっても取返しもやり直しもきかないものだった。
そうすると、「仕方ないこと」と諦めるという選択肢しかなくなってしまう場合があります。

これではあまりに残酷ですよね。
だって過去は変えられないんですもの。

なので、解決に至るには過去ばかりに注目するというのはあまりお勧めできません。
では何に注目するのかと言えば、
『未来』です。

今は問題のせいで困ったことになっている。
『なら、それがどうなればよいのか』
『どうなりたいのか』
そこに注目してゆくのです。

起きてしまった過去に囚われるのではなく、目指すべき未来へ向かう方法を考える。
このアプローチなら、どのような問題にだって相談者さん本人の気持ちさえあれば解決に向かうことができます。

どうなりたいか、というのは当然相談者さんにとって望ましい未来なわけですよね。
不思議なもので、人間というのは楽しそうな未来に向かってゆくときは驚くほどの力が出るものです。

想像してみてください。
勉強や仕事を辛く感じながら努力するよりも、
それらが終わった後に待っている楽しいことに胸を弾ませる時の方が頑張れるものですよね。

なので私はカウンセリングの場では、相談者さんの「どうなりたいのか」を明確にしてゆくことを重要視します
そして、未来に向けたポジティブな気持ちを武器に、相談者さんと二人三脚で実現に向かう方法を探してゆきます。

その過程で過去に目が向くことだってありますが、それはあくまで望ましい未来に向かうための過程ですので、メインは過去ではなく未来なんですよね。
だから頑張れるし力も湧いてくる。

カウンセリングは辛いことと向き合う場所ではなく、
楽しいことに向かうための場所だと思ってください。


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2018年12月23日日曜日

師走


12月も中旬になり、ここからはクリスマス、お正月と雪崩式にイベントがやってきて、気が付くともう年が明けていきます。
つまりは年の瀬待ったなしといった感じです。

『年の瀬』という言葉の由来自体が『切迫した時期』であったり、江戸時代には年内のツケを返すために奔走する時期だったりします。
タイトルにもある『師走』も『師(僧)が走り回るほど忙しい』という意味ですし、ともかく何やら慌ただしい気分にさせられる時期であるこ

とは間違いないようです。
この時期になるとカウンセリングのテーマもそれに見合ったものが多くなります。

この一年を振り返っての反省
今年が終わってしまう焦燥感
来年を見据えた人生計画

今年が終わり・来年が始まる、という状況に対しての様々な悩みが語られます。

「来年に向けて頑張るぞ」的な、前向きな悩みなら本人にとってもポジティブな相談になることが多いのですが、
「今年一年駄目だった……」的な、自己否定傾向の相談の方が毎年多い印象です。

反省することは悪いことではないですし、その気持ちが未来へのエネルギーとなるなら問題ないのですが、
『駄目な自分探し』が目的になってしまうのは勿体ないですね。

そもそも一年の節目とはいっても、社会的な定義としての『一年』という単位の切り替えでしかないので、
我々個人単位での変化や成長の節目とする必要はないはずです。
でも世間が年末ムードを強要してきますからね、どうしても焦る気持ちや湧き上がるのも仕方もないことかもしれません。

そんな時はこう考えてみてください。
「自分はどうしたいのか?」

単純だけど大切なことです。
「なぜ駄目だったのか」
「どうしてあの時あんなことをしてしまったんだ」
そんなふうに過去に目を向けることも必要ですが、
気持ちが落ち込んだり焦っている時は、どうしても自己否定の方向に向かいやすくなります。

だから、未来に目を向けるのです。
それも、自分の気持ちに正直な未来へ。
そこで出てきた気持ちが、自分の正直な気持ちであり、本来の自分の姿であり、未来への生きる活力となります。

今の時期のカウンセリングでは、未来への気持ちを大きくすることで、
残り少ない今年一年を綬日して過ごす方法や、来年に向けてのエネルギー補給などを行うことも好まれます。
勿論相談者さんのタイミングや希望が最優先ですが、そんな視点もあるという事を知ってもらえるだけでも意味はあると思います。


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2018年12月18日火曜日

クリスマスイルミネーションと青い街灯


12月も中旬になり、街はクリスマスイルミネーションで照らされていますね。
特に当カウンセリングルームがある栄は繁華街だけあって、商店も街灯もイルミネーションが見事です。

名古屋の広小路通りや大津通りは、青い色の街灯が多く見られます。
これは『プルキニエ現象』と呼ばれる、
人間は青い色に対して感情の安定・鎮静化作用がある、という特性を利用した防犯灯で、
イギリスが発祥ですが、日本でも奈良県をはじめ様々な市町村で青色防犯灯として試みが取りれられています。

そんな防犯の目的でのこの色ですが、
冬の街に青い街灯というのはなんともマッチするんです。
冷たく張りつめた空気に青の儚さがよく映えます。
クリスマスの電飾といえば、緑・赤が思い浮かびますが、青・白は冬のイメージカラーですので相性ももよいのでしょう。

しかし、この『プルキニエ現象』を利用した防犯策ですが、
青色は視認性が低下してしまい交通事故等の増加に繋がる。
そもそも犯罪率の低下というデータ事態に信憑性が足りない。
などの声もあり、当初の目的に適っているかは少し疑問もあったりします。

とはいえ、色と感情の因果関係はカラーセラピーでも活用されているように、密接に影響があるという説には信憑性はありそうです。
そういう意味では、イルミネーションとしての青の美しさは防犯にも効果ありそうな気もするんですけどね。

色だけでなく、人は様々な外的要因に心の影響を受けます。
視覚情報はもちろんのこと、音、匂いなどにも心理的な影響を受けます
心理療法には、それらの心理的な影響を利用して心を扱ってゆくものもあります。

どうしてこんな気持ちになるのだろうなぁ。
そんな、自分の感情に理解が及ばない時、自分の内側を掘り下げることも効果的ですが、
少しアンテナを外に向けてみてもいいかもしれません。
思ってもいない外的要因に影響を受けている事に気づければ、感情のコントロールに繋がるヒントが見つかることもあるかもしれません。


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2018年12月11日火曜日

こう考えてみようシリーズ ③『結論の飛躍』


こう考えてみようシリーズの第3弾です。
過去のリンクはこちら⇒
こう考えてみようシリーズ ①『全てか無か思考』
こう考えてみようシリーズ ②『過度の一般化』

認知の歪みの代表的なものを紹介しつつ、その思考パターンから脱却するヒントになりそうな考え方を提案してゆくこのシリーズ。

第3弾は
『結論の飛躍』

確かな証拠も根拠もないのに、否定的な憶測によって悲観的な結論を決めつけてしまうという認知の歪みです。
『誤った先読み』『誤った読心術』の二つが代表的な特徴です。

『誤った先読み』は、
確信した予想などできるはずのない未来に対して、ネガティブな方向に「きっとこうなるに違いない」と決めつけてしまう事です。
前回のテーマの『過度の一般化』と似ていますが、過去の失敗や出来事を一般化しすぎて将来を悲観してしまうのに対して、『結論の飛躍』は過去の失敗体験があるわけでもないのに過度にネガティブな予想に囚われてしまいます。

『誤った読心術(心の読み過ぎ)』は、
特に人間関係で、断片的な情報や態度だけなのに、ネガティブに解釈をしてしまいます。
相手がどう思っているかを確かめもせず、一言やちょっとした態度・表情で「あの人はこう考えてるに違いない」
と決めつけて人間関係にストレスを感じてしまいます。

どちらにしても、他人からすれば
「確かめたわけでもなければ根拠もないのに心配し過ぎだよ」
そんな程度の馬鹿げた考えで、取り合ってもらえない事が多いかもしれません。
でも、本人にとってはその不安や怖さはとても大きく、自分でも馬鹿げた考えだとわかっていても拭い切れない程の大変なものです。

何かにチャレンジしようとしても、
「初挑戦だけど、きっと上手く出来ないのだろうな」
「何をしても失敗してしまう所しか想像できない……」

人と会話をしていても
「さっきの言い方、あの人きっと私のこと嫌いなんだろうな……」
「あ、今の私の発言で怒らせてしまったかもしれない」

そんな考えが頭から離れてくれないというのは日常生活にも支障を感じてしまいます。

そんな『過度の一般化』に対して、このように考えてみたらどうでしょう。

・思い過ごしかもしれないから、心配なら確認してみよう。
これは主に『誤った読心術(心の読み過ぎ)』に対してです。
相手がどう感じたか、どう思っているかなど、どれだけ考えたってわかりません。
所詮は相手次第なのですから。
自分の思いもよらないところに噛みついてくる人だっています。
そう思うと人間関係は本当に怖いですね。不安も当然です。
だから、確認するんですよね。
確認して、思い過ごしなら安心だし。不安が的中なら許してもらえるよう謝罪すればよいのです。

・本当にそうなのかな?根拠はあるの?
この認知の歪みの特徴として、根拠のない予想というものがあります。
ですので、冷静に順序立てて考えてみたら想定している未来予想が起こる確率はそれほど高くないという事に気づけます。
実際カウンセリングでも、この認知の歪みを持った方に対して丁寧に話し合ってゆくと、不安が収まってゆくことは意外に多くあります。
まずは、ネガティブな思考に偏らずに冷静に状況分析と常識的な予想をしてゆくことを、自分に言い聞かせて整理してみるとよいでしょう。

・それは分析じゃない、ただの未知に対する不安であることを自覚する。
先ほどの、冷静になって考えてみるというのは、頭で分かっていても不安に囚われている時はなかなかそう上手くはいかないものです。
なので、まずこう唱えてみる。
「こんなの分析じゃない。ただの思い込みだから間違っている」
すると、ネガティブな方向への偏りが一度リセットしやすくなります。
普段自分を分析上手だと思っている人ほど陥りやすい『過度の一般化』なので、自分の分析を一度捨ててみることが脱出の第一歩となるでしょう。

・自分の常識だけで決めつけずに情報をたくさん集める。
これは認知の歪み全般に対して有効な対策です。
対人関係での不安なら相手に聞くのが一番。そうでなくても、ネガティブな認知のスパイラルにはまってしまった時は人を頼るのが一番です。
一人で考えていると、ネガティブにハマってしまっていることすら気づけなくなってしまいます。
自分がそう思う理由を人に話している過程で
「あれ?自分なんかおかしな理論展開しているな」
そう気づくことも多くあります。
そして、違う立ち位置からなら全く違った意見や発見もあるものです。
一人で考え込んでもいいことはないという事ですね。


ということで今回は『結論の飛躍』に対する反対意見を思いつくまま挙げてみました。
少しでも、納得できるものがあって、少しでもこれまでと違った考え方ができるきっかけになれば幸いです。


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2018年12月9日日曜日

心だって寒いと風邪をひく?


急に寒くなりましたね。
今年は暖冬だそうですが、こう寒暖差があると実際以上に寒さを感じます。

皆さん調子は如何ですか?
私はもともと寒さに弱く、冬は体調を崩しやすい体質なので体を冷やさないように色々と工夫しています。
最近は防寒着も機能が優れていますし、便利グッズもたくさんあってここ数年は何とか乗り切れています。

さて、私は常日頃から日本語の表現って面白いと感じているのですが、特に仕事柄感心するのが、
体の感覚を用いた心情表現の多さです。

困りごとや悩み事に対して『頭を悩ませる』
面倒事が片付いてほっとした時に『肩の荷が下りる』
気持ちがすっきりしないことを『胸につかえる』
強い怒りを感じた状態を『はらわたが煮えくり返る』
心が傷ついた時には『胸が痛い』

などなど、挙げればきりがないほどにあります。
『気持ち』『感情』を表現する時に『身体』を使うというのは、それだけその二つが近いからなのでしょう。
心身相関とも言いますし、『心』の状態は『身体』の状態で表れるという事です。
その理屈を応用した心理療法に『フォーカシング』というものがります。
受け入れ辛い気持ちや大きな抵抗があり心が上手く扱えない時には効果的なアプローチとなります。

さて、そんな表現の中に
『心が寒い』
『心が冷える』
などがあります。
意味としては
一人が辛く、悲しい心情。
人恋しい、寂しい、孤独、(恐れや驚きで)身が縮む思い。
といったところです。
他にも本来の意味とは少し違うようですが、
満たされない気持ちや、心の狭い人に対しても使われているように思います。

これも身体の状態で表現される心情ですね。
実際に体が寒さや冷えを感じた時には、
筋肉がギュッと縮んでしまい満足に動かし辛くなってしまいます。
普段は楽しめることも億劫になってしまったり、もう動くことすら面倒で閉じこもってしまいたくなります。

心も冷えてしまうとまさにそのようになってしまいます。
鬱の症状などは代表的ですが、気持ちが沈み、感情の低下や喪失、意欲の低下などがあります。
身体が寒さで参ってしまっている時と同じ症状が『心』にも出るという事です

鬱のことを心の風邪などと表現するのも言い得て妙なのかもしれません。
冬や日照時間が短い時期は鬱の発症率が高くなるというデータもありますしね。

ともあれ、体が冷えるとよくないように、心も冷やすのはよろしくないという事です。
もし、気持ちが沈みがちだったり元気がないなら心が寒さを感じているのかも知れません。
そんな時は心が暖かくなるような事をして、温めてあげてください。
方法は何でもいいのです。
趣味に費やすとか、美味しものを食べるとか、欲しいものを買うとか。
人に手伝ってもらって気持ちを盛り上げるのだって効果的かもしれませんね。

寒い冬、気持ちも冷えてしまわないようにしましょう。


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2018年12月5日水曜日

こう考えてみようシリーズ ②『過度の一般化』


さて、こう考えてみようシリーズの第2弾です。
過去のリンクはこちら⇒
こう考えてみようシリーズ ①『全てか無か思考』

認知の歪みの代表的なものを紹介しつつ、その思考パターンから脱却するヒントになりそうな考え方を提案してゆくこのシリーズ。

第2弾は
『過度の一般化』

過去の一度の失敗経験にもかかわらず、「きっと今回もこうなるに違いない」と結果を決めつけてしまう事です。
『早まった一般化』とも呼ばれている通り、勘違いや早とちり、心配性などによって起こりがちな認知の歪みですね。

認知の歪みはどれも同じなのですが、多少は誰しも持っているものです。
ただそれが強く持ってしまい日常生活に支障をきたしてしまった場合、病理として診断されます。
この『過度の一般化』はネガティブな感情を増進しやすく、鬱病に繋がりやすいものとして注意が必要です。

過去に一度失敗した経験があると、
「きっと次も失敗するに違いない」

一人に嫌われただけなのに
「みんな私のこと嫌いなんだ」

ネガティブな経験が更なるネガティブな思考を呼んでしまい、それを信じ込んでしまうことで事実になってしまうという悪循環が起きてしまいます。
そうすると、自分の実力も出せなくなってしまいますし、
そもそもチャレンジすることに消極的になってしまい、ますます過去の失敗体験に囚われてしまい苦手意識となってしまいます。
現代社会の問題となっている『引きこもり』なども、この『過度の一般化』思考がきっかけで落ちるパターンも少なくないようです。

そんな『過度の一般化』に対して、このように考えてみたらどうでしょう。

・なんで前に起きたからと言って同じことが起きると言い切れるのか?
そう思ってしまうのがこの認知の歪みの特徴でもあるので、確かにそう考えると怖くなって冷静になれなくなってしまうのですが。
そこを冷静になって考えてみるという事です。怖さのせいで論理的な思考が破たんしてしまっていませんか?
前と今回は、例えシチュエーションが似ていたとしても同じ場面ではあり得ません。
確かに同じ結果になりやすいかもしれませんが、必ずそうなるとは言い切れないはず。

・過去の失敗経験があるなら同じ失敗しないように対策が立てられるのでは?
以前に失敗したなら、次も同じ失敗をしてしまう前に回避できる確率が高くなっているはず。
「あ、これはマズイな」と気づけるはずです。
なら、逆に一度失敗しているからこそ次は成功できるのではないでしょうか。

・関連性なんてない。
世の中に『絶対』なことなんてほぼありませんよね。
だとしたら毎回が偶然起きたことであって、そこに関連性を見出してしまうのは人間の悪いクセです。
『二度あることは三度ある』という諺だって本来の意味は、
同じ失敗はしやすいからそうならないように気をつけなさいね。
という、まさに注意することで同じ失敗は防げるという勇気の出る言葉なんですよ。

・自分の常識だけで決めつけずに情報をたくさん集めろ。
自分一人で考えられることなど限られています。特に失敗した経験があるとネガティブな方向に進みやすいのは当たり前です。だったら、たくさんの人や専門家に意見を聞いて、色々な情報を総合的に判断した方がよっぽどいいのではないでしょうか。客観的なアドバイスは思いもよらぬ解決策を与えてくれるかもしれません。

・「どうなりたくないか」ではなく「どうなりたいか」を考える。
『過度の一般化』は未来に対する恐れが根底にある場合が多いです。
逆に考えてみます。恐い未来に固執するのでなく、楽しい未来を想像する。
そうすれば「こうすれば楽し未来にたどり着けるかもしれない」とポジティブな方向性の思考が始まります。
人間の行動力の源は『快』への欲求です。
自分が思い描く明るい未来へ向かう力はネガティブな思考を吹き飛ばすほどのパワーを与えてくれます。

ということで今回は『過度の一般化』に対する反対意見を思いつくまま挙げてみました。
少しでも、納得できるものがあって、少しでもこれまでと違った考え方ができるきっかけになれば幸いです。


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2018年11月29日木曜日

感情表現が薄くなっている気がする


毎年、この時期になると『流行語大賞』というのが話題になります。
その年に生まれた(流行った)「ことば」のなかで世相を象徴するものを決める賞なので、当たり前ですが若い人の間で流行した言葉がノミネートには挙げられます。

そんなニュースの中で、若者が街頭インタビューを受けていました。
それを見ていると感じたことがあります。

表現が小さい?

これね、これまでも感じていたんですよ。
仕事柄、中高生と会話をすることもあるのですが、その時にもその違和感を感じることがありました。
私と話している時だけの限定なら、おっさんのカウンセラーと話すのに緊張でもしているのかなとも思っていたのですが、彼らが友人同士で話す時にも感じるんですよね。
会話が平坦というか、抑揚が薄いというか。

昨今の若者は語彙が少ないという話題もよく目にします。
「ヤバい」「ウザい」「キモい」
この3つの言葉だけで感情表現が事足りてしまうとかね。

でもそういう事ではないんですよ。
「ヤバい」だって、表現の仕方で多数の感情をあらわす言葉になるわけで、表現の薄さ・小ささとはまた違う問題な気がします。

例えば、アクセントを矢印で示すなら
「マジ(↑)ヤバ(↑)いんで(↑)す(↓)けどー(↑)」
これだったら、
ああ、楽しい気持ちが盛り上がっているんだなぁ、と感情も伝わってくるのですが。

彼らの感情表現はまるで、youtubeの動画に対する反応をひとり言で呟いている、
そんな印象を受けました。

「うわ(―)これマジやばいー(――)」

それはつまり、相手に対して伝えることを目的とした表現ではなく、ただ自分の感想を読み上げているといった感じでしょうか。

ここまで長々と若者批判みたいなことしておいてなんですが。
別にそれが悪いわけではないと思っています。
時代なんでしょうし、コミュニケーションなら互いが納得できていれば問題ないですしね。

ただね、カウンセリングをしているとたまに驚くんです。
話をしてくれているんですがどうにも無感情に淡々と話している。
心理カウンセリングでは『感情の表出』というのは大切なものなので、私からすると

「うーん、たくさん話してくれているけど、あまり感情を伴わずに語っているなぁ。まだもう少し時間がかかるのかな」

そんな風に感じていたのですが、ケース後の感想を尋ねると。

「こんなに感情的に話したの初めてかも。自分でもびっくりしてる」

そう仰るんですよ。
どうも気を使ったり社交辞令で言っているようではない。
だって実際に良い効果が出ているようなんです。

私にとってはまだ薄い感情表出だが、この人にとっては普段に比べて感情的になってくれていたんだ。

それに気づいた時に、昨今の感情表現の薄さを再確認しました。
そしてね、同時に思いました。
これからの時代、やっぱり心理カウンセリングは必要だ、とね。

宣伝かよ、と思われてしまうのは承知です。
でもね、本当なんですよ。

カウンセリングの場では、先ほども書いたように感情表出が重要になります。
なぜなら心の健康には、自分の感情を歪めることなく素直に享受できている時、人の心の機能は正常に、健康的に働くとされています。
(そういう心理療法の理論があるわけです)
ですので、我々カウンセラーは対話を通して相手の感情に働きかけています。
ただ話をしているだけように見えても、カウンセラーと話すと気持ちがすっきりする、などの効果はそういった理由もあります。

つまり、感情を表出することは心の健康に必要。
だが、昨今の傾向として感情は乏しくなりつつある社会がある。
なら心理カウンセリングは普段よりも感情表現ができる場所として心の健康に有効。
ということです。

ちょっと強引な展開になってしまいましたが、
感情豊かに表現できるって、気持ちの良いことだし自分で思っているよりも気持ちがすっきりするものだという事をもっと多くの人に知ってもらいたいものですね。

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2018年11月23日金曜日

こう考えてみようシリーズ ①『全てか無か思考』


脈絡なくシリーズ記事をはじめてみます。
というのも、悩みが生まれる原因の一つに『認知の歪み』と呼ばれるものがあります。

認知の歪み(にんちのゆがみ、Cognitive distortion)とは
誇張的で非合理的な思考パターン(irrational thought pattern)である。これらは精神病理状態(とりわけ抑うつや不安)を永続化させうるとされている。

という意味なのですが、分かりやすく言うならば、
物事に対してネガティブな思考へと続いてしまいやすい考え方
といったところです。

いくつか代表的なものがあり、実際多くの認知の歪みはいづれかの系統に近いものがほとんどです。
そこで、シリーズとして毎回代用的な認知の歪みを紹介し、その考え方から脱却出来るヒントもあわせてお伝えしようともいます。

第一弾は
『全てか無か思考』

これは物事を両極端に捉えすぎてしまう。
白か黒か、善か悪か、0か100か、で考える完璧主義的な傾向。
『二分割思考』とか『オール・オア・ナッシング思考』とも呼ばれますが要するに、
結果が明確なチャレンジに対して少しでもミスがあれば失敗だと考えてしまいます。

例えば、スポーツで努力して2位になったとしても
「1位じゃないと意味がない!2位なんてビリと一緒だ。自分は失敗した!」
そんな思考のことです。

ここまで極端でなくてもこれに近い思考で悩んでいる方は結構多い印象です。
ある相談者さんは、
「私は仕事ができない」
というので話を詳しく聞いていると、どうやら仕事は人並みには出来ているようなんですよね。
でも本人としては、
「失敗することがある」「完璧にできない」
という理由なのだそうです。

これだって『全てか無か思考』と言えます。
心当たりある方も多いのでは。

そんな『全てか無か』に対して、このように考えてみたらどうでしょう?

・完璧などありえるのか?
完全なものや状態など存在するのでしょうか。
どんな達人だって失敗することはあるでしょうし、常に成功する挑戦などそれはもう挑戦ではなくなってしまいます。
周囲の人を見渡してみてください。あなたが「あの人はすごい!」と思っている人もよく見ると失敗していますよ。
更に言えば、どんな達人だって専門分野以外の所でも達人ではありません。この思考の人の多くは、全てにおいて成功(完璧)を求める、という傾向があります。
神様じゃないんだから、全てに完璧なんて人間には無理ですよ。

・そもそもなにをもって完璧と言えるのか?
完璧にこだわる人には意外と多いんですよ、完璧の理想像がはっきりしないのに目指しているパターン。
それではいくら頑張っても理想にはたどり着けないのではないか。
何が完全なのかを決めているのが結局自分なら、それは他者にとっては完璧ではないかもしれない。だったら自分だけが信じる完璧ってもあまり意味なくなってしまいませんか。

・失敗して何が悪いのか?
チャレンジの機会は一回だけではないはず。今回ダメならもう一度挑戦すればいいだけ。
失敗したからといってそこで人生は終わらないし、会社をクビになることもまずありえません。
「失敗は成功の母」なんて言葉もあるくらいですから、失敗したって当たり前なんですよ。

・本当は出来ているのに見落としていないか?
完璧に成功していなくても目的は達成していることだってあります。
例えば、「○○㌔になるためにダイエットするぞ!そのためにお菓子は絶対食べない」
と努力していて、目標体重にはなれたのにお菓子を食べてしまったからと言って自分を責めたりしているのは本末転倒です。
目的と手段が混乱しないよう注意ですね。

・完全じゃなくても努力は認めてあげよう。
完璧な成功でなくっても、おそらく努力の成果は出ているはず。
前回は10点だったが今回は30点に上がった。
小さい進歩かもしれませんが進歩には違いありません。
その積み重ねが目標になると考えて、今回の成果を褒めてあげましょう。

・0か100だけではない
世の中には中間とか中庸などという言葉があります。
100でなくたって0ではなく、2かもしれないし99かもしれないわけです。
2と99ではずいぶん違いますよね。
一つ失敗したからダメ!ではなく、失敗したところと成功したところをちゃんと分けて自覚してあげます。

・あなたは金メダルを目指しているのか?
この答えが「YES」なら何も言うことはないです。それが目標なのでしょうし。トップアスリートはそれくらい自分を追い込むことも必要なのでしょう。
ですが、日常や仕事などでも同じ姿勢で取り組んでいたら、いつかは心が疲れでダウンしてしまいます。
一生をかけてそれだけを極めるんだ!というほどの強い目標でない限りはもう少しハードルを低くしてもよいのではないでしょうか。
すると、自分の今の状態が冷静に見られて次への課題も見えてきます。


さて、思いつく限り『全てか無か思考』に対する反対意見を挙げてみました。
中には暴論だったり矛盾しているのもあったりしますが、それでいいのです。
どれがその人の納得に刺さるかだって人それぞれですし。

「なるほどな、そう考えればもう少し肩の力が抜けるかな」
そう思ってもらえるヒントになれば幸いです。

今後も不定期でこのシリーズやっていくつもりです。

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2018年11月20日火曜日

上を向いて歩こう


ここ数日で急に寒くなりましたね。
全国的に見れば遅い初雪など、寒気は緩やかなのかもしれませんが、今年は猛暑だったせいかこの寒さが身に沁みます。街ゆく人もコート姿が目立ってきました。

こう寒くなると、首元が寒くて俯(うつむ)いた姿勢になってしまいがちです。
冬の街にコートの襟で首をすぼめる、というのは絵になって格好良くはあるのですが。
実はその姿勢、注意が必要です。

うつ病の研究の中には、うつ病患者やうつ病になりやすい傾向として、俯きがちな姿勢というのもあります。
うつを発症した方の姿勢が俯きがちになる傾向があるので、うつチェックとしても挙げられているので、姿勢が先か症状が先かはまだまだ研究が必要なのでしょうが、どうやら関係ありそうです。

また別の研究では、俯くと自律神経が乱れるというのもあるそうなので、少なくとも俯く姿勢というのはあまり良いものではなさそうです。

言葉の字面だけでも、
『俯(うつむ)く』→『うつ(鬱)に向く』
となりますものね。駄洒落ですけどね。

そして逆説的なりますが、私の持論で、
上を向くと気分が上向きになる
というのがあります。
これも駄洒落っぽくなっちゃっていますが冗談ではないですよ。

実際試してみてください。
気持ちが落ち込んだり、落ち着かない時に、

一度目を瞑り→首から顔を上に向ける→そしてそっと目を開ける
この時、屋内よりも晴れた日の屋外の方がより効果的です。

目の前が物理的に明るくなり、ぱぁっと開いたような気分になります。
同時に、自分がどれだけ下を向いて視野が狭くなっていたかに気づくこともできます。

ということで、寒いからといって下を向いて俯いてしまうと、精神的にも健康によろしくないので気を付けてみてください。
上を向いて歩いたほうが綺麗な景色にも気付けて気分いいですよ。

ちなみに
最近の若者がスマホを操作する時、極端に俯いた姿勢をしている様子を時折見かけます。
あれは体にも心にもよくないから気を付けた方がいいと思うんですよね。


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2018年11月1日木曜日

ハロウィン問題について


昨日のハロウィン当日、渋谷では大変な人だったそうですね。
私は昨日は栄のオフィスには行かずに出張から直帰だったもので知らないのですが、名古屋も仮装した人たち多かったんですかね。

さてそんなハロウィン。
ここ3~5年で一気に定着した感じです。
といっても日本でのハロウィンは、仮装して練り歩く、というほぼコスプレイベントの様相ですけどね。
それはね、別にいいんじゃないでしょうか。
クリスマスだって日本独自のイベントとしてすっかり定着していますし。
他国の行事を取り入れるというのは難しいものなのでしょうしね。

ですが問題視もされているようで。
特に渋谷の大混雑は、犯罪の多発や暴徒化などを引き起こし、もう楽しい一イベントの域を超えて社会問題にまでなりつつようです。
メディアでも多くの著名人が苦言を呈するコメントを出していますね。

今後の対策も必要になってくるのでしょう。
そこで、心理学的にこの問題を考えてみると、
まずは、「なぜ暴徒化するのか?」については色々な心理効果で説明ができます。
集団心理(群集心理)による心理的ブレーキの欠如。
仮装という匿名性によって得られる大胆な心理状態へのなりやすさなど。

つまりは混乱状態になる条件が揃ってしまっているわけですね。
なら、規律を作ればいい、というのは一つの解決策なのだと思います。
一般的に規模の大きなイベントは、ルールが厳しく、ともすれば窮屈を感じてしまう規律の下で混乱なく運営されます。
ここまで規模が大きくなってしまったのなら、ハロウィンというイベントをルールを設けて運営する必要が出てくるのではないかと思います。

ですが、きっとここ数年のハロウィンの盛り上がりの理由には、
ルール無用の無秩序が許される場』という魅力があるのだと思います。
ルールのあるイベントではなく、個人の意思で終結した人たちがそれぞれ秩序なく好き勝手な楽しみ方ができる、という楽しみ方を見出しているように思えます。
そうなると、ルールという秩序ができたら離れていく人も多いのではないでしょうか。

なぜそれほどに無秩序な混沌が魅力となるのか。
それは、社会規範や秩序・ルールに縛られた日常のフラストレーションの表れでもあるのかもしれません。
毎日我慢をして規律を守って生きていることに対する不満が、昨今のハロウィンのような良くも悪くも『自由』を求めているのかもしれません。

来年に向けて具体的な対策は勿論必要なのでしょうが、
根本にある社会への閉塞感が緩和されることもまた必要なのかもしれませんね。


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2018年10月28日日曜日

成功体験を得る方法とは【後編】


ということで前回の続きです。
前回の記事⇒『成功体験を得る方法とは【前編】』

かんたんに振り返ると、
『成功体験』とは別に成功や結果がなくても感じられるものなんだ。
ということです。

では、成功体験を実感する方法について。
たった一つの簡単な方法です。

自分に課題を課して、それを達成すること。

当たり前のことと思われるでしょうが、注意点がいくつかあります。

まず一つ目のポイントは、課題は簡単なものでいいということ。
必要なのは努力をすること。これもはじめは小さな努力で十分です。

例えば、

・一日何回〇〇する。
・何日間〇〇を続ける。
・〇〇を何個作る。

などのわかりやすいものがいいでしょう。
もっと具体的に言うなら
本を読むとか、決まった練習をするとか、定期的に何かを持続するとか。

そういった、行動したことが明確な努力をすることです。
この時、結果は出なくてもいいのです。努力したという事実があれば。

だって結果が出るのなんて努力の末のものですからね。
そりゃ結果が出るならそれがベストでしょうけども、結果や改善を成功の目安と捉えてしまうと、成功の実感を得られるかどうかが運任せになってしまいます。
それはよくない。
だって、努力すれば必ず報われるほど甘くないですからね。
だから努力したという事実だけでいいのです。

そして、二つ目のポイント。これが大事です。

その努力が明確に実感できること。

人は明確な努力をしたら「やった気」になります。
経験ありませんか?
やった気になって結果が出なかったこと。
それは残念なことですが、今回の目的である『成功体験』の実感の為にはそれでもいいのです。

目的は結果でなくてやったという事実。
そうすれば目標達成になり、その達成感が成功体験になるのです。

仕事で経験ありませんか?
溜まっている仕事を始めるのは億劫だけど、やりだしたら意外と早く片付いたこと。
一つ片付けば達成感があります。
それがエネルギーとなり次の行動へ繋がる。

エネルギーは行動すればするほど湧いてくるものです。車のバッテリーみたいなものですよ。エンジンを回せばバッテリーがどんどん充電されていく。

エネルギーが持続するなら努力も継続できます。
そうすればいつか結果も出るでしょう。

結果を出せる人は努力を継続できる人です。
そしてその為のエネルギーは、努力を続けている自分に達成感を持つこと。

「自分はこれだけのことをやれた!」

それだけで自分を褒めてあげていいんです。
自分を褒められる。
ほら、自己肯定感に近づいてきたでしょう。

『自己肯定感』とか『成功体験』とか難しそうでもっともらしそうな言葉に騙されてしまいがちですが、実はとても単純な仕組みなのです。

自分が自分の努力や行動をちゃんと認められるか。
そこの捉え方だけで、どのような体験も『成功体験』となり、本人にとってポジティブな力を与えてくれるものとなります。

カウンセリングで『成功体験』というテーマは頻繁に扱われます。
皆さん、言葉のイメージや、成功/失敗という結果に固執してしまい、
すでに持っていたり、これから得られる『成功体験』を見逃してしまっています。

大切なのは、自分を認めること。
甘やかすわけでなく、夢見がちに考えるわけでもなく、
ただ事実として自分の行動を認めること。

まだ見ぬ『成功体験』は気づいてくれるのを待っています。


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2018年10月27日土曜日

成功体験を得る方法とは【前編】


ここ数年続いている『自己肯定ブーム』です。
この自己肯定をテーマにした書籍も数あり、特に近年のものによく出てくるのが『成功体験』を積み重ねることが自己肯定に繋がるという理論。

確かに間違ってはいないのですが、結局言葉を変えただけで、
「成功体験って何?」
てなってしまう気がするんですよね。

『成功体験』とは単純にいえば、
成功とか目標達成した経験、という捉え方が一般的なのではないでしょうか。
確かに間違ってはいないでしょうが、でもそれってあまりに当たり前すぎるし、難しいし厳しいことですよね。

だって人生には失敗することもあるし、
むしろそれが続いて失敗体験を重ねる結果になってしまったら自己肯定感どころではなくなってしまいます。
成功した人しか自己肯定感を持てないなら、そもそもの前提が覆ってしまいます。
そういうものではないはず。

最近は面接などでも
「あなたの成功体験は?」
なんて質問もあるそうですが、それはきっと
「一般的な成果や誇れる結果を出したことがありますか?」
という意味のことを尋ねられているのでしょうし、本来の『成功体験』とは概念が違うものなのでしょう。

本来の『成功体験』とはそんな結果論的なものではありません。
例えば、何かにチャレンジするも失敗をしたとします。
これを『失敗体験』と捉えてしまうからよくない。
今回の失敗を活かすことで、次回の成功の可能性は高くなったはずです。
「今回のやり方では失敗するということを学べた体験だった」
ならばつまり今回の失敗は、次の成功に向けての『成功体験』だと考えられます。

わかっていますよ。
そんな捉え方は社会では通用しないということは。
ですが、目的が『成功体験』を得ることなら、社会的に認められる必要はないはずです。
それこそ結果論ですよ。
結果的に『成功体験』を得て『自己肯定感』が高められるならそのプロセスは何だっていいはずです。
だから極論、今生きていることだって成功体験と言ってもいいのです。
(生存することに成功しているわけですからね)

とまぁ、本来の成功体験とはそのように自分をより良くするために活用されるべきものであり、
「成功体験がない」
なんて自己嫌悪を起こさせるためにあるものでは決してないはずです。

とはいえ、そのように自分にとってポジティブに捉えるのも難しいですよね。
むしろそのポジティブさがあればすでに自己肯定感にあふれた人になれるのでしょうしね。
そこで、『成功体験』を実感するためのコツをご紹介しようと思います。

と思ったのですがずいぶん長くなってしまったので今日はここまで。
次回更新で続きを書きますのでよろしければお付き合いくださいませ。


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2018年10月18日木曜日

『おまえも死ぬぞ』インパクト大のお寺の掲示板


最近SNSで紹介されたきっかけで話題になったそうです。
岐阜県郡上市にある真宗大谷派・願蓮寺のご住職が境内の掲示板に毎月掲げているお言葉。
「おまえも死ぬぞ 釈尊」
確かにインパクトのある言葉でハッとしてしまいますね。

ですが言葉の意味としては、
生きることだけが人生と思いがちだが、死ぬことだってまた人生。だからこそ今を大切に生きなさい。
といった感じでしょうか。
お釈迦様のありがたい金言ですね。

SNSきっかけで話題になったこのお寺ですが、実は掲示板に格言を掲げているお寺は多くあります。
私も子供の頃に通学路や近所のお寺の前を通る時に、この格言を見るのが楽しみでした。

そもそも仏教というのはその名の通り『仏』の『教え』ですから、ためになる言葉がたくさんあります。
法事の時などは、読経の後のお坊さんのお説教・お説法が楽しみでもありました。

説教や格言というのは、時に千の慰め言葉よりも心に響くことがあります。
落ち込んでいる時や人生に迷っている時に、掛けられた一言がその後の人生の指針となることだってあります。

心理カウンセリングでも、そのような『言葉』を求められることもあります。
勿論求められればお応えはしますが、難しいんですよね。
しっくりくる言葉、感銘を受けた言葉というのは、人から与えらて感じるものではなく、
自分の中にある『言葉にならないもの』を上手く表現してくれるものなのだと思います。

ですから、私はカウンセリングの中でまずはその人の話をしっくり聞きます。
そして、気持ちが通い合った時に初めて、心に響く言葉がお伝えできるのです。

言葉は生きものです。
鮮度があり、タイミングや人も選びます。
そんな言葉を通い合わせられたら、きっとカウンセリングは上質なものとなるでしょう。


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2018年10月17日水曜日

精神疾患が増加している背景とその対策


ここ数年、「心療内科の初診が何か月待ち」なんて話を時々耳にするのですが、世界でも精神疾患の数は増加傾向にあるそうです。

『ランセット・コミッション』という精神医学関連の専門家や精神疾患患者の擁護団体等の情報をまとめたレポートなのだそうですが、
この増加の傾向は、将来的に社会・経済に恒久的な損害をもたらす可能性があるので、早急な対応が必要なのだそうです。

私はもうカウンセリングの臨床現場に20年ほどいますが、確かに以前に比べて通院経験のあるクライエントさんは増えたと実感します。

ただ、個人的には精神疾患が増えたというよりも、
以前に比べて心療内科や精神科受診のハードルが低くなったこと。
以前は診断がつかなかった症状に対して、診断名が増えたこと。
などの方が理由として納得できる気もします。

昔はね、「落ち着きのない子」「コミュニケーションが苦手な人」「怒りっぽくて扱いづらい人」「嫌なことがあって落ち込んだ人」
程度の認識で必要な治療が受けることができなかった人たちが、今は適切な対応が受けられるようになったと考えれば、いい変化なのかもしれませんね。

勿論、逆に弊害もあります。
投薬治療の長期化による離脱の問題。
病名が逃げ道となってしまい疾病利得となること。
それら弊害を精神疾患患者を責める方向へ向きがちな世論も、社会問題と言ってよいでしょう。

大切なことは、
疾患名がつこうがつくまいが、本人が悩んでいて改善を望んでいるなら治療は必要だということなのではないかと思います。
他の言い方が見つからないので『治療』と書きましたが、医療による治療に限らず、有効であれば手段を問わず様々な選択肢があるというのが望ましいのではないでしょうか。

心理カウンセリングも、ダイレクトな治るための選択肢としての一つですし、
有効な手段を見つけるための相談先として心理カウンセリングを活用することだって立派な手段の一つです。

悩みの内容問わず、困ったらまず相談に来るところ。
そうすればもっと選択肢も増えて、その人に合った解決策が見つかるでしょう。
カウンセリングがそんな場所として広く認知されることを願います。


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2018年10月10日水曜日

休みを満喫するコツ


10月に入りカウンセリングの予約が増え、少し忙しい毎日です。
気温も少し涼しくなり外出しやすくなったというのもあるのでしょう。
とはいえ、月の変わり目というのは比較的予約が増える時期ではありますから特別に大忙しというほどではなく、
いつも通りといった範囲内ですけどね。

そんな日々ですが、季節は秋。
行楽の秋ですからね、私も行楽を満喫したいと思うわけです。

私のルームである、名古屋 栄カウンセリングは基本的に不定休です。
つまりはクライエントさん次第で休んだり休まなかったり、という事です。
なので、旅行や行楽の予定を立てる時はかなり前もって予約の枠を空けておかなければ、どんどん埋まってしまって
「あれ、次の休みはずいぶん先になっちゃったなぁ」
なんてことがあります。

そんな貴重な休みですからね。
せっかく出かけるのなら、行楽を満喫したいと思うのもです。

というわけで『休暇の過ごし方』について、認知心理学者のマーク・ヴィットマン氏が面白い提案をしています。

「休暇を満喫したければ、質より量を大事にしなさい」

長く休むよりも、心に残る体験をした方が休暇を満喫できる、という事だそうです。
なので、ヴィットマン氏は
予定を立てることばかりを重視してしまうと意識が先に向いてしまう。なので今目の前で起きていることを感情を伴って体験することが、充実した休暇には大切だとのことです。
(垂水の意訳入っています)

浅く理解してしまうと、
予定を立てるより、行き当たりばったりの方がいいよ。
とも取れてしまいますが、
要は現在進行形の体験に意識を向けられることがポイントです。

これは休暇だけの話ではなく、人は現在進行形で経験していることを如何に自覚できるか、という事が心の健康やストレス軽減には大切なのです。

ちなみに私は、次の休みの機会はトレッキングをと考えているのですが、
しっかり自然を感じて充実した休暇を満喫してきたいと思います。


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2018年10月4日木曜日

アドバイスはされるよりするほうが効果的?


心理学系の話題で面白いものを見つけました。

他人からアドバイスをもらうよりも、自分がアドバイスをする立場になった時の方が問題解決に対する意欲が高まる、という実験なのだとか。

アメリカの心理学者の実験でわかったアドバイスの効能「Quartz」の記事によると、アメリカの心理学者ローレン・エスクレイス・ウィンクラーさんとエイレット・フィッシュバックさんは、定番を逆にして本人がアドバイスする側にまわると意欲が出て行動につながるのではと考え、実験をしたそうです。

記事はこちら⇒やる気がでないときは、人にアドバイスをすると良い

それが本人の自信につながり、やる気が刺激されて行動につながり、その結果やる気が刺激されて、実力以上の結果につなげることもできるという見解だそうです。

なるほど確かに面白い実験ではありますが納得できる気もするんですよね。

実際私が普段カウンセリングで、認知の変容を目的としたアプローチを行う事があります。
認知行動療法などは、不安や恐怖、苦手意識などの改善には効果的なんですよ。

その中で、
その人にとってネガティブな思い込みが間違っていることに気づこう!
という、ものすごく簡単に言えばそのようなことを目的とすることがあります。

その際には、私たちカウンセラーが一方的に矛盾をついたり、そのネガティブな考えが間違っていることを正すというよりも、相談者と一緒に検討して視野を広げたりしながら凝り固まったネガティブな考えをほぐしてゆくという進め方をします。

そんなアプローチの時に私がよくヒントとして言う言葉が
「もし友人がそんな風に悩んでいたり不安がっていたら、あなたなら何て励ましてあげますか?」
すると、それまでからは考えられないようなポジティブで前向きな発想を出してくれるんですよ。

これ、先の実験と同じようなことが起きていると思いませんか。
自分事だとどうしても深刻になってしまったり、特に自己評価が高くない場合はなおさらポジティブに捉えることはできなくなりがちです。
しかし、他人事として捉えることで、ネガティブフィルターを通さないフラットな捉え方ができるということですね。

『他人事』というと言い方が悪いかもしれませんが、ある意味距離をとって客観的に問題を見つめ直すことが出来るので、行き詰った時に試してみるといいかもしれません。


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2018年9月27日木曜日

ある犬と私


その犬と最初に出会ったのはもう5年ほど前になります。
その犬は保護犬だったこともあり、とても臆病だったそうです。
子犬の時に保護されたらしいのですが、きっととても怖い思いをしたのでしょう。
人の気配や音にとても敏感で、ビクビクしながら眉間にしわを寄せている姿が第一印象でした。

数年経つと、飼い主に愛されていることに安心してきたのでしょう。眉間のしわとともに険しさは抜けてゆきました。
それでもやはり臆病ではあり、私との初対面の時は小屋に隠れて小屋の中から吠えていました。

それから年に数回会う機会があり。
だんだん小屋から出て吠えるようになりました。
お土産のおやつを手から食べてくれるようになりました。
ただじっと傍で座っていると、恐る恐る近づいてにおいを嗅ぎに来てくれました。

そして今日、頭をなでさせてくれました!
まだちょっと緊張気味ではありましたが、耳の後ろをなでてやると気持ちよさそうな表情をしてくれました。

『ラポール』という言葉があります。
訳すと『信頼』という意味ですが、カウンセリングでは、ラポールを築くことをとても重要視しています。

当たり前です。
信頼していないカウンセラーに本心で悩みは語ってくれません。
だからカウンセリングの初期段階では、信頼関係の構築がその後の展開を左右するほど大切なのです。

ですがそれは言うほど容易くなく、人によっては心を開いて素直に話してくれるまでに年単位の時間がかかる方もいます。
それほど悩みを話すというのは勇気がいるし、無理強いで何とかなるものではないものです。

冒頭の犬の話に戻ります。
5年かかりましたが、その犬とのラポールが築けた気がします。
時間がかかりました。
ですが、焦らずじっくりと、その犬に寄り添った結果、あの臆病な犬が私を信じて撫でさせてくれました。
自分の関りが間違っていなかったのだと思えて嬉しくなりました。


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2018年9月25日火曜日

不安を減らすには


今日のことです。
車の走行中、突然のトラブルに見舞われました。
といっても事故とかではなく、エンジントラブルです。
安全な場所まで行き、停車して保険会社に連絡して対応してもらいました。

いやぁ焦りました。
でも同時にこう思いました。
「保険入っててよかったー」
だって、レッカーも手配してくれるし、修理工場まで運んでくれて、帰りのタクシー代まで負担してくれるんですよ。

これからも同じようなことがあっても、保険に加入していれば大丈夫だと思えば、安心して車が運転できます。

これも一つの不安の解消の方法です。

カウンセリングでは『不安』がテーマとなることは非常に多いです。
そこで、不安を改善する方法の一つとして、私がお勧めする簡単な対処法。
不安要素を一つでも多く消す。
どうです?とてもシンプルでしょう。

その際に大事なポイントは、不安の正体をいかに明確にするか。
漠然とした不安ほど恐ろしいものはありません。
人間は想像力豊かな生き物です。
漠然とした不安は際限なくイメージを膨らませてしまいます。

だから、不安の正体をはっきりと明確にするのです。
「自分は不安は、〇〇が△△になってしまうことだ」
そうすれば、そうならないための対策を立てることができます。
もしくは、そうなってしまった時の対処法を前もって用意しておくことができます。

車の保険に入っておく。なんていうのはまさに対処法ですよね。
また、トラブルが起きる確率を少しでも下げるために定期的に整備しておくというのは立派な対策です。

予期せぬ不運や想定外の悲運というのは完全になくすことはできないでしょう。
だからといって、それに怯えて生活に支障をきたすというのもよくありません。

だからこそ、可能な限りの『対策』と『対処』を準備しておく。
それが、不安を軽減するためには有効です。

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2018年9月20日木曜日

秋らしくなってきた


まずはお知らせです。

9月の28日・29日にもセミナーを開催します。
内容は一般の方向けで、
『コミュニケーション力向上セミナー』となっております。
詳しい内容やお申し込みは下記URLからお願いします。

9月28日開催お申し込み⇒https://www.seminarjyoho.com/course_show_365150.html

9月29日開催お申し込み
https://www.seminarjyoho.com/course_show_365153.html

(少人数での開催となりますので、定員に達し次第締め切りとさせていただきますことをご了承くださいませ)

さて、9月も後半になりやっと涼しくなってきましたね。
今年の夏は本当に暑かった。
あまりの猛暑ぶりに、
「無用の外出は避けよう」「激しい運動は注意」
なんていう喚起がされるほどでした。
せっかくの夏休みなのに行楽が満喫できなかったお子さまたちも少なくないのでは?

私自身、たまの休みにもつい外出せずに自宅でエアコン効かせてダラダラ、なんていう勿体ない休日を過ごしたりもしていました。

気候的に過ごしやすくなると、楽しみが増えますね。
例えば服装一つにとっても、真夏はTシャツくらいしか選択肢がなかったですが、秋になると上に着るものも楽しめますしね。
暑さで制限されずに好きなことを少しずつやれたらな、と思う今日この頃です。

実際、鬱症状などのリハビリでも適度な運動や、手始めの散歩などは効果的です。
しかし今年の猛暑では流石に厳しいものがあったでしょう。
もし、少しずつリハビリを考えている方がいるなら、そろそろ頃合いかもしれません。
冬になるとまた外出が億劫にもなります。
短い秋の季節だからこそ、楽しめることはあるのではないでしょうか。


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2018年9月17日月曜日

疲労感を感じやすいなら


デスクワークはなぜ疲れるのか、という研究が心理学の分野での論争の一つにあるそうです。

心理学関係あるの?とも思ったのですが、
なんでも、『自己消耗』と名付けられている仮説だそうで。
つまりは心のエネルギー(自制心や自己統制力などだそうです)がデスクワークでは特に消耗し、その結果疲労を感じやすいのではないか、という説があるそうです。

うん、私も調べてみてもよく理解できなかったんですけどね。

それはそれとして、
確かにデスクワークって疲れるんですよね。
逆に、身体を動かしている時は肉体的な疲労はあっても『疲労感』は少ない気がします。

頭脳労働は脳がカロリーをたくさん使うから糖分が足りなくなる。
というのは経験上納得できます。
しかし、デスクワークだけでなく、身体を動かしている時も頭って使っていると思うんですよ。
その理屈で言うなら、頭と体の両方を使っている方がより疲れると思うんですけどね。

でもなぜか、机に座って長時間パソコン仕事をしている時は、さして頭を使っていない作業でも凄く疲労を感じる。
これはどういうことなのでしょうね。

私なりに考えてみました。
一つは身体的な理由として。
長時間同じ姿勢でいると、血流が滞ります。
エコノミー症候群は震災時にも話題にもなりました。
血流が滞ると疲労物質は溜まりやすくなります。
同時に身体を動かすと内分泌系でも多幸感は生まれやすくなるので、疲労を感じにくいという理由。

もう一つは心理的な理由として。
『達成感』の違い。
デスクワークというのは、終わりがないというのが多い気がします。
職種にもよるとは思いますが、明確な
「はいここまでやったら終わり」
という目安が定め辛いんですよね。
逆に肉体労働は、肉体的な限界もあって明確なゴールが設定しやすいのではないでしょうか。
ゴールを達成すると人は満足を感じます。
「ああ、自分はやりきれたな」
という達成感は多幸感を生み、疲労感を吹き飛ばしてくれます。
(疲労感は消えても実際の疲労はあるので過度な目標は注意してくださいね)

ということで一つの解決策。
デスクワークでもなんでも、適度なところで
『ここまでやれば達成』
そんなゴールを作ってあげること。

小さなものでいいんです。
今取り組んでいる書類がひと段落着いたところでも、
今晩の夕飯の食材の買い物が済んだところでも。

「自分は目標としていたことをこなした」

そう思えることが大切です。
それだけで、達成感や満足感を得ることができれば、
次の行動へのエネルギーが自然とわいてくるものです。

悩みの解決には長い道のりが大切なこともあります。
完全な解決を目指してしまうと、先の長さに辟易してしまうかもしれませんが、
『今日の目標』を設定して小さな達成感を積み重ねること。
それが自信に繋がり、現実の解決にも続く道となります。


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2018年9月13日木曜日

当ルームをご利用中の皆さまへお知らせ


名古屋 栄カウンセリングが入っているビルの1F入口にフェンスが設置されました。
私も今朝出勤して初めて設置工事の告知を知ったのですが、
管理会社による防犯設備の強化だそうです。

フェンスを閉めたらこんな感じ



営業時はフェンスを解放しているのでこんな感じです


天気が曇っていたので写真が暗くてすみません。近々HPでもお知らせする予定ですので、その時はもう少し綺麗な写真を撮れるようにしますね。

フェンスの設置理由は、特に事件などがあったわけではないのですが、まぁビルの立地が栄のど真ん中付近ですからね。
イベント時は確かに人通りも多くなるし、夜はビル前の公園に酔っ払いもいますし。
防犯というなら入居者としては有難いことです。

ご利用中の皆さまにも、システム的に変わる事はなく、
これまで通り、1Fの2階専用入口から階段で上がっていただいてインターフォンで201(もしくは202)をお呼び出し頂ければお出迎えに参ります。

元々、当ルームの玄関である2Fはオ-トロックでしたからね。
事前のご予約のない方は入れない仕組みだったので、ご不便をおかけすることはないかと思います。
これまでなかったフェンスが設置されているので驚かれないように、こうしてお知らせさせて頂きました。

それでは、防犯対策がますます強化された当ルーム、名古屋 栄カウンセリンングを今後ともよろしくお願い致します。

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2018年9月11日火曜日

カウンセリングの順序


カウンセリングの中身や進め方というのは、一般にはあまり知られてはいません。
なんとなくイメージ的に、
「カウンセラーと話をするんだろうな」
と思ってくれていれば概ねそれで正解なのですが。

とはいえ本当にただ話をするだけでは、専門性もなく効果的でもありません。
傍から見ると『ただ聞いているだけ』に見えても、聞く技術をはじめたくさんの専門技術を盛り込んでいます。

そんな専門技術の中に、『カウンセリングを段階的に進める』というのも含まれます。
詳しく説明すると長くなってしまうので手短に、

カウンセリングを通して悩みが解決に至る為に有効とされる順番があり、その順番を意識して話を進めてゆくことを我々カウンセラーは行っています。

例えば、
・いきなり解決策を提案するのではなく、まずは抱えている悩みを整理することで悩みの本質や原因などを明確にしてゆく段階があったり、

・そもそもまずは話しやすい関係性を築かなければ本音で悩みを話してもらうことが難しいので、安心してもらったり信頼を感じてもらう関りを優先する段階とか、

・闇雲に悩みにぶつかってゆくことはせずに、先に目標を立てておいて逆算して方法を考えたり。

などなど、言葉で説明するとなんのこっちゃですが、いろんな段階を位置づけることで確実に問題の解決率は上がります。

そんな段階の中に、既存の理論ではあまり重要視されることはないようですが、私は必要だと考えている大切なものがあります。

それは『学習と習慣づけ』
つまり、カウンセリングを通して今抱えている悩みが解決する。
だがそれで終わりでなく、その経験から学ぶことがあったはずです。
自分の性格傾向の弱さや、問題を起こしやすい癖など。
そういったものの改善を学習すること。
そして習慣づけのトレーニングをすることで、その学習したことが身に着きます。

何の意味があるのか。
悩みの解決という成功体験を次に活かす為です。
次はカウンセラーの援助がなくても一人で解決できるようになるためです。
その為に、一回限りの成功で終わらず、次に応用できるようになることが本当の意味での解決には必要なのだと思います。

カウンセラーとは、いつか自分を必要としなくなることが最終的な目標という、特殊な仕事です。いつまでもカウンセラーがいないと生きてゆけないのではお金がかかって仕方ありませんからね。
カウンセラーという補助輪なしでも一人で自転車に乗れるようになるイメージですかね。

勿論無理強いはしませんし、私はいつでも求めて頂ければお迎えさせて頂きますが、
相談者さまが一人で解決できるようになるためのお手伝いというのも、カウンセリングではできるので安心してください。

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2018年9月10日月曜日

9月10日は世界自殺防止デー


今日、9月10日は『世界自殺予防デー』という世界保健機構が制定した国際デーとなります。
日本でもそれにちなみ、今日から9月16日までの一週間を『自殺予防週間』として啓蒙活動を推進しています。

最近では自死という呼び方も浸透してきていますが。

私は心理カウンセラーという職務上、医療従事者ではないながらも『死』がテーマとなることが少なくありません。
自殺というテーマをはじめ、家族や近しい人の死など、たくさんの方とこれまで関わらせて頂いていました。

中には、残念な結果として自殺という形でカウンセリングが終結してしまった経験もあります。
そしてその何倍も、自殺未遂を経験された方とも関わってきています。

そして、自殺未遂を経験された方のほとんどが、
「あの時死ななくてよかった」
過去の自分の行動を振り返ってそう言われます。

だから、私は知っています。
自殺は最良の方法ではないことを。
私自身は自殺を考えたことはありませんが、経験者たちのその言葉を聞くたびに、自殺という方法でなくても幸せになれる未来があることを。

勿論、辛い状況の中で追い詰められ、それ以外の解決策が見えなくなってしまったからそのような極端な方法を選択してしまう心理も理解しています。

ですが、解決の方法は唯一ではないことを、どんなに辛い状況であっても忘れないでいただきたいと願います。
一人で悩んで答えを出してしまわずに、周囲に助けを求めることや、我々のような専門家に相談することを忘れないで欲しいと心から願います。

一人じゃないし解決も一つじゃない。
選択肢は他にもあるはずです。

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2018年9月4日火曜日

心を守る盾


台風21号、今年度最強クラスという事前の情報に違わない凄まじい強さですね。
特に関西に大きな被害をもたらしているようで、関西出身で身内や友人が多数居る私としては心配が尽きません。

私の住む愛知県でも大きな影響があり、特に交通機関では、一時はバスまで運転見合わせという、私の経験した中でも最大の台風となっています。

私は午前中に仕事を終え、何とか帰宅できたのですが、帰宅途中にこんな感覚がありました。
バスの中から大荒れの外を見ていると、分厚いガラスで分断されている車内にいることに対する安心感。
それは、帰宅して自宅から外を見てもやはり、大荒れの外に対して堅牢に守られた家の中という安心感。

人は、何かに守られていると『安心感』を感じることを改めて実感しました。
普段はあまり感じることのない『内』と『外』という違い。
特に台風のような、危険がわかりやすく目に見えているからこそ再認識できるのでしょう。
『結界』とも言えるのかもしれません。

物理的なもので『肉体』を守られているのと同じように、
私たちの『心』も様々なものに守られています

生きていれば、他人と関りを持っていれば、心が傷つけられる経験は暇なくあることでしょう。

悪気のない心無い言葉でも心は痛みますし、
晒されるストレスでも心は摩耗してゆきます。

そんな我々の心を守るものの中に、『考え方』や『捉え方』があります。
「こう考えればいい」
「きっとあれはこういうことなのだろう」
そんな風に物事を自分にとってポジティブに考えることで、心への攻撃を和らげたり、なかったことにしてダメージを最小限にとどめようとしています。

ですがそれは時には、『事実を捻じ曲げている』ということもあります。
実際はとても大変なことをしてしまったのに
「きっと大したことないだろう」
そう捻じ曲げることで心へのダメージを軽減しようとします。

心理カウンセリングでは、そういったストレスへの対処法も行います。
具体例を挙げるなら『認知療法』『論理療法』などの、認知へのアプローチが近いでしょう。

『事実を捻じ曲げる』と言えばまるで誤魔化すようで聞こえば悪いですが、
それだって心へのダメージに対する効果的な方法ですし、
そもそも、起きてしまった事実は変えられないわけですから、考え方を変えることで対処することは正しい方法と言えるでしょう。

なので、こう考えます。
『認知』とは心の盾だと。

カウンセリングでは、心の盾を相談者さんと一緒に探したり、強化したりすることで心へのダメージを軽減させる。
そうすると、健康な心で事実と向き合うことができます。
そうすれば、きっと現実的にも最良な解決方法が見つかるはずです。

勿論、認知アプローチ以外にも心を癒す方法はたくさんありますが、
守られる安心感を感じた今日は、私の中で改めて認知アプローチへの有効性が実感できた気がしました。

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