2018年9月4日火曜日

心を守る盾


台風21号、今年度最強クラスという事前の情報に違わない凄まじい強さですね。
特に関西に大きな被害をもたらしているようで、関西出身で身内や友人が多数居る私としては心配が尽きません。

私の住む愛知県でも大きな影響があり、特に交通機関では、一時はバスまで運転見合わせという、私の経験した中でも最大の台風となっています。

私は午前中に仕事を終え、何とか帰宅できたのですが、帰宅途中にこんな感覚がありました。
バスの中から大荒れの外を見ていると、分厚いガラスで分断されている車内にいることに対する安心感。
それは、帰宅して自宅から外を見てもやはり、大荒れの外に対して堅牢に守られた家の中という安心感。

人は、何かに守られていると『安心感』を感じることを改めて実感しました。
普段はあまり感じることのない『内』と『外』という違い。
特に台風のような、危険がわかりやすく目に見えているからこそ再認識できるのでしょう。
『結界』とも言えるのかもしれません。

物理的なもので『肉体』を守られているのと同じように、
私たちの『心』も様々なものに守られています

生きていれば、他人と関りを持っていれば、心が傷つけられる経験は暇なくあることでしょう。

悪気のない心無い言葉でも心は痛みますし、
晒されるストレスでも心は摩耗してゆきます。

そんな我々の心を守るものの中に、『考え方』や『捉え方』があります。
「こう考えればいい」
「きっとあれはこういうことなのだろう」
そんな風に物事を自分にとってポジティブに考えることで、心への攻撃を和らげたり、なかったことにしてダメージを最小限にとどめようとしています。

ですがそれは時には、『事実を捻じ曲げている』ということもあります。
実際はとても大変なことをしてしまったのに
「きっと大したことないだろう」
そう捻じ曲げることで心へのダメージを軽減しようとします。

心理カウンセリングでは、そういったストレスへの対処法も行います。
具体例を挙げるなら『認知療法』『論理療法』などの、認知へのアプローチが近いでしょう。

『事実を捻じ曲げる』と言えばまるで誤魔化すようで聞こえば悪いですが、
それだって心へのダメージに対する効果的な方法ですし、
そもそも、起きてしまった事実は変えられないわけですから、考え方を変えることで対処することは正しい方法と言えるでしょう。

なので、こう考えます。
『認知』とは心の盾だと。

カウンセリングでは、心の盾を相談者さんと一緒に探したり、強化したりすることで心へのダメージを軽減させる。
そうすると、健康な心で事実と向き合うことができます。
そうすれば、きっと現実的にも最良な解決方法が見つかるはずです。

勿論、認知アプローチ以外にも心を癒す方法はたくさんありますが、
守られる安心感を感じた今日は、私の中で改めて認知アプローチへの有効性が実感できた気がしました。

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