2018年12月31日月曜日

2018年私的ニュース


31日になりました。
当ルームも31日から翌年の3日までは予約受付を休ませていただいています。
まぁ、予約受付をしていないだけで既に頂いているご予約はあるので、三が日とかあまり関係ないんですけどね。
それでもやはり大晦日から元旦というのは特別な気分になります。

今年も色々ありました。
ありがたいことに仕事が忙しかったのであまり遊びに行くことはできませんでしたが、それでも色々と楽しんだ一年ではあったと思います。
ということで、2018年の私的な出来事をいくつか振り返っていきます。


【名古屋 栄カウンセリングのルームが増えた】
やはり仕事関係ではこれが一番の変化ですね。
これまで当ルームは基本的に一部屋のみでした。
ワークショップや資格取得学校の講師の講義はその都度に場所を借りて行っていましたが、今年とうとう一部屋増設となりました。
今年の5月からですが、講義やイベントがやりやすくなりましたね。
特にワークショックは開催回数を増やし、一回ごとの参加者数を少人数制にすることでより良い時間となっていると自負しています。
これからも自由度高くイベントを開催してゆきますのでご興味があれば是非。
ちなみに名古屋 栄カウンセリングでの開催イベント(一般の方向け)はこちらのページに情報があります。
名古屋 栄カウンセリング催し物情報
※カウンセラー職の方向けのイベント情報はメーリングリストに登録されている方限定となります。
ご希望される方はご連絡いただければ配信メールを手配させていただきます。


【念願の上高地に行けた】
ご存知日本アルプス。長野県の飛騨山脈南部にある景勝地。
ずっと行きたかったのですがなかなか機会がなく憧れていた上高地。今年ついに達成。
マイカー規制ギリギリまで車で行き、そこからはバス。
大正池から河童橋、そして明神池と満喫しました。
何と言っても景色が絶景。
どこで写真を撮ってもフレームの中がまるで映像作品のような美しさ。
自然の壮大さ、雄大さ、優しさを満喫できました。
野生動物も可愛かったですよ。
 

【実家の犬と仲良くなった】
これはこのブログでも記事にしたことありました。
保護犬だった過去のせいもあり、とても臆病でなかなか慣れてくれなかった犬が少しずつ気を許してくれるようになったことです。最近はあまり会えていないので年明けの正月に会えるのが楽しみです。
ちなみにその時の記事はこちら⇒『ある犬と私』


【ヘルニアになった】
これはかなりショックでした。
4月のことです。カウンセリングが終わり相談者さんをお見送りした直後に突然の激しい痛みと共に動けなくなりましたね。
腰痛はここ数年ずっと抱えていたのですが、まさかヘルニアるとは。(ヘルニアる=ヘルニアになるの意)
これまで周囲の人でヘルニアン(ヘルニアン=ヘルニアを患っている人の意)も多かったので、その恐怖は聞いてはいたのですが、想像以上の痛みで3日間はほぼ寝たきりでした。
その節は、予約の変更を快諾してくださった相談者の皆さまにはご迷惑おかけしました。心より感謝しております。
リハビリも順調で現在はジムにも復帰できています。
再発しないように筋トレの鍛え直し中です。
ちなみに11月ごろに四十肩発症しました。
寄る年波には勝てませんなぁ。


【バーニャカウダを家で作った】
たいしたことではないんですがね。
好きなんですよバーニャカウダ。
でもなんとなく外で食べるものという印象があったので、外食時にバーニャカウダを見つけた時にはよく注文していました。
ソース売ってるんですね。
自宅で好きな野菜でいつでもバーニャカウダができるって幸せです。
パプリカとニンジンが特に好き。


【リスに噛まれた】
もうすでにネタ切れ感があります。
私のリス(げっ歯類全般)好きは知る人ぞ知るですが。
年に2回は岐阜にあるリスと触れ合える施設へ遊びに行きます。
岐阜は温泉もあるので私的にはフェイバリットなプレイスです。
台風が岐阜に上陸する前日にリスに会いに行ってたんですが、その日はいつになくリスたち荒れてましてね。
もしかして台風接近に伴う気圧の変化にストレスを感じていたのかもですね。
肩に登ってきたリスに耳たぶをザクッと噛まれました。
めっちゃ痛かったですがまた来年も行きますよ。


【電子タバコデビュー】
20歳からずっと喫煙者でしたが、昨今の禁煙ブーム。
個人的にはやめたいという気持ちはないのでこれまで吸い続けていましたが、健康面等も考えて少し本数を減らそうかと。
そこで試してみたのが電子タバコ。
所謂アイ○スなどのニコチン入りの電子タバコではなく、香りを吸い込み水蒸気の煙を吐き出すというある意味アロマ加湿器のようなものです。
ニコチンは入っていないしいい匂いもするという事ですっかり気に入ってしまいまして、すっかりタバコの量が減っています。このままやめてもいいなともうのですが、それも少し寂しいので一日数本程度の嗜みにしています。


【有線放送のある生活を知った】
音楽のある生活っていいですね。
もともと私の住むマンションには有線放送の設備があったのですが、設置が面倒で使用していなかったんです。
ちょっといいスピーカーの入手をきっかけに有線を設定してみた所、思いの外ハマりました。
朝はすがすがしい小鳥の声を目覚ましにセットし、食事中にはライトなクラシック、就寝時には波の音を、といったよう様々な日常のシーンをワンランクアップしてくれる気がします。
流行曲に疎くなってから音楽は通勤時の携帯プレーヤーくらいだったのですが、ジャズやクラシックなど普段あまり聞かないジャンルもBGMにするととても新鮮です。
こういう生活の質を上げる工夫って大事かと。


こんなところでしょうか。
長々と話したわりには薄い内容でした。
というか私のプライベートに興味ある方などいないでしょうしね。
でも、普段皆さまとはカウンセラーとして接させて頂いている私にも、こうして個人的な出来事もあるわけで。
人間味といいますか、親しみを感じて頂ければ幸いかと。

では今年もあと数時間となりました。

本年中のご愛顧心よりお礼申し上げます。
来年も変わらぬお引き立てのほどなにとぞ宜しくお願い致します。


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2018年12月30日日曜日

過去を振り返る


今年もあとわずか。年の瀬になるとテレビ番組は、今年のニュース振り返り的な内容が増えますね。
過去を振り返るというのは未来への成長にも必要だし、自身の生きた軌跡を懐かしむこともでき、有意義なものです。

しかし、悩みの解決には向かない場合もあります。
現在の問題解決に向けて、過去の出来事から解決のヒントを探す、同じ失敗を繰り返さないよう対策を立てる、
などの目的であればよいのですが、
問題の原因を過去に見出してしまうと解決が難しくなってしまう場合もあるのです。

これって、治療的な解決のプロセスではよく起こりがちな失敗なのです。
一般的な治療的とは、問題の根本的原因を探してそれを消してゆくという方法になります。
病気の治療などはまさにそうですね。
確かにそれはとても効果的。

でもこんな場合はどうしたらよいのでしょう。
問題の根本的な原因が判明した。
でもそれは過去のことで、今更どうやっても取返しもやり直しもきかないものだった。
そうすると、「仕方ないこと」と諦めるという選択肢しかなくなってしまう場合があります。

これではあまりに残酷ですよね。
だって過去は変えられないんですもの。

なので、解決に至るには過去ばかりに注目するというのはあまりお勧めできません。
では何に注目するのかと言えば、
『未来』です。

今は問題のせいで困ったことになっている。
『なら、それがどうなればよいのか』
『どうなりたいのか』
そこに注目してゆくのです。

起きてしまった過去に囚われるのではなく、目指すべき未来へ向かう方法を考える。
このアプローチなら、どのような問題にだって相談者さん本人の気持ちさえあれば解決に向かうことができます。

どうなりたいか、というのは当然相談者さんにとって望ましい未来なわけですよね。
不思議なもので、人間というのは楽しそうな未来に向かってゆくときは驚くほどの力が出るものです。

想像してみてください。
勉強や仕事を辛く感じながら努力するよりも、
それらが終わった後に待っている楽しいことに胸を弾ませる時の方が頑張れるものですよね。

なので私はカウンセリングの場では、相談者さんの「どうなりたいのか」を明確にしてゆくことを重要視します
そして、未来に向けたポジティブな気持ちを武器に、相談者さんと二人三脚で実現に向かう方法を探してゆきます。

その過程で過去に目が向くことだってありますが、それはあくまで望ましい未来に向かうための過程ですので、メインは過去ではなく未来なんですよね。
だから頑張れるし力も湧いてくる。

カウンセリングは辛いことと向き合う場所ではなく、
楽しいことに向かうための場所だと思ってください。


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2018年12月23日日曜日

師走


12月も中旬になり、ここからはクリスマス、お正月と雪崩式にイベントがやってきて、気が付くともう年が明けていきます。
つまりは年の瀬待ったなしといった感じです。

『年の瀬』という言葉の由来自体が『切迫した時期』であったり、江戸時代には年内のツケを返すために奔走する時期だったりします。
タイトルにもある『師走』も『師(僧)が走り回るほど忙しい』という意味ですし、ともかく何やら慌ただしい気分にさせられる時期であるこ

とは間違いないようです。
この時期になるとカウンセリングのテーマもそれに見合ったものが多くなります。

この一年を振り返っての反省
今年が終わってしまう焦燥感
来年を見据えた人生計画

今年が終わり・来年が始まる、という状況に対しての様々な悩みが語られます。

「来年に向けて頑張るぞ」的な、前向きな悩みなら本人にとってもポジティブな相談になることが多いのですが、
「今年一年駄目だった……」的な、自己否定傾向の相談の方が毎年多い印象です。

反省することは悪いことではないですし、その気持ちが未来へのエネルギーとなるなら問題ないのですが、
『駄目な自分探し』が目的になってしまうのは勿体ないですね。

そもそも一年の節目とはいっても、社会的な定義としての『一年』という単位の切り替えでしかないので、
我々個人単位での変化や成長の節目とする必要はないはずです。
でも世間が年末ムードを強要してきますからね、どうしても焦る気持ちや湧き上がるのも仕方もないことかもしれません。

そんな時はこう考えてみてください。
「自分はどうしたいのか?」

単純だけど大切なことです。
「なぜ駄目だったのか」
「どうしてあの時あんなことをしてしまったんだ」
そんなふうに過去に目を向けることも必要ですが、
気持ちが落ち込んだり焦っている時は、どうしても自己否定の方向に向かいやすくなります。

だから、未来に目を向けるのです。
それも、自分の気持ちに正直な未来へ。
そこで出てきた気持ちが、自分の正直な気持ちであり、本来の自分の姿であり、未来への生きる活力となります。

今の時期のカウンセリングでは、未来への気持ちを大きくすることで、
残り少ない今年一年を綬日して過ごす方法や、来年に向けてのエネルギー補給などを行うことも好まれます。
勿論相談者さんのタイミングや希望が最優先ですが、そんな視点もあるという事を知ってもらえるだけでも意味はあると思います。


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2018年12月18日火曜日

クリスマスイルミネーションと青い街灯


12月も中旬になり、街はクリスマスイルミネーションで照らされていますね。
特に当カウンセリングルームがある栄は繁華街だけあって、商店も街灯もイルミネーションが見事です。

名古屋の広小路通りや大津通りは、青い色の街灯が多く見られます。
これは『プルキニエ現象』と呼ばれる、
人間は青い色に対して感情の安定・鎮静化作用がある、という特性を利用した防犯灯で、
イギリスが発祥ですが、日本でも奈良県をはじめ様々な市町村で青色防犯灯として試みが取りれられています。

そんな防犯の目的でのこの色ですが、
冬の街に青い街灯というのはなんともマッチするんです。
冷たく張りつめた空気に青の儚さがよく映えます。
クリスマスの電飾といえば、緑・赤が思い浮かびますが、青・白は冬のイメージカラーですので相性ももよいのでしょう。

しかし、この『プルキニエ現象』を利用した防犯策ですが、
青色は視認性が低下してしまい交通事故等の増加に繋がる。
そもそも犯罪率の低下というデータ事態に信憑性が足りない。
などの声もあり、当初の目的に適っているかは少し疑問もあったりします。

とはいえ、色と感情の因果関係はカラーセラピーでも活用されているように、密接に影響があるという説には信憑性はありそうです。
そういう意味では、イルミネーションとしての青の美しさは防犯にも効果ありそうな気もするんですけどね。

色だけでなく、人は様々な外的要因に心の影響を受けます。
視覚情報はもちろんのこと、音、匂いなどにも心理的な影響を受けます
心理療法には、それらの心理的な影響を利用して心を扱ってゆくものもあります。

どうしてこんな気持ちになるのだろうなぁ。
そんな、自分の感情に理解が及ばない時、自分の内側を掘り下げることも効果的ですが、
少しアンテナを外に向けてみてもいいかもしれません。
思ってもいない外的要因に影響を受けている事に気づければ、感情のコントロールに繋がるヒントが見つかることもあるかもしれません。


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2018年12月11日火曜日

こう考えてみようシリーズ ③『結論の飛躍』


こう考えてみようシリーズの第3弾です。
過去のリンクはこちら⇒
こう考えてみようシリーズ ①『全てか無か思考』
こう考えてみようシリーズ ②『過度の一般化』

認知の歪みの代表的なものを紹介しつつ、その思考パターンから脱却するヒントになりそうな考え方を提案してゆくこのシリーズ。

第3弾は
『結論の飛躍』

確かな証拠も根拠もないのに、否定的な憶測によって悲観的な結論を決めつけてしまうという認知の歪みです。
『誤った先読み』『誤った読心術』の二つが代表的な特徴です。

『誤った先読み』は、
確信した予想などできるはずのない未来に対して、ネガティブな方向に「きっとこうなるに違いない」と決めつけてしまう事です。
前回のテーマの『過度の一般化』と似ていますが、過去の失敗や出来事を一般化しすぎて将来を悲観してしまうのに対して、『結論の飛躍』は過去の失敗体験があるわけでもないのに過度にネガティブな予想に囚われてしまいます。

『誤った読心術(心の読み過ぎ)』は、
特に人間関係で、断片的な情報や態度だけなのに、ネガティブに解釈をしてしまいます。
相手がどう思っているかを確かめもせず、一言やちょっとした態度・表情で「あの人はこう考えてるに違いない」
と決めつけて人間関係にストレスを感じてしまいます。

どちらにしても、他人からすれば
「確かめたわけでもなければ根拠もないのに心配し過ぎだよ」
そんな程度の馬鹿げた考えで、取り合ってもらえない事が多いかもしれません。
でも、本人にとってはその不安や怖さはとても大きく、自分でも馬鹿げた考えだとわかっていても拭い切れない程の大変なものです。

何かにチャレンジしようとしても、
「初挑戦だけど、きっと上手く出来ないのだろうな」
「何をしても失敗してしまう所しか想像できない……」

人と会話をしていても
「さっきの言い方、あの人きっと私のこと嫌いなんだろうな……」
「あ、今の私の発言で怒らせてしまったかもしれない」

そんな考えが頭から離れてくれないというのは日常生活にも支障を感じてしまいます。

そんな『過度の一般化』に対して、このように考えてみたらどうでしょう。

・思い過ごしかもしれないから、心配なら確認してみよう。
これは主に『誤った読心術(心の読み過ぎ)』に対してです。
相手がどう感じたか、どう思っているかなど、どれだけ考えたってわかりません。
所詮は相手次第なのですから。
自分の思いもよらないところに噛みついてくる人だっています。
そう思うと人間関係は本当に怖いですね。不安も当然です。
だから、確認するんですよね。
確認して、思い過ごしなら安心だし。不安が的中なら許してもらえるよう謝罪すればよいのです。

・本当にそうなのかな?根拠はあるの?
この認知の歪みの特徴として、根拠のない予想というものがあります。
ですので、冷静に順序立てて考えてみたら想定している未来予想が起こる確率はそれほど高くないという事に気づけます。
実際カウンセリングでも、この認知の歪みを持った方に対して丁寧に話し合ってゆくと、不安が収まってゆくことは意外に多くあります。
まずは、ネガティブな思考に偏らずに冷静に状況分析と常識的な予想をしてゆくことを、自分に言い聞かせて整理してみるとよいでしょう。

・それは分析じゃない、ただの未知に対する不安であることを自覚する。
先ほどの、冷静になって考えてみるというのは、頭で分かっていても不安に囚われている時はなかなかそう上手くはいかないものです。
なので、まずこう唱えてみる。
「こんなの分析じゃない。ただの思い込みだから間違っている」
すると、ネガティブな方向への偏りが一度リセットしやすくなります。
普段自分を分析上手だと思っている人ほど陥りやすい『過度の一般化』なので、自分の分析を一度捨ててみることが脱出の第一歩となるでしょう。

・自分の常識だけで決めつけずに情報をたくさん集める。
これは認知の歪み全般に対して有効な対策です。
対人関係での不安なら相手に聞くのが一番。そうでなくても、ネガティブな認知のスパイラルにはまってしまった時は人を頼るのが一番です。
一人で考えていると、ネガティブにハマってしまっていることすら気づけなくなってしまいます。
自分がそう思う理由を人に話している過程で
「あれ?自分なんかおかしな理論展開しているな」
そう気づくことも多くあります。
そして、違う立ち位置からなら全く違った意見や発見もあるものです。
一人で考え込んでもいいことはないという事ですね。


ということで今回は『結論の飛躍』に対する反対意見を思いつくまま挙げてみました。
少しでも、納得できるものがあって、少しでもこれまでと違った考え方ができるきっかけになれば幸いです。


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2018年12月9日日曜日

心だって寒いと風邪をひく?


急に寒くなりましたね。
今年は暖冬だそうですが、こう寒暖差があると実際以上に寒さを感じます。

皆さん調子は如何ですか?
私はもともと寒さに弱く、冬は体調を崩しやすい体質なので体を冷やさないように色々と工夫しています。
最近は防寒着も機能が優れていますし、便利グッズもたくさんあってここ数年は何とか乗り切れています。

さて、私は常日頃から日本語の表現って面白いと感じているのですが、特に仕事柄感心するのが、
体の感覚を用いた心情表現の多さです。

困りごとや悩み事に対して『頭を悩ませる』
面倒事が片付いてほっとした時に『肩の荷が下りる』
気持ちがすっきりしないことを『胸につかえる』
強い怒りを感じた状態を『はらわたが煮えくり返る』
心が傷ついた時には『胸が痛い』

などなど、挙げればきりがないほどにあります。
『気持ち』『感情』を表現する時に『身体』を使うというのは、それだけその二つが近いからなのでしょう。
心身相関とも言いますし、『心』の状態は『身体』の状態で表れるという事です。
その理屈を応用した心理療法に『フォーカシング』というものがります。
受け入れ辛い気持ちや大きな抵抗があり心が上手く扱えない時には効果的なアプローチとなります。

さて、そんな表現の中に
『心が寒い』
『心が冷える』
などがあります。
意味としては
一人が辛く、悲しい心情。
人恋しい、寂しい、孤独、(恐れや驚きで)身が縮む思い。
といったところです。
他にも本来の意味とは少し違うようですが、
満たされない気持ちや、心の狭い人に対しても使われているように思います。

これも身体の状態で表現される心情ですね。
実際に体が寒さや冷えを感じた時には、
筋肉がギュッと縮んでしまい満足に動かし辛くなってしまいます。
普段は楽しめることも億劫になってしまったり、もう動くことすら面倒で閉じこもってしまいたくなります。

心も冷えてしまうとまさにそのようになってしまいます。
鬱の症状などは代表的ですが、気持ちが沈み、感情の低下や喪失、意欲の低下などがあります。
身体が寒さで参ってしまっている時と同じ症状が『心』にも出るという事です

鬱のことを心の風邪などと表現するのも言い得て妙なのかもしれません。
冬や日照時間が短い時期は鬱の発症率が高くなるというデータもありますしね。

ともあれ、体が冷えるとよくないように、心も冷やすのはよろしくないという事です。
もし、気持ちが沈みがちだったり元気がないなら心が寒さを感じているのかも知れません。
そんな時は心が暖かくなるような事をして、温めてあげてください。
方法は何でもいいのです。
趣味に費やすとか、美味しものを食べるとか、欲しいものを買うとか。
人に手伝ってもらって気持ちを盛り上げるのだって効果的かもしれませんね。

寒い冬、気持ちも冷えてしまわないようにしましょう。


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2018年12月5日水曜日

こう考えてみようシリーズ ②『過度の一般化』


さて、こう考えてみようシリーズの第2弾です。
過去のリンクはこちら⇒
こう考えてみようシリーズ ①『全てか無か思考』

認知の歪みの代表的なものを紹介しつつ、その思考パターンから脱却するヒントになりそうな考え方を提案してゆくこのシリーズ。

第2弾は
『過度の一般化』

過去の一度の失敗経験にもかかわらず、「きっと今回もこうなるに違いない」と結果を決めつけてしまう事です。
『早まった一般化』とも呼ばれている通り、勘違いや早とちり、心配性などによって起こりがちな認知の歪みですね。

認知の歪みはどれも同じなのですが、多少は誰しも持っているものです。
ただそれが強く持ってしまい日常生活に支障をきたしてしまった場合、病理として診断されます。
この『過度の一般化』はネガティブな感情を増進しやすく、鬱病に繋がりやすいものとして注意が必要です。

過去に一度失敗した経験があると、
「きっと次も失敗するに違いない」

一人に嫌われただけなのに
「みんな私のこと嫌いなんだ」

ネガティブな経験が更なるネガティブな思考を呼んでしまい、それを信じ込んでしまうことで事実になってしまうという悪循環が起きてしまいます。
そうすると、自分の実力も出せなくなってしまいますし、
そもそもチャレンジすることに消極的になってしまい、ますます過去の失敗体験に囚われてしまい苦手意識となってしまいます。
現代社会の問題となっている『引きこもり』なども、この『過度の一般化』思考がきっかけで落ちるパターンも少なくないようです。

そんな『過度の一般化』に対して、このように考えてみたらどうでしょう。

・なんで前に起きたからと言って同じことが起きると言い切れるのか?
そう思ってしまうのがこの認知の歪みの特徴でもあるので、確かにそう考えると怖くなって冷静になれなくなってしまうのですが。
そこを冷静になって考えてみるという事です。怖さのせいで論理的な思考が破たんしてしまっていませんか?
前と今回は、例えシチュエーションが似ていたとしても同じ場面ではあり得ません。
確かに同じ結果になりやすいかもしれませんが、必ずそうなるとは言い切れないはず。

・過去の失敗経験があるなら同じ失敗しないように対策が立てられるのでは?
以前に失敗したなら、次も同じ失敗をしてしまう前に回避できる確率が高くなっているはず。
「あ、これはマズイな」と気づけるはずです。
なら、逆に一度失敗しているからこそ次は成功できるのではないでしょうか。

・関連性なんてない。
世の中に『絶対』なことなんてほぼありませんよね。
だとしたら毎回が偶然起きたことであって、そこに関連性を見出してしまうのは人間の悪いクセです。
『二度あることは三度ある』という諺だって本来の意味は、
同じ失敗はしやすいからそうならないように気をつけなさいね。
という、まさに注意することで同じ失敗は防げるという勇気の出る言葉なんですよ。

・自分の常識だけで決めつけずに情報をたくさん集めろ。
自分一人で考えられることなど限られています。特に失敗した経験があるとネガティブな方向に進みやすいのは当たり前です。だったら、たくさんの人や専門家に意見を聞いて、色々な情報を総合的に判断した方がよっぽどいいのではないでしょうか。客観的なアドバイスは思いもよらぬ解決策を与えてくれるかもしれません。

・「どうなりたくないか」ではなく「どうなりたいか」を考える。
『過度の一般化』は未来に対する恐れが根底にある場合が多いです。
逆に考えてみます。恐い未来に固執するのでなく、楽しい未来を想像する。
そうすれば「こうすれば楽し未来にたどり着けるかもしれない」とポジティブな方向性の思考が始まります。
人間の行動力の源は『快』への欲求です。
自分が思い描く明るい未来へ向かう力はネガティブな思考を吹き飛ばすほどのパワーを与えてくれます。

ということで今回は『過度の一般化』に対する反対意見を思いつくまま挙げてみました。
少しでも、納得できるものがあって、少しでもこれまでと違った考え方ができるきっかけになれば幸いです。


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