2018年12月30日日曜日

過去を振り返る


今年もあとわずか。年の瀬になるとテレビ番組は、今年のニュース振り返り的な内容が増えますね。
過去を振り返るというのは未来への成長にも必要だし、自身の生きた軌跡を懐かしむこともでき、有意義なものです。

しかし、悩みの解決には向かない場合もあります。
現在の問題解決に向けて、過去の出来事から解決のヒントを探す、同じ失敗を繰り返さないよう対策を立てる、
などの目的であればよいのですが、
問題の原因を過去に見出してしまうと解決が難しくなってしまう場合もあるのです。

これって、治療的な解決のプロセスではよく起こりがちな失敗なのです。
一般的な治療的とは、問題の根本的原因を探してそれを消してゆくという方法になります。
病気の治療などはまさにそうですね。
確かにそれはとても効果的。

でもこんな場合はどうしたらよいのでしょう。
問題の根本的な原因が判明した。
でもそれは過去のことで、今更どうやっても取返しもやり直しもきかないものだった。
そうすると、「仕方ないこと」と諦めるという選択肢しかなくなってしまう場合があります。

これではあまりに残酷ですよね。
だって過去は変えられないんですもの。

なので、解決に至るには過去ばかりに注目するというのはあまりお勧めできません。
では何に注目するのかと言えば、
『未来』です。

今は問題のせいで困ったことになっている。
『なら、それがどうなればよいのか』
『どうなりたいのか』
そこに注目してゆくのです。

起きてしまった過去に囚われるのではなく、目指すべき未来へ向かう方法を考える。
このアプローチなら、どのような問題にだって相談者さん本人の気持ちさえあれば解決に向かうことができます。

どうなりたいか、というのは当然相談者さんにとって望ましい未来なわけですよね。
不思議なもので、人間というのは楽しそうな未来に向かってゆくときは驚くほどの力が出るものです。

想像してみてください。
勉強や仕事を辛く感じながら努力するよりも、
それらが終わった後に待っている楽しいことに胸を弾ませる時の方が頑張れるものですよね。

なので私はカウンセリングの場では、相談者さんの「どうなりたいのか」を明確にしてゆくことを重要視します
そして、未来に向けたポジティブな気持ちを武器に、相談者さんと二人三脚で実現に向かう方法を探してゆきます。

その過程で過去に目が向くことだってありますが、それはあくまで望ましい未来に向かうための過程ですので、メインは過去ではなく未来なんですよね。
だから頑張れるし力も湧いてくる。

カウンセリングは辛いことと向き合う場所ではなく、
楽しいことに向かうための場所だと思ってください。


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