2022年1月1日土曜日

新年のご挨拶


謹んで新年のお慶びを申し上げます

旧年中は格別のご愛顧を賜わり厚くお礼申し上げます。
本年も当ルーム所属カウンセラー一同、より一層技術の向上に励み、相談者様にご満足いただけるサービスを心がける所存です。
今年も昨年同様のご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


さて新年最初の更新では、今年の抱負なるものを宣言しています。
去年は『何か新しいことを始める』だったのですが、これはまぁ達成したと言えるかな、と。
私が今年始めたことは、心理学の勉強です。
なんか真面目で面白くなくてすみませんね。
というのも、数年前に国家資格の公認心理師の受験をするにあたり、改めて心理学を基礎から学び直しました。
学問としての勉強など学生時代ぶり。忘れていたことも多くとても勉強になりました。臨床経験はもちろん大事ですが、やはり基礎って大事だなと感じました。
むしろ、経験を積んだ今だからこそ基礎の奥深さに気づけたというのもあります。

そこで、もうこの仕事を始めて20年近く経つからこそ、改めて学び直そうかと始めた次第です。私の学生時代に比べると参考書も充実しており、さらに研究の進歩で新しい理論が出てきていたり、これがなんとも面白くて三日坊主な私が続けて勉強しております。

ということで、せっかくついた良い習慣は継続してゆくとして。

2022年の抱負は『健康』ということにします。

シンプルです。それもそのはず、私ももう四十も半ば。老化が無視できなくなってまいりました。
胃弱、老眼、四十肩、そしてヘルニアの再発。
コロナ禍のせいでジムも足が遠のき肉も減ってしまいました。

心身相関。心の健康と体の健康は密接です。
やはり体調に不安があると気持ちも沈みがちになります。

とはいえもう若くはないので無理をしない程度に気を付けつつ、相談者の皆さまにこれまで以上に良いカウンセリングがご提供できるよう体調管理に努めてまいります。


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※名古屋 栄カウンセリングは、2021年12月31日(金)~2022年1月3日(月)の期間でお正月休みを頂きます。
お問い合わせフォームは稼働しておりますが、ご対応は1月4日からとなります。
ご理解頂けますようお願い申し上げます。

2021年12月31日金曜日

2021年を振り返る



12月31日。大晦日ですね。
皆様は如何お過ごしでしょうか。

毎年、日本漢字能力検定協会がその年の世相を表す漢字ひと文字を清水寺で発表していますが、今年は『金』とのこと。
理由としては、やはりオリンピックで日本人選手が多くの金メダルを獲得したことや、大谷翔平選手や藤井聡王位らが各界での金字塔を打ち立てたことだそうです。
オリンピックイヤーは『金』の登場率が多いことや、『金』字塔ってちょっと無理がないかな?など思いもしましたが、去年のコロナイメージの強い『密』よりはポジティブな印象なのでいいんじゃないでしょうかね。

さてでは私の個人的な今年の漢字は、

『早』

にしたいと思います。

とにかく今年一年過ぎるのが早かった。
理由はいくつか思い当たります。

まず、単純に仕事が忙しかったのはあります。
というのも、企業のメンタルヘルスや研修は徐々に再開し始めたとはいえ、未だ一時休止しているところも多く、その空いた時間をカウンセリングの枠に回したためというのはあるのですが、なにより昨年に引き続き新規のクライエントが今年もずいぶん増えました。

そして個人的な感覚として、季節感がなかったので印象に残らなかった。
季節のイベントといいますか、初詣や夏祭り、紅葉狩りにクリスマスなど世間の話題で季節を感じることってありますよね。「ああ、そんな時期なのか」的な。自分が参加するしないに係わらず周囲でそういった話題があると季節感を感じるのですが、今年も去年に引き続き中止や縮小も多く、いまいち空気感が感じられなかったのでしょうね。

振り返ってみるとやはり今年もコロナに振り回された一年だったのかもしれません。
来年は平穏で良い意味で普通な一年になることを願います。
きっと、これまでは当たり前だった日常が戻ってきたら、普通であることに感謝ができるような気がします。

それでは皆さん、良いお年をお過ごしくださいませ。


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2021年12月30日木曜日

前向きに年末を過ごすコツ



早いもので、2021年もあと1日となりました。
当ルームは31日からお休みをいただきますので、普段は不定休営業をしている当ルームにとっては年に一度の定休となります。

といいますか、前回の更新からまたずいぶん間が空いてしまいました。
毎回頻繁に更新しようと心掛けながら、結局日々に忙殺されてしまう。このパターンももういい加減卒業せねばと思いまた今年も一年が終わろうとしています。

話は変わりますが、ここ数ヶ月は名古屋の栄の街はずいぶんと人が戻ってきたように感じます。かつての賑わいとまではいかないまでも、飲み会帰りらしき人も珍しくなくなってきました。
新たな変異株の心配はありますが、WITHコロナというんですか? 経済活動と上手く折り合いをつけてこのまま進んでゆきたいものです。

私はといいますと、今年もやはり基本的には仕事以外では巣ごもり生活の一年でした。
ワクチンを接種したといえども、仕事柄たくさんの人と接する機会が多いので、極力ご迷惑をかけることのないようリスク管理を優先した次第です。
唯一の遠出は親戚の法事で四国に行ったくらいですかね。うどん美味しかったです。

ということでもう年末です。
毎年この時期になると言っているので、またそれかよ、と思われてしまうかもしれませんが大事なことなので今年も言わせて頂きます。

一年が終わるといっても、ただの暦の上の話ですからね。別段焦る必要とかないんですよ。自分の人生は自分のペースで進めればいいので、年末の慌ただしい空気間に引っ張られる必要なんてないですからね。

どうしてもこの時期というのは、今年が終わるという空気のせいで『一年の成果』『今年の成長』などを意識してしまいがちです。
そして未達成ややり残しに対して、不甲斐なさや失敗などを感じて自分を責めてしま人が多くなります。
勿論、一年というきりのいい期間を持って自分を振り返るという機会は成長や達成の目安としては効果的だと思います。ですが、人にはそれぞれ都合やペースってもんがあります。
一年なんてあっという間です。たった365日でそうそう大きな変化は起こりません。
特に今年も、去年に引き続きコロナの影響が大きいイレギュラーな一年でしたしね。

年が変わるこの機会に一年を振り返るのは構いません。ですがそこに成功/失敗などの優劣をつけるのではなく、ただ今年の自分を思い返してみてください。
その上で反省点や満足いかないことが多いなら、これからすべきことを考えましょう。
まずは一つ、何から始めてみようとか、新しいことを試してみようとか、今年の反省を活かして違うことをしてみようとか。なんだっていいのです。
その時は『すべき』ではなく『したい』を考えてみるとなお良いでしょう。

一年の節目を有効活用するなら、後悔ではなくリセットとして捉えて、まずは自分が何をしたいかを自分の素直な心に問うてみてください。
そしてその為に何をすればよいのか、それを始めるきっかけとしてなら新年というのは気持ちが切り換えやすいタイミングになるのではないでしょうか。


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2021年11月16日火曜日

クアッカワラビーに学ぶ幸せ術



クアッカワラビーという動物がいます。
オーストラリアに生息する有袋類で、通称『世界一幸せな動物』と呼ばれ親しまれています。
通称の理由はその表情。クリっとした瞳とクイっと上がった口角、それに人を警戒しない懐っこさもあいまって観光客にも人気の動物だそうです。確かにとても愛嬌のある満面の笑顔のように見えます。彼らが実際楽しい気持ちでいるのかどうかは彼らにしかわかりませんが。

さてそんな話題から今回は『笑顔』についてお話ししようと思います。
笑顔でいると自然と気持ちが明るくなって楽しくなる、そんな効果を聞いたこと、または実感したことのある方も多いのではないでしょうか。
これ、斜に構えた解釈をすれば脳を騙して楽しい気にさせていると言うことで、もう少し詳しく解説すると快楽に関連する神経伝達物質であるドーパミンが笑顔の表情筋に反応して活性化する、という人体の機能っぽくてなんとも味気ない理由なのですが、結果的に楽しい気持ちになれるのならいい方法だと思います。
そして逆に、しかめっ面をしていると本当に不幸な気持ちになってくる。人間ってそういうものです。

人体の機能的なものだけでなく認知的な要因も含めるのなら、
笑うことで気持ちが楽しくなれば、自然と見える景色も変わってきます。たとえ現実は変わらなくても楽しいというフィルター越しに見た世界はきっと楽しげなものでしょう。案外楽しみなんて捉え方次第で何からでも見出せるものなのかもしれません。

スタートは嘘でも笑顔でいたらいつのまにか本当に楽しくなってきた、そう考えるとそれはもう立派なセラピーと言っても差し支えないのではないでしょうか。
実際カウンセリングでも、現在進行中で抱えている問題があるのだけれども、そのことをテーマにするのではなく気分転換に楽しい話をしたい、そんな希望をされる方も少なからずいらっしゃいます。
それってカウンセラーである私としてはとても素晴らしい考え方だと思ってるんですよね。
というのも、状況や物理的に今すぐの完全解決が望めない悩みに対してストレスを溜め込んでしまうのではなく、解決のチャンスが訪れるまで待つという選択も一つだと思っています。
「時間が解決してくれる」なんて私の立場が言ってはいけないことかもしれませんが、時間でしか解決できない悩みがあるというのも一つの真理だとも思うのです。
とはいえその時間を悩み苦しみ過ごすというのは精神的な負担が大きすぎてもたない、もしくは副次的な症状が起きてしまうこともあります。
例えば、心配事で寝つきが悪くなり、不眠になってしまい精神症状を引き起こすなどです。
そうならないために、強制的に楽しい気分にすることで気持ちをリセットして、直面しても解決できない悩みから一時的に目を背けてやり過ごすというのも、解決に向かった積極的な行動の一つだと言えるのではないかと考えます。
しんどい時や辛い時は、とりあえず笑うを目標としてみると、なにかしらの糸口が見えてくるかもしれません。 


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2021年11月1日月曜日

秋の空模様はまるで恋心のように移ろいやすい


 

11月に入りました。最近めっきり寒くなってきましたね、と思えば汗ばむほどに暖かい日もあったり。気候の定まらない寒暖差が激しいこの時期は自律神経が影響を受けがちなので体調管理には気をつけてくださいね。

安定しない大気模様を例えて『女心と秋の空』などと申します。
ですが、心が移ろいやすいのは女性だけに限ったものではありません。
というよりこの諺は元々は『男心と秋の空』という男性の浮気心を例えた諺でした。明治時代に時代背景やイギリスの諺の影響を受けて『女心~』が派生したようです。
本来は浮気心を例えた諺でしたが、だんだんと喜怒哀楽全般の情動に意味が広がっていったことから、男性に比べて情動表現が豊かな傾向のある女性のイメージになっていったのかもしれませんね。

さて、うんちくはこのくらいにして、本来恋心も含めて男女関係なく人の心というのは移ろいやすくコロコロと変わるものだということが言いたいわけです。
好きだったものが嫌いになったり、やりたいと思っていた事がやりたくなくなったりと、そんな経験は誰しもあるでしょうし他人のそんなところを見たことだってあるのではないでしょうか。
そういったコロコロと変わる気持ちをストレートに表現すると、不安定やわがままに思われてしまうかもしれないので我慢をしてしまうことも多いですが、素直な気持ちというのは案外一貫性がないものなのかもしれません。

一貫性がないことを意志が弱いとか自分勝手だとか考える方もいるかもしれませんが、ある意味それは自分の心に正直でいられているということでもあります。無意識なんて葛藤や矛盾や相反する感情などが当然のように同時に存在していますしね。

カウンセリングでは、その時によってコロコロ変わる感情にも寄り添っていくことによって、気持ちの積み残し・やり残しなどのないように処理していくという関わり方も大切な役割です。

そしてこれは感情だけでなく価値観などにも同じことが言えます。
その人の人生観の土台となっているような強い価値観だったとしても、生涯変わらず持ち続けるというわけでもありません。出来事や経験などによって価値観も日々変わっていきますし、持っていることで不具合を起こすような価値観であれば積極的に変えることも時には必要です。
大きな価値観を変える(捨てる)と自分が変わってしまうのではないか、そんな抵抗を感じる方も少なくないのですが、変わってしまうのではなく新しいものを取り入れると考えれば、それは『変化』ではなく『成長』として納得できるのではないかと思います。
価値観を広げる、という言い方もできるかもしれませんね。

人が生きるということは変わるということでもあり、瞬間瞬間で全く同じ自分というのは存在しないと言ってもいいでしょう。
自分を変えたい/変わりたいと思っているのであれば、全てを変えてしまうのではなく、どこをどのように変えたいのかを明確にすることで、より効率的に理想の自分に成長することも可能だと思います。


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2021年10月5日火曜日

知識は力なり



カウンセリングの中で、心や思考の働きなどについて心理学的な知識をクライエントさん説明することがあります。
心理教育的なアプローチの一種になるのかな?家族援助や教育領域などではよく使用されるのですが、カウンセリングでも有効なアプローチの一つになります。
例えば不安が強い方に対して、不安になるメカニズムを知ってもらうとか、不安軽減の対処法を伝えて練習してもらうとか。要するに専門知識を伝えることで問題の軽減を目指す方法です。

私は知識というのは大切だと考えていて、「なぜこんなことが起きるのかわからない!」と混乱したり無用な自責に囚われることなく「自分の今のこの状態は、こういう理由でなっているのだ」と自分に起きている症状や状態の理屈を知り把握ができることは改善への心強い味方となってくれると考えます。

わかりやすい例をいくつか挙げましょう。

例①
体調不良の時に電車で倒れてしまった人が、それ以来体調が悪くないのに電車に乗ると体調不良を起こしてしまう。
それは、一度倒れた時の恐怖が強く「またああなってしまうのではないか」という『予期不安』が強いストレスとなり症状を引き起こしている可能性があります。
これは認知療法の理論です。

例②
子供の頃に虐待など親と良好な関係を築けなかった人が、大人になってもいじめに遭ったり他者と上手く関係を築けない。
それは、幼少期に親との関係で「自分は愛される存在なのだ」という信念を獲得できなかったために、無意識に同じような経験を繰り返そうとしている可能性があります。
これは交流分析という理論です。

このように、自分の心で起きていることなのに本人は自覚できずにいることで、症状や傾向として問題を引き起こしてしまうことがあります。
※上記の例はあくまで一つの可能性というだけで、必ずそうだと決めつけるものではありません。カウンセリングではその方の詳しい状況をお伺いしながら様々な可能性を探してゆきますのでご安心くださいませ。

そしてこれは冒頭で言ったように、本人だけでなく家族やその障碍受容にも言えることです。発達障害のお子さまに対しては、親が発達の仕組みや段階を知ることで適切な関わりの指針にもなります。

少し話が外れますが、私は子供の頃いわゆる怖い話が好きでした。時代的に冝保〇子さんなど霊能者がたくさん活躍していた時代でもあったのもあるでしょう。
よく出てきた霊体験の経験談で、「巨大な顔が襲ってくる」「部屋に知らない人が現れる」など未知の現象を当時は恐ろしく感じていました。ですが今になれば、それらの現象は認知症の典型的な症状であり霊現象ではないことがわかります。
※認知症の中での『レビー小体型認知症』です。近年では漫画家の蛭子能収さんが公表されたことで話題になりました。
※これもあくまで可能性の一つです。私は霊的現象を否定する立場というわけではありませんので誤解なきようお願いします。

色々な領域の話をしてしまいましたが、お伝えしたいことをまとめると。
まずは自分に起きていることを把握し、原因があるなら原因を明確にして、よくわからないものを理解ができるものにすることで自然と解決方法も見つかってゆく場合もある。ということです。
経験上、理解ができたことで自ずと問題が解決するという例も沢山見てきています。

自分で上手く整理できなかったり理解ができないことも、意外と専門分野では研究されていたりします。
私たち専門家はそういった知識と経験を持って、丁寧に話を聞くことで様々な可能性を模索しながら、その方にとっての最良の解決方法を探すお手伝いをしてゆきます。


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2021年9月21日火曜日

近況報告的なもの



いやいや、前回の更新から随分空いてしまいました。
なんだか毎回こんなこと言ってますが・・・。流石にあまり更新が止まっていると心配のお声も頂いているので、近況報告をさせていただこうかと。

9月21日現在、愛知県もいくつかの都道府県と同様に緊急事態宣言が引き続き発出されています。
コロナ禍ももう2年に差し掛かろうかとしています。当初はここまで長期化するとは誰が予想できたでしょうか。
幸いなことに、当ルームのスタッフはじめ利用頂いている方たちには感染の報告はなく、日々のカウンセリング業務も変わりなくご提供させて頂いております。
いや、変わりなくということはないですね。対面からスカイプに移行されたり、県外にお住まいの方には継続をお休みされている方もいらっしゃいますし、そもそもマスク着用でのカウンセリングという変化はあるものの、営業自体は通常通り続けさせていただいているといった感じです。

とはいえ、不要不急の外出への自粛が呼びかけられているので、継続利用の方を中心にして、新規のクライエントへ積極的に呼びかけるような行動は控えていました。
ブログ更新を休止していた最大の理由はそれでして、コロナ過がせめて収束するまでは少し身を潜めておこうかと考えていました。
もちろん自主的に問い合わせを頂いた新規の方をお断りをする理由はありませんので、現在も通常通り新規のお問い合わせもお受けしていますのでご安心くださいませ。

あとは単純にとても忙しくブログに時間を割く余裕がなかったという理由もあります。
というのも、皮肉なことにむしろコロナ過になってから新規でのカウンセリングの件数は増えています。

理由は色々考えられます。
先の見えない不安、閉塞した空気感によるストレス。
なにより人との関わり・接触を減らさざるを得ないことでの心理的な影響も大きいでしょう。
逆に、外出自粛やテレワークにより家族の時間が増えたことで、これまでとは違った家族間の距離感への戸惑いもあるようです。
更に、一人の時間が増えて自分自身について考える機会が増えたことで、これまで向き合わずにやり過ごせてきた問題と直面する方も少なくありません。
要するに生活様式の強制的な変化は、これまで内包しつつも表面化していなかった問題から目を背けることができなくなった、というケースが多いように感じます。

例えば、自分の存在価値に対する不安や恐れを紛らわすため、常に他者と一緒に行動することで安心を得ていた人がその機会を奪われたとしたら、どこで自身の存在を認めればよいのでしょう。
また、円満とはいかないまでも均衡が保たれていた家族が、顔を合わす機会が増えることで衝突が増えてしまうのも自然なことかもしれません。
もっと単純に、日々の愚痴を飲みの席で聞いてもらうことで発散することで何とか凌いでいた人がその場を奪われたら。
そう考えると、今の情勢はメンタルの安定にとって誤魔化しの利かないシビアな現実を直面させる要因のなんと多い事かと思います。

そんな背景もあるのでしょう、結果的にコロナ前よりもカウンセリングの予約が急増しています。
偶然なのかなるべくしてなのか、現在当ルームは感染対策として企業研修を一部休止していますので、その空き時間もありなんとかカウンセリングのご希望の大部分にはお応えできている現状です。
このような時勢だからこそ、メンタルケアが求められるのでしょうし、カウンセラーとしてお役に立てる時なのだと思い、日々業務にあたらせて頂いております。

近況報告のつもりがまるで決意表明のようになってしまいました。
この世界規模で起こっている未曽有の危機的状況を、皆で乗り越えるために今できることを尽力してゆきたいと思っています。
一人では抱えきれない悩みがあるなら、一度相談くださいませ。

※当ルームでは感染対策として、アルコール消毒液設置、椅子・テーブル等消毒の強化、お部屋の換気、所属カウンセラーのワクチン接種と定期検温とこまめな手洗い、マスク着用等を徹底しております。
ご利用のクライエント様にもマスク着用を願いしておりますので、ご理解頂けますようお願い致します。


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