2020年3月17日火曜日

こだわりの理由②


少し前の記事で、当ルームのティッシュはクリネックスに拘っているという話をしたところ、そういった裏話(?)的な話をもっと聞きたいと、数人の方にリクエストを頂きました。
私としては裏話のつもりはなかったのですが、なるほど確かに、備品のこだわりなどはカウンセリングの中では話題に挙がることではないですしね、こぼれ話として興味深く感じて頂けたのなら幸いです。

さて、そんなこぼれ話と言いますか、私のカウンセリングルームへのこだわりのようなものについて今日も書いてみようかと思います。

今回は相談者さまからもよくお声を頂く、『香り』についてです。
よく、「いい匂いがしますね」など言ってもらえるのですが、
当ルームでは、室内で焚いているアロマの精油は『ラベンダー』に拘っています。
ラベンダー単体だけでなく、カモミールとミックスすることもありますが、ラベンダー要素は外さないようにしています。

ラベンダーの香りには「酢酸リナリル」が含まれており、セロトニンの分泌を増やす効果があります。
自律神経を整えて副交感神経を優位にするので、鎮静効果が高くストレスや不安に対して精神的な安定をもたらせてくれます。
そして精神的なものだけでなく、不眠、頭痛、生理痛なども緩和してくれます。

つまりはリラックス効果がとても高いということですね。
カウンセリングを効果的に行うためには、リラックスして臨んでいただく事も大切です。

カウンセリングに来られる方で、特に初回の方は不安を抱えていることが多くあります。
それは、カウンセリングに至る動機となった悩み事だけでなく、カウンセリングを受けること自体に感じるストレスや不安です。
初めて訪れる場所で、初めて会うカウンセラーなわけですから。

「カウンセラーはどのような人物なのだろう。信用できるのだろうか」
「自分の悩みをちゃんと受け止めてくれるのだろうか」
「自分の悩みは解決することができるのだろうか」
「馬鹿にされたり怒られたりしないだろうか」

そんな様々な不安を抱えつつ、勇気を持って一歩踏み出してカウンセリングに足を運んでくれたのです。
ですので我々カウンセラーは、出来得る限りの安心をご用意して、相談者さまをお迎えする義務があると思っています。

カウンセリングが進む中で、悩みの本質と向き合う時や、乗り越える作業が必要な時、新しい自分の一面を発見する時などは、不安や緊張があってもそれは仕方ないことでしょう。
むしろ、それらが解決の力を生み、改善の土台となる強さを作ってゆくこともあります。
だからこそ、ここ一番で頑張ってもらうためにも、カウンセリングの空間は安心したリラックスのできる空間として環境づくりを心がけています。

他にも、椅子の座り心地、壁紙の色、BGMなど。
リラックス空間を演出するちょっとした工夫は、可能な限り準備しています。
本当にちょっとした工夫なのですが、そんな一つひとつがカウンセラーからの、相談者さまを応援する気持ちだと思って、安心して来て頂ければと思ってます。

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