2020年2月7日金曜日

自己免疫機能を上げて乗り切りましょう


2020年も2月になりました。
最近の話題はなんといっても新型コロナウイルスによる肺炎。
連日ニュースで注意喚起がされていながらも、実態がなかなか見えないことから不安は高まってしまっているようです。

コロナウイルスの話題に隠れがちですがインフルエンザも流行っているようですし、何かと体調管理が気になるこの時期ですが、皆さんも対策されていると思います。

私も職業柄人と接する機会も多いので、細心の注意を払っています。
基本としては手洗いうがいマスク。
マスクは予防というよりも感染拡大予防の側面が強いものですが、それでもできる対策はするに越したことはないと思っています。

そんな物理的な対策に加え、とても重要なのが
ウイルスに負けない体つくり。
つまり自己免疫機能の強化です。

免疫力を上げることで体の恒常性の維持は、新型肺炎だけでなく健康には欠かせないものです。
そして、免疫を正常に機能させるためには自律神経を整えることが大切です。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、
交感神経は緊張状態や活動時などに活発になり、末梢神経からはノルアドレナリンが放出され、身体機能の活動を高める役割があります。

副交感神経は、リラックス時に働き、末梢神経からはアセチルコリンが放出され、身体を回復させる機能や内臓の機能を高めます。
そして副交感神経が優位であると免疫機能の向上も期待できます。

つまり、免疫機能を上げるには副交感神経を活性化させることが有効であるということ。
もちろん双方のバランスが極端に崩れると自律神経に良くないので適度にではりますが、現代人はストレスや生活習慣により副交感神経が乱れている割合が高いとされています。

少し科学的根拠からは離れますが、
末期のがん患者が自分の好きなことをしていたらがんが消えた、などのレアケースも免疫機能の強化によるとも考えられますし、
宗教的にも『笑い』というのは魔を払う効果があるとされているのも、関係がある気がします。
経験のある方もいるのではないでしょうか。
心配事や落ち込むことがあり元気がない時に風邪をひいて寝込んでしまったり。
高ストレス状態では体の免疫機能が落ちて体調を崩しやすくなるというのは、身近に実感できます。

そんなメンタル的な対策だけでなく身体的な対策としては、体を温めること。
特に内臓を冷やさないことは副交感神経に良い効果を与えます。

心も身体も整えて、この時期を乗り越えたいものです。

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