2015年9月23日水曜日

専門の道具


先日買った天ぷら鍋を使ってみました。
今までも揚げ物はしていたのですが、それほどの頻度でもなかったので専用の鍋の必要性をあまり感じず、中華鍋で代用していたんです。
(危ないからやっちゃいけないことだったかもしれないけれど)

で、先日たまたま気に入ったものを見つけたので購入してみたんですよ。別にそれほど高性能というわけでもない、まぁ普通の天ぷら鍋を。

びっくりしましたね。
揚げ物しやすいのなんのって。
きれいにカラッと揚がるんですよ。

今日の天ぷらの材料は、
なす、ししとう、ちくわ(チーズ入り)、しそ、ウインナー、角麩、かぼちゃ、かしわ。
どれも美味しかったです。

そしてもう一つびっくりしたのが、
油を鍋から捨てる時に、きれいに流れる用の排出口が設計されているんですね。
おそらく天ぷら鍋には当たり前の機能なのでしょうけど、初めて専用鍋を使った私には感動的な便利機能でした。

そう、『専用』ということなんですよ。
やはり、そのためだけにデザインされた専用器具というものは機能美が美しい。

専用ということは、『プロフェッショナル』ということなんですよ。
ある目的のために無駄を排して機能性を優先して設計されたもの。

私は、普段から仕事に対して『プロフェッショナル』であることを大事にしています。
カウンセリングを行っている、その限られた時間の間は心理カウンセラーとしての役割として、装置として機能することが、最も大事なことだと考えます。
それが、大事な時間とお金を使ってカウンセリングという特別な時間を求められた相談者に対して最優先で提供するものだと。
そしてそれこそが『プロ意識』というものだと。

当たり前のことを言っていると思われる方もいるかもしれませんが、それが徹底できていないカウンセラーは意外に多いものです。

『役割として機能する』と表現すると、冷たく、機械的な印象を感じさせてしまうかもしれませんがそれは誤解です。
カウンセラーとしての役割というものには、
相談者に対する絶対的な尊重と、心底から理解し受け止めようとする心の準備、そして相談者のニーズに可能な限り応えようとする真摯な態度。
それらを備えていることがカウンセラーとしての存在であり、それは表面的に備えられるものではありません。
だからこそ、カウンセリングは時間と場所を限定することで提供することが可能となるのです。

そしてそれが、プロとしての責任です。たるみでした。


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