2016年10月1日土曜日

都市伝説の正体


今日、都市伝説の番組を観ていました。
例のあの番組です。ちょっと怖かったり不思議な都市伝説の紹介をメインに、
ケンコバの下ネタとサバンナ高橋の空耳ネタで締めるあの番組です。

都市伝説って好きなんですよ。
単純に怖い話としての楽しみ方もあるのですが、
同時に、都市伝説の背景を考察してみると面白い発見があったりします。

「怖い話を作ろう」という目的で作り出された都市伝説と違い、
自然発生的にいつの間にか子供たちの間で噂になっているような都市伝説なら尚更です。

例えば、よくある都市伝説の形として、
なにかしらの『怪人』的な人物が、異様な行動をしつつ子供たちに危害を加える、というような都市伝説はその発生年代や発生場所などを調べていくと、
似たような形の事件や事故が起きていたということが判明したりします。

ある意味それは
「この事件こそこの都市伝説の始まりだ!」
そんな風にオカルティックに捉えることもできるのですが、
少し違う見方をすると、

その事件をきっかけに、再発しないように大人たちが子供たちに教訓として作った話、なのではないかという推論もできます。
しかも、事件をありのまま伝えたのでは子供たちに本質が伝わらないかもしれない、と考え、『脚色』を施すわけです。
例えば、「口が裂けていた」「鎌を持って襲ってくる」「上半身だけで追いかけてくる」などです。

なのでベーシックな都市伝説には教訓めいたオチがあるものすらあります。
「なので夜にひとりで出歩くのは危険だよ」
「だから、知らない人に話しかけられても相手にしてはいけないよ」
「こうならないように、危ないと言われているところには近づいてはいけないよ」

そうすると、都市伝説の発生が、子供たちの噂話から広まるというのも納得ですね。
大人が子供たちを守ろうという意思がそこにあるのですから。

つまり都市伝説の中には、『意思』によって意図的に生み出されたものも多くあるということです。
そして意思から生まれた都市伝説は一人歩きをします。
『嘘から出た真』とでも言いましょうか。

「噂のあの怪人が出た!」
意思から生み出された作り話の怪人が、子供たちの想像力や勘違いから実在の存在になっていくこともあります。

例えば最近の幽霊の目撃証言に、
『髪が顔が隠れるほど長い』『白いワンピースを着た』『女』
という特徴が異常に多い気がします。
そこから推察できるのは、鈴木光司著の小説『リング』に登場する貞子は、今や『幽霊』という概念の具現化に大きな役割を担うまでになっているようだということです。

意思の力って凄いですね。
存在しないものを概念として存在させてしまうほどの力を持っています。




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