2016年10月2日日曜日

一言カウンセリング⑦~「多くの悩みは時間が癒し、解決してくれる」~


「多くの悩みは時間が癒し、解決してくれる」

これはとても極端な考え方なので説明が必要だと思うのですが、
気休めの慰め言葉でよく使われる「時間が解決してくれるよ」とは少し違います。

人が抱える悩みを大きく分類するなら、
『環境要因』による悩みと、『感情』に属する悩みに分けられると考えます。

『感情』に起因する悩みの場合は、時間が経っても消えず、むしろ長期間抱えることでその感情がますます大きくなる場合すらあります。

一方『環境要因』から生まれる悩みの場合は、時間が経つにつれて環境も変わり悩みそのものがなくなる、または形を変えることがあります。

例を挙げるなら、相談の場で多く語られる対人関係の悩みだとして、
学校であれ会社であれ、同じ人間関係が一生続くことはありませんし、もっと長いスパンで考えれば、『亡くなる』ことでその人間関係の解消もあります。

『辛い環境』というのは始まりがあれば終わりがあります。
時間の流れに逆らえない限り、我々の環境は常に変化の可能性を含んでいます。

これはまた違う心理学の理論なのですが、もしも辛い環境が継続し続けているなら、それは継続させる要因は自分にあるという考え方もあります。

「時間が解決てくれるなら、解決のお手伝いをする役割である我々カウンセラーなんて必要ないではないか」
そう言われてしまうかもしれません。

しかし、カウンセラーの役割は解決することではありません。
その人が、解決に至るための援助です。
ということは、
いつか時間が解決するまで、辛い状態に耐える援助をすることもあれば、
待った末の解決のタイミングに効率よく解決するための援助であったり、
解決のタイミングがカウンセラーの存在によって起きるということもあります。

ある意味、カウンセラーも環境の一つなのかもしれません。

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