2015年5月21日木曜日

『教わる』という幸運

大人になると人から物を『教わる』という機会は減っていきます。
それは、自分がたくさんのことを学び、自らの知識や行動に取り込むものが増える結果、教わる必要性が減るということですので、それ自体は大変に喜ばしい成長と言えます。
しかし、全てのものを学び切ることは不可能ですので本来なら『教わる』ことは一生かかってもなくなることはないはずです。

知らなかったことを知る、出来なかったことが出来るようになる
というのは何歳になっても喜ばしいもの。『生涯学習』なんていう言葉もありますものね。
だとすれば、『教わる』機会があるということはやはりとても喜ばしいことなのでしょう。

大人になると、プライドや経験が邪魔をしてなかなか人の教えを素直に聞き入れることが難しくなる面もあるとは思いますが、やはり『教わる』ということの価値を知っている方は、貴重なチャンスと捉えることができる方なのではないかと思います。

実際私も講師という仕事柄、人に物を教えるということを恐縮ながらさせていただいております。
自分の子供ほど年の離れた講師である私の講義を、真剣に取り組んでくれる年配の方も多数いらっしゃいます。そんな方々には本当に感謝と尊敬を感じます。

さてそんな私は、数年前からキックボクシングのジムに通わせていただいています。
きっかけとしては、学生時代に空手を習っていたことや、仕事中心の生活で体力の衰えを感じたこと程度の動機だったのですが、それでも今はもう辞めることを考えた事がないほど自分にとって大切なものとなっています。

その楽しみのひとつに、『教わる』ということがあります。
もう10年以上前に空手を辞め、それからもせっかく身につけたものが衰えることが嫌で、自分なりには鍛錬をしてきていました。
出来ていた技が出来なくならないように。
勘が衰えないように。

しかし、今こうしてジムに通っていると、毎回のように指導を受けます。

「腰が回ってないよ」
「スタンス(足の幅)が狭いよ」
「変な癖がついてるよ」

自分一人では気づかなかったこと、知らなかったことを先生が指導をしてくれる。
これがとても嬉しいのです。
どうしても自分一人では限界があり、自分の経験の中だけで自己満足になっていたところをあっさり超えて新しい発見をさせてくれます。

これからも『教わる』ことのありがたみを感じて精進していこうと思います。

とはいえ、なかなか真面目に通えずいつまで経っても劣等生のたるみでした。

たるみの通っているジム、
『アーネスト・ホーストジムJAPAN』さんです。(クリックでリンク先飛べます)
K-1世代なら誰もが憧れたアーネスト・ホースト先生の技を学べるキックボクシングジムです。



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