2015年6月2日火曜日

日本年金機構の情報漏洩について思ったこと

日本年金機構の情報漏洩についてニュースで騒がれています。
流出したのは合計125万件。その内で氏名・年金番号・生年月日・住所が含まれているものが約5万2000件ということで、年金を支払っているなら誰しも他人ごとでない問題です。

どの程度の実害があるのかは疎い私にはわかりませんが、今年10月から予定されているマイナンバー導入にも不安を感じてしまいますね。
流出経路は職員がウイルス添付のメールを開いたとのことらしいですが、
それだけ大事な情報がオンラインだったことに驚き。
情報の入ったサーバと職員の業務PCは別のネットワークではなかったんですね。そりゃ危険だわ。

インターネットは日本では1990年頃から登場し始め、2000年頃から急速に普及、2013年には80%を超えているそうです。更に今はスマートホンの普及も手伝い誰もが何かしらのネットワークに繋がっているといえるでしょう。

ネットワークに繋がるというのは大変便利であり、もはや我々の生活にはなくてはならないものとなっていますが、反面その危険性は常に語られていました。
代表的なものが、『個人情報』の扱い方。

多くの利用者のいるSNSでは、本名やアドレスなんて当然、出身地や出身校、所属する会社・団体、果ては電話番号や住所まで公開している人も少なくありません。
それが悪いと言っているわけではありません。
しかし、自分の情報が大げさでなく全世界に配信されているということを自覚しているのかが問題なのだと感じます。

たまに起きるニュースで、未成年が飲酒や喫煙、犯罪行為をSNSで公開して、騒ぎになることがあります。
それら当事者は、きっと仲間内で話している感覚で公開したものが、まさか誰でも見られる状態にあるとは想像が至っていなかったのではないでしょうか。
そして決まって言います。
「インターネットは怖い」

そうではないんですよね。
危険なのはインターネットではなく『無自覚』であること。

これからはますます、個人でも仕事でもインターネットなしにはいられない時代になっていくのでしょう。
自分も仕事柄、個人情報は厳重に扱わなければならない立場です。
今一度、自覚を持って利用しなければならないなとつくづく思います。

無人島にひとつ持っていくとしたら?という質問の答えは「ネットとamazon!」なたるみでした。


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