2015年6月1日月曜日

不安を感じた時にあなたならどうする

新しいことを始める時には『不安』というものがつきものです。
「こうなってしまったら……」
「あれはきっと駄目だ……」
そんな風に、未だ来てもいない不安に頭を悩ませ、身動きが取りづらくなり、やがて足が止まってしまう。
そうなってしまっては新しいことは始められません。

勿論、不安を感じることは悪ではありません。
未だ先の見えない未来ではたくさんのことが起こるでしょう。それらは決して自分にとって都合のよい物ばかりではないはずです。それらに対処をしていくためには、考えつくあらゆる事態を想定しておくというのは無駄な作業ではないと思います。
常に最悪の事態を想定して動け、というのも慎重さと取るのならば自分の身を助けることもあるでしょう。

しかし、その未だ見ぬ不安とどのように付き合っていくのかによって、その意味は大きく変わってきます。
大きく分けると二つあるでしょう。
ひとつは
あらゆる事態を想定して、不安やデメリットを見いだし、それを避けて進もうとする。
これから進む道が危険かも知れないから別の道を、というのは自ら選択肢を減らしてしまいます。
それを繰り返していけばいつか進む道がなくなってしまうかもしれません。

もうひとつは
あらゆる事態を想定して、不安やデメリットを見出し、いざ起きた時の対処法を検討しておく。
もし選んだ道に危険が待っていても、対処の方法を備えておけばクリアできるかもしれません。そしてクリアした先には想定していなかった道が続いている可能性もあります。
もし、その危険が乗り越えることが困難な場合は、せめて後戻り出来るだけの策は備えておく。そして戻って道を選び直せばいい。
すると、選択肢は増えます。

『選択肢』とは『可能性』。

可能性を自ら摘んでしまうというのは、後悔を生みます。
できればそれは避けたいですよね。

「やらずに後悔するよりやって後悔しろ」
そんな言葉がありますが、私はとても解釈が難しい、簡単な格言ではないように思います。
前者と後者では『後悔』の性質が違うように思うんですよね。
大切なのはリスクを想定することと、それに対処する準備。それらを持って挑むのであれば、
やってする後悔というのはないのではないかと思っています。

人生いくつになってもチャレンジャーですね。たるみでした。



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