2015年8月19日水曜日

現代本屋事情

チェコ国立図書館(プラハ)

 私は本屋が好きです。
勿論本も好きなのですが、『本屋』が好きなんですね。
なんといえばよいのでしょうか、あの本屋特有の雰囲気が好きです。

特に大型書店の、端から端まで本で埋まった棚が何列もあるあの空間。
無条件でワクワクしてしまいます。
だって、とてもじゃないけど読みきれないような本の山から自分が読みたい本を探すんですよ。
それはもう宝探しといっても過言ではない冒険です。

なので、買うことを決まった本を買いに行くよりも、
目的もなくふらっと立ち寄り、自分で面白い本を探し当てるような探索が特に好みですね。

これまでは幸運にも私の活動範囲内に大型書店があったのですが、
今の活動範囲内には残念ながら大きな書店はありません。
おかげで通勤のたびに本が増えていくという、お財布に優しくない悪癖は抑えられているともいえるのですが。

名古屋は本屋が少ないのかな?
とも思ったのですが、どうやら全国的に書店は減少傾向にあるようですね。
1999年は全国に2万2296軒あった書店数は、2014年の11月には1万3736軒にまで減少しているそうです。
昨年と比較すると298店減と、なんと1日1店近くの書店が店を閉めているというから驚きです。

理由としては、
読書人口の減少や趣味の多様化なども挙げられますが、
やはり最大の原因はインターネット通販の登場でしょう。

実際私もネット通販を活用しています。
専門書などはよほど大きな書店に行かないと見つかりませんし、取り寄せるとなると時間もかかるので、ついついネットに頼ってしまう気持ちは理解できます。

しかし本屋好きとしてはやはり寂しいですね。
表紙買いやタイトル買いで出会った面白い本というのは嬉しさもひとしおなのですが。

そんな状況に、最近は書店も趣向を凝らしているようで、
書店内に喫茶スペースを設けたり、
ギャラリーを併設したりと、本を含めての空間作りで差別化を図っているようです。
名古屋にもそういった、新しい試みの感じられる書店があれば是非行ってみたいですね。

本屋のワクワク感は、子供の頃のおもちゃ屋に行ったときのそれと似ている気がします。

本屋に行くとなぜか便意をもよす現象を『青木まりこ現象』と呼びます。たるみでした。


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