2016年6月21日火曜日

ストレスに対処法は存在するのか②


さて前回は、ストレスとはネガティブなことに対してだけ感じるわけではない、
ということをお伝えしました。
そして今日は、ネガティブなストレスについて。

自分にとって、不安や恐怖を与えるストレス要因もたくさんあります。
そんなものはない方がいいと思われる方も多いのではないでしょうか。

しかし、ネガティブなストレスだとしても、全く無い、ゼロの状態というのは実はあまり良いものではありません。

例えば、『焦り』『プレッシャー』『多忙』などは、日常でもよくあげられるネガティブな部類に入るストレスではないでしょうか。

「仕事の期日が迫っている焦り」
「期待に応えなければならないプレッシャー」
「仕事の量が多い」

そんな相談はカウンセリングの中でもよく扱われます。
そんなストレスを「無くしたい」と考えた時、
その対処法としては、ストレスを生み出しているものを排除する、こととなりがちです。

それが長期的に見てもベストならよいのですが、一時の緊急避難としてはあまりに刹那的過ぎる気もします。
そしてまた、結果的に別のストレス要因が生み出されてしまうことも珍しくないでしょう。

そもそも、「避けられない」「逃げられない」ことから生まれるストレスは、
それがあるからこそ「避けず」「逃げず」に対応できていると考えることもできます。
ストレスが努力をするためのカンフル剤にでもなっている、という感じでしょうか。

逆に、ストレスを感じなくなってしまえば「避ける」「逃げる」と回避行動ばかりを選択してしまうことになるかもしれません。

状況次第では、一時的に、または必要以上に感じてしまっているストレスから回避することは、心の健康のためには必要なことですが、
ストレスを感じない環境というのもまた不自然な、歪なものなのではないかとも思います。

生きている限りは切っても切れない『ストレス』。
無くすという方向で対処するのではなく、「折り合いをつけて上手く付き合う」
そんな方向性で捉えてみると、意外とよい解決方法が見つけるものかもしれません。


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